目次: RISC-V
最近はHiFive Unmatched(HiFive Unleashedも使い勝手はほぼ同じ)を使っていることが多いのですが、このボードは開発環境としてはなかなか魅力的です。素敵なところをいくつか挙げると、
他社のボードもいくつか使いましたけど、USB-JTAGチップ搭載のボードはあまり見かけません。通常はJTAGを使いたいと思ったら、JTAGの箱(私はSEGGER J-LINK EDUを使っています)が必要です。が、HiFive系のボードはJTAGの箱が不要です。これは地味に嬉しいです。
JTAGはベアメタルやブートローダのようなローレベル開発で重宝しますが、製品のボードにはまず搭載されることはないです。理由は単純。JTAGはデバッグ用の機能で、正常動作しているときには全く使わないからです。ボードのコストアップにしかならず、製品用の設計では真っ先に切られる機能です。以前、メーカーに居た時もデバッグ機能はソフトハード関わらず真っ先に切られていました。
利用者目線から見ると、デバッグ機能を切って安くあげるのは大正義です。利用者はまずデバッグ機能なんて使いませんし、デバッグ機能を悪用して機器に侵入するなどの被害を防ぐ効果もあります。
とはいえ開発者目線から見るとデバッグ機能のないボードやSoCは、トラブったとき解析しづらくて困ります……。なので、SoCレベルではデバッグ機能ON、ボードレベルではOFFにしておいて、不具合解析の際は特殊な治具を繋いでボードレベルのデバッグ機能をONにする設計を良く見かけます。
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