奥さん、友人とともに、ジャパン牧野店へ飲み物の買い出しに行きました。
お店の駐車でハンドルがやたら重かったり、何も積んでいないのに車が傾いたりしていて、何か変じゃね?と思ったら、右後ろタイヤが盛大にパンクしていました。
パンクして大分経っていたようで、空気が抜けきってペチャンコでした。中古で車買った時に着いてきたタイヤだし、元々磨り減っていて怪しいタイヤだなあ、変えなきゃなとは思っていましたが、まさかパンクしちゃうとは思わなかったよ。
前のオーナーはブリヂストン POTENZA RE050A というやたら良いタイヤを着けていたみたいですが、街乗りセダンにそんな高いタイヤは要らねーのじゃー。というわけで、新しいタイヤはヨコハマの DNA ECOS にしました。それでも 10万くらいかかりましたけど…。
新しいからなのか、静粛性に優れているのか、気のせいなのかわかりませんが、タイヤ交換以前より静かになった気がします。
パンクしていたことは残念だし、痛い出費でしたが、明後日のロングドライブ&高速道路へ出かける前に発覚して良かったです。
このまま気づかずに高速道路に乗っていたら大事故に繋がっていたかも知れません。幸運に感謝ですね…。
って hdk 氏が言ってたので、別に良いんじゃない?と思ってたんだけど、本当にいいのかどうか、簡単に考察してみました。せっかちさんのために結論だけを恐れずに言えば、Full HD は映画館で大抵の人にご満足いただける画質だと思われます。
結論では一応ああいう風に書きましたが、映画の画質は一概には言えません。
この議論は限定された条件下での考察であって、全ての場合において適用される物ではありません。議論の一人歩きは怖いので、きっぱり断りを入れておきます。
ご理解いただけたところで、以下、考察と説明をしたいと思います。
前提が何もないと考察できませんので、下記の前提を置きます。この条件が本当に妥当かどうかは私にはわかりませんが…、あまりにも変だったら教えてください。
視聴者が縞々をじっと見たときに縞々が見分けられれば、映像の解像度<目の分解能であり、映像にアラがあれば気づいてしまうと言えます。縞々が見分けられなければ、映像の解像度>目の分解能であり、アラがあっても気づかないと言えます。
視力とはヒトの目の分解能の逆数です。簡単に言うと 2.0 なら 0.5分、1.0 なら 1分(1分は 1度の 1/60)を見分けることができるという意味です(ただし静止画&視野中心部のみ、の話)。
45度は 2700分に相当しますので、視力 1.0 なら 2700本の縞を見分けられます。0.8 なら 2160本、0.6 なら 1620本です。
さて Full HD の横方向の線数は 1920本です。つまり 1920本/2700分 = 0.71本/分 ですので、1分の視角に 0.71本の縞が映ることになります。
といってもわかりづらいので、Full HD はヒトの視力に換算して 1920本/2700分 = 0.71 以上のヒトだけが見分けられる細かさ、といった方が良いでしょう。
まとめると Full HD の白黒縦縞映像を視角 45度の位置で見ている場合、少なくとも視力 0.71 未満であればご満足いただける(=アラが見えない)画質であると考えられます。
家庭用のイメージが強い BD ですが、Full HD の解像度は伊達じゃないです。映画館で映しても案外捨てたモンじゃない画質が得られそうですね。
今回は厳しい条件(中心視野&静止画)で前提を置きましたが、周辺視野で見ている場合や、動画を見ている場合は、ヒトの目の分解能はさらに下がると思われますので、メチャクチャ近くで見ない限り解像度のアラには気づきません。きっと!
でも一番重要なのはスクリーンに何が映っているか、ですよね。俺は映画を見に来たのであって、解像度を見に来た訳じゃないもんね。
GW ってことで奥さんの実家の鳥取に帰省しました。一番楽であろう経路、名神高速→中国道→鳥取道で帰りました。渋滞が何もなければ 3時間半〜4時間程度で到着します。
ところが、GW 名物のいつもの渋滞(名神高速の尼崎〜中国道の宝塚、25〜30km?)に加えて、空いているはずの中国道でまさかの事故渋滞(山崎〜佐用、20〜25km?)があり、6時間もかかりました…。非常にだるかった…。
タイヤ交換のついでに付けてもらったマルチメータ(GReddy Inteligent Informeter TOUCH)が面白いです。自分で付けることも出来ますが、配線がちょいと硬かったのでお店にお願いして綺麗に付けてもらいました。
このマルチメータは ECU の故障診断用コネクタから各種情報を取得するお手軽タイプです。ECU から取れる様々な情報を表示できます。
さらにラッキーなことに私の乗っている先代レガシィ B4 は幸運にも ECU からインマニ圧(※1)が取得できる車種(※2)らしく、アフターパーツ要らずで済みました。通常、インマニ圧やブースト圧を知るためには圧力センサーを後付けする必要があるので、これは大きな収穫でした。
複数の情報を一緒に表示できるのもなかなか面白いです。今はインマニ圧とアクセル開度の関連を見ています。この話はまた今度にでも。
(※1)エンジンの吸気経路にかかっている圧力のことです。NA 車なら負圧(自然吸気状態)、ターボ車なら負圧〜正圧(過給状態)がかかります。
(※2)車種によってはインマニ圧の表示ができない、または負圧側しか正常に表示されず過給圧は数値がメチャクチャの場合があります。買う前にメーカーのサイトで適合表を確認しましょう。未対応車種でもアフターパーツ取り付けによりブースト圧を表示させることはできます。もちろんそのときは別途料金がかかりますけど…。
レガシィさんとマルチメータの話を 3つほど。車種はレガシィ B4 2.0 GT 4WD, 5AT, 2003(TA-BL5)です。マルチメータは TRUST の GReddy Inteligent Informeter TOUCH です。
モニタの標準設定だとアクセル踏んでいないのに 15%などと狂った表示をしますので、最初にアクセル開度表示を調整します。やり方は説明書の p.55 にあるとおり、モニタの [SETTING] - [パーセント] - [スロットル] - [電圧指定] メニューから調整します。
レガシィの場合はキーを ON まで捻っても「ECU 通信エラー」とか言われて調整できませんので、一旦エンジンスタートして、キーを ACC 位置に戻しましょう。何故かはわかりませんが、こうするとエンジン OFF 状態でも ECU が生きているみたいで、調整できるようになります。
もちろんエンジン掛けたままでも調整できますが、全開にしたときの燃料が無駄だし、騒音が迷惑極まりないのでやめた方がよいでしょう…。
レガシィに乗り換えてから、上り坂でスロットル開度と加速度が一致しない妙な感じがしていたのですが、マルチモニタを付けたら理由がなんとなくわかりました。
ターボ車は常に過給されるものだと思っていたのですが、ブースト計を見る限りではスロットルをある程度(15%以上)開けないと、エンジンをいくら回しても全く過給されないようです。
私の普段の乗り方だとスロットルをほとんど開けないので、タービンが全然仕事していません。つまり NA 車で走っているようなもんです。
ですが上り坂だけは例外で 20%〜25%くらい開けていますので、0.5kgf/cm2(≒50kPa)くらい過給圧がかかります。今まで NA 車同然だったのに、いきなりターボの仕事が加わるため、加速度が全く異なるように感じた、ということでしょう。たぶん。
一つ気になる点があって、マルチメータは圧力の表示に hkPa という変な単位を使っています。私の誤植ではありませんよ…?どうもヘクト、キロ、パスカルと言いたいようなのです。
ブースト計は圧力を kgf/cm2 で表示するものが多いですが、kgf/cm2 をそのまま SI 単位系に換算すると見た目の数値が 10^5倍(1kgf/cm2 = 98066.5Pa のため)になります。
マルチモニタのメーカーは、見た目の数値が変わることを嫌って kgf/cm2 と同じ桁数にしたかった、なおかつ 10 の 5乗を表す接頭辞がなかったものだから、10^2 のヘクトと、10^3 のキロ(hk)を重ねて書いたんだろう、と推察しています。言いたいことはわかるんですが、残念ながら SI 単位系では二重接頭辞は認めていません。
車業界ではタコメータの x1000rpm という書き方が既にあるので、タコメータに習って x100kPa と書けば万事解決(2011/5/8 加筆、実際そのように表記しているメーカーもありました)。しかも kgf/cm2 と同じ文字数なので、画面に入りきらないこともないし。
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