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2023年 1月 6日

Android タブレット Lenovo Tab M10 購入

目次: Kindle - まとめリンク

Kindle Fire HD 10 の後釜として、Lenovo Tab M10 (3rd Gen, TB328FU) を買いました。ヨドバシで 37,000円くらいでした。SoC UNISOC T610 (Cortex-A75 x 2, Cortex-A55 x 6)、RAM 4GB、Storage 64GB です。バッテリーは 5000mAh らしい。UNISOC は中国系メーカー製のタブレットで採用されていますね。中国の国策の一環なんですかね?

RAM はそこそこあります。CPU や GPU は AnTuTu のスコアを見ると 19万点くらいで、数年前のミドルエンド(Snapdragon 675)と同じくらいでした。10インチクラスのタブレットの中ではミドルエンド……いや、ローエンドくらいかなあ?私はタブレットでゲームをしたり、動画を見たりしないので何も問題ありません。

使いづらい Kindle 本の購入

買う前から分かっていましたが、Kindle の本を買う手間は大幅に増えて面倒になりました。今までは Kindle Fire から 1クリックで買えましたが、これからは 4手必要になって、めちゃくちゃ面倒です。

  • Kindle アプリでリストに本を追加する
  • Web ブラウザを立ち上げて Amazon にログインする
  • リストから本を買う(1冊ずつしか買えない、予約ができない、不便極まりない)
  • Kindle アプリ側で本をダウンロードする

後から気づいたんですけど、本を買っても自動的にタブレットにダウンロードされない点も地味に不便です。イケてねーなあ。

編集者: すずき(更新: 2023年 1月 27日 19:53)

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  • カナやん 
    あまり褒められた方法じゃないですが、Amazon App StoreをAndroidにサイドローディングして、Amazon App Store経由で配布しているKindleアプリを使うと1クリックで本が買えるはずです。 
    (2023年01月24日 21:37:32)
  • すずき 
    ありがとうございます。アップデートとかセキュリティリスクを考えると常用は危険そうな気がします。。。
    不便で耐えきれなくなるまでは今の状態で使おうかなと思います。 
    (2023年01月24日 23:19:48)
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2023年 1月 4日

Kindle Fire HD 死亡の余波

目次: Kindle - まとめリンク

Kindle Fire が壊れて起動しなくなったのは昨日お伝えしたとおりですが、本体が使えなくなる以上に困った事態が発生しました。なんと 2022年分の既読/未読のデータ(約 2,000冊分くらい)がきれいさっぱり消えました。


2022年の購読数が 0 = 既読フラグが全部消えている

Kindle Fire の故障によって、近日のデータは消えても不思議はありません。が、1年分消えるとはどういう了見でしょうか?Kindle は既読/未読のデータを 1年近くクラウド側に反映しなかった?実は 1年前から故障していた?もう Kindle Fire は起動しないので、原因を調べる術はありません。

Kindle の読書補助機能

Kindle の読書補助の機能は色々とおかしくて、ダウンロードフラグがバグったり、しおりが消えたり、購読位置が巻き戻ったり、色々と変な動きをします。そのなかで既読/未読フラグは堅牢で信用していましたが、こいつもダメみたいですね。

Kindle で信用できるデータは「購入済みフラグ」だけだと思います。このフラグが崩壊したら二重購入が発生しまくるのは目に見えているので、Amazon の利用自体をやめると思います。EC サイトの根幹機能ですし、さすがに大丈夫でしょう……きっと。

既読フラグを 2,000冊分も吹っ飛ばしてくれたのは痛いですね。Kindle Fire の買いたい意欲がさらに下がりました、もう地の底に近いですよ……。

編集者: すずき(更新: 2023年 1月 5日 03:54)

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2023年 1月 3日

Kindle Fire HD 死す

目次: Kindle - まとめリンク

実家から東京に帰ってきてマンガを読もうと思ったら、なぜか Kindle Fire HD 10 の電源が切れていました。不審に思って電源 ON するとホームアプリが無限に再起動してしまう病気になっていました。通常再起動でも、電源長押しの強制再起動でも、症状は改善せず。


ホームアプリが無限に再起動

Kindle アプリを起動すると「Kindle はお使いの端末でサポートされていません。お使いの端末が端末の製造元の Android の正式なバージョンを使用していること、また端末が最新バージョンに更新済みであることを確認してください。」という妙なエラーが出て全く動作しません。


Kindle アプリのエラー画面

再起動後 1分くらいは操作できる猶予があることに気づいたので、起動直後に素早く工場初期化を選択しました。


Amazon system recovery 画面

が、残念ながら system recovery 画面が表示されるようになってしまいました。さらに壊れたようです。ありゃー。

system recovery を試す

手始めにメニューの中で失敗してもダメージが少なそうな「wipe cache partition」を実行しました。意味はわからないですが、めちゃくちゃ mount のエラーが出ます。eMMC が死んだのかなあ?


wipe cache partition の実行ログ

もはや直ることはほとんど期待していませんが、一応「wipe data/factory reset」も試しました。先ほどと同様にエラーが大量に出てます。ダメそうですね。


wipe data/factory reset の実行ログ

あと復帰できそうなメニューは「apply update from ADB」ですが、これを選んでも adb shell などは弾かれるので何も調査できませんでした。adb sideload しかできません。Amazon は Kindle の OTA パッケージを公開していないので、使い物になりません。Amazon のサポート部門の人が使うための機能でしょうね。

もうできることはなさそうだな、と再起動したところ fire の画面から先に進まなくなってしまい、見事に文鎮と化しました。あーあ……、ダメだなこりゃ……。

日記を見返すと Kindle Fire を購入は 2017年(2017年 10月 12日の日記参照)でした。5年間も頑張ってくれました。ありがとう。素直に諦めて次の機種に買い替えることにします。

次の機種

今のところ考えている選択肢は 2つです。

  • Kindle Fire HD 10 の現行世代を買う
  • Android タブレットを買って、Kindle アプリを使う

Kindle Fire は市場を破壊するレベルで安く、1クリックでマンガが購入できて非常に便利です。しかしトラブルの多さと、意味不明な変更を頻繁&勝手に入れるのがストレスフルです。初代+七代目の合計 10年間使ったものの、嫌い度が増すばかりで、可能ならもう次機種の候補に入れたくありません……。

Android タブレットは Kindle Fire と比べると高いです。あとかつての Android の Kindle アプリも 1クリックでマンガが購入できましたが、Google の嫌がらせにより 2022年 6月から購入できなくなりました(「Kindle」Android アプリ、電子書籍の購入が不可に Google Play のポリシー変更で - ITmedia NEWS)。使い勝手は悪化しました。

Kindle アプリが不便になる前なら Android タブレット一択でしたけど、今はどちらもイマイチです。どうしたもんかねえ?

編集者: すずき(更新: 2023年 1月 5日 03:20)

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2022年 12月 28日

ドラクエ 1 の「ド」

ドラクエ 1 がカタカナを削減していた話(「カタカナは20文字だけ」「没アイテムで宝箱がカラッポに」ファミコンハードの限界に挑んだ制作者たち - ねとらぼなど)は非常に有名です。ドラクエ 1 の背景テーブルの文字部分(左上です)を見ると、ねとらぼの記事に書かれていた通りカタカナは一部しか存在しません。


ドラゴンクエスト 1 の背景テーブル

さらに濁音や半濁音もありません。ドラクエ 1 の画面は 1文字に 2行使っていて、1行目は「濁点 or 半濁点」、2行目は「清音のかな or カナ」のように表示しているからです。


ドラゴンクエスト 1 の文字表示(1行につき背景キャラ 2つ分を使う)

利点はもちろん濁音や半濁音をテーブルから排除できることです。欠点としては一度に表示できる行数が減ることですが、ひらがなばかりのメッセージ欄に読みやすい行間を作り出す手法として活用していて、素晴らしい工夫だと思います。

特別な濁点、半濁点

ドラゴンクエストはハードの限界に対する工夫にあふれていて本当に面白いですが、不思議な点も見受けられます。

1つ目の不思議な点は「名前用の濁点・半濁点」です。通常のメッセージ欄で使っている濁点・半濁点とは別に専用の濁点・半濁点が用意されています。不思議と言っておいてなんですが、これは理由が割と明確で UI デザインの都合だと思われます。


名前欄専用の濁点・半濁点

素人考えだと、メッセージ欄用の濁点・半濁点を再利用すればもっと背景テーブルを節約できる?と思いますが、実際にやってみると一発でダメなアイデアだとわかります。


名前用の濁点・半濁点の表示


メッセージ欄用の濁点・半濁点を使ったときの表示

無理やり再現するとこんな感じです。点が右下にきてしまいおかしいな表示になります。

特別な「ド」

2つ目の不思議な点は「ド」です。これは私が見た限りでは名前専用の濁音・半濁音と違って「ド」を特別扱いする強い理由が見当たりませんでした。「ド」とは何のことかというと、背景テーブルの「ラ」「ロ」の横にある「ド」です。2行下に「ト」があるため「ド」=「ト」+「゛」で表現できますが「ド」だけ特別扱いです。


濁音「ド」だけ特別に存在する

まず理由として思いつくのは、コマンド欄の UI デザインの都合です。コマンド欄は上に余裕がなく、メッセージ欄のように 2行使って濁点を表現する方法は使えませんから、特別に文字を用意せざるをえなかった?という推測です。


コマンド欄

もっともらしいんですが、下記のように名前用の濁点を使えば「ド」=「ト」+「゛」に分解できます。頻繁に目にする部分であり、見た目が良くないから避けたのでしょうか?しかし同じくらい目にする名前欄は良いのにコマンド欄だけこだわる理由は?……どうも説得力に欠けます。


コマンド欄の「ド」を分解

もう 1つ思いつくのは、後から「ト」を追加したが既に「ド」を使ってたくさんのメッセージを書いてしまい「ト」+「゛」への修正が(時間、手間的に)困難だったのでは?という理由です。「ミスキト」が別領域にあること、メッセージに使われている「ド」が「ト」+「゛」になっていない点からの推測です。


メッセージの「ゴ」は「コ」+「゛」、「ド」は特別(「ト」+「゛」ではない)

しかしこれも「ラダトーム」のように「ト」を使っている部分は既にあったはずなのに、「ド」だけ修正が困難だった?……というのはちょっと強引な気もしますね。正解は当時の開発に携わっていた人でないとわかりませんけどね。もしご存じの方は教えていただけると嬉しいです。

編集者: すずき(更新: 2023年 1月 3日 00:04)

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