引っ越しの荷物は、終盤にヤケクソで詰め込んだ「その他」の箱が残ってしまい、進捗が極めて悪くなりました。東京の部屋は、大阪で住んでいた部屋より、部屋数も多く面積も広いです。しかし大阪より収納が少ない感じがします。
おそらく増加した面積は、お風呂や玄関といった、収納に寄与しないスペースに使われているのでしょう。お陰で部屋のグレードは明らかに良くなったように感じますし、悪いことではありません。
そもそも物があぶれているのは、収納する場所が無い(大阪でも収まってなかった)ことの表れなので、もう諦めて捨てるしかないですね…。
ちょっと古いニュースですが、皇位継承前後、10連休へ = 政府、19年5月1日、祝日化で調整 - 時事ドットコム、を読んで。
平成の次の時代の始まりに伴って、祝日が設定されるようです。特別な休日の設定は、今回に限ったことではなく、昭和から平成に移った時(1990年11月12日)も祝日が設定されました。
天皇の即位に伴う行事の名前は「(〇〇天皇の)即位の礼」と言います。即位の礼は1日で終わりではなく、かなり長い期間掛けてやります。
国事が行われる日は5日ほどあります、例えば5月1日は「剣璽等承継の儀」が行われます。この日に元号が変わります。また、即位を公式に示す「即位礼正殿の儀」は10月22日だそうです。しかしややこしいことに、国事が行われる日が、全て祝日になる訳ではありません。カレンダー屋さんは来年のカレンダー作りに苦労していることでしょう。
今のところ5月1日の祝日はほぼ確定しているようなので、このサイトのカレンダー設定も、とりあえず2019年5月1日だけ、休日に設定しておきました。2019年10月22日については、まだ良くわからないので、何かわかったら設定します。
サマータイムの検討などで、日本中を騒がせている2020年の東京オリンピックですが、実は祝日にも様々な影響を及ぼしています。「国民の祝日」について - 内閣府、を見ると、2020年だけ例外だらけのムチャクチャなカレンダーになっています。
まず2020年から「体育の日」が「スポーツの日」に変更されます。わざわざ名前を変えた意味は分かりません。さらに、
特例で祝日の日付が変更されます。海の日とスポーツの日は東京オリンピックの犠牲者ですが、山の日は一体なぜ移動したんでしょうね?意味わからん。
目次: ROCK64/ROCKPro64
やっとROCK64を置けそうな場所を確保できて、Linuxカーネルで遊べるようになりました。
先月linux-nextでRK3328のAudio(I2S)を動かそうとしていたことまでは覚えているものの、どうして動かないのか、どうやって追うつもりだったか、完全に忘れました。
引っ越し前にLKMLにぶん投げたパッチは、全てUpstreamに取り込まれたようですから、ここらで一つ、初心に帰って解析するのもありでしょう。
できればボードが訳わからん動きをした時のデバッグのため、オシロをボードの隣に置きたいんですが、自分のスペース(60cm幅の棚1つだけ)には置けそうにありません。困ったな〜。
ついでにRaspberry Pi 3もROCK64の隣に置いておきました。とはいえRasPi 3はカーネル起動時にシリアルを出す方法が分からんので、カーネル開発用としてはほとんど使っていません。
それと気のせいでなければ、RasPi 3はROCK64より一段遅い気がします。どちらも同じCortex A53 x 4で、SDカードからブートしているんですけどね。メモリアクセスが遅いのかなあ?
目次: ROCK64/ROCKPro64
また忘れてしまいそうなので、メモがてら残しておきます。
ROCK64のデバイスツリーを見ると、I2Sデバイスの先頭i2s0には2つクロックが定義されています。ラベルはi2s_clkとi2s_hclkです。再生時にマスタークロックとして使われるのは前者の方で、クロックコントローラのID: SCLK_I2S0(= 41)のクロックでした。
RK3328のクロックドライバから、SCLK_I2S0のクロックを調べてみると、クロックゲートはCRU_CLKGATE_CON1アドレス0xff440204のビット3のようです。RK3328のTRM(Technical Reference Manual)を見るかぎり、ビット3のフィールド名はclk_i2s0_enとなっているので、たぶん合ってるでしょう。
クロックの設定はCRU_CLKSEL_CON6アドレス0xff440118のようです。レジスタの値をダンプしてみると、親クロックはCPLLで分周比1/16の設定になっていました。理由は知りません。
CPLLの発振周波数として /sys/kernel/debug/clk/cpll/clk_rateを信じるなら、CPLLは1.2GHzらしいです。従ってi2s0のマスタークロックは1.2GHz / 16 = 75MHzですね。
RK3328のI2Sドライバは、2 * 32 * fs(48kHzなど)と、マスタークロックが整数比にならない場合、エラーで弾く実装になっています。オーディオ用のコーデックICの仕様書とかで出てくる表現で書くと、MCLK = 64fsです。
しかし48kHzや44.1kHzは、75MHzとは整数比になることはありません。ふーむ、困った。次は、マスタークロックの周波数を変える方向で調べてみましょうかねえ。
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