昨日(2017年9月7日の日記参照)の続きです。会社のヘッドフォンをSHURE SRH440-Aに換えたら、やたらとノイズが聞こえて困っている話です。とりあえずアンプ換えたら直ったので、アンプのせいなんでしょうけど、理由が良くわかりません。
ヘッドフォン側の差は何かあるのかなと思って、カタログを調べてみるとSONY MDR-XD050の互換機MDR-XD100(70Ω)とSHURE SRH440-A(44Ω)のインピーダンスが全然違うようです。
インピーダンスは交流に対する抵抗値のようなものです。ヘッドフォン出力は定電圧回路のはずですから、インピーダンス高い=電流が流れない=音が小さい、インピーダンス低い=電流が流れる=音が大きいです。間違ってたらゴメンよ。
SHUREを繋いだ時にノイズだらけになるのは、インピーダンスが低すぎてアンプに負荷が掛かり(流れる電流が想定より多すぎて)、リミットが掛かっているのかもしれません。
仮にインピーダンスの差だとすると、手持ちのaudio-technica ATH-TAD500(35Ω)や、Pioneer SE-M290(32Ω)を繋いだら、さらに激しいノイズが聞こえるはずです。
どうもヘッドフォンを抱えて電車に乗って会社に行くのは、かなり抵抗がありますが…。試してみたいところ。
アンプについて調べていた時 ヘッドホンアンプの出力とか、インピーダンスについて(前半)- Sandal Audioと、ヘッドホンアンプの出力とか、インピーダンスについて(後半)- Sandal Audio、の記事が大変参考になりました。
アンプ出力特性の低インピーダンス側の制約(電流がこれ以上流せない制約)に当たっているのかもしれません。しかし奇妙なのはだいぶボリュームを小さく(ウルサイの嫌いなので、ほぼ最小です)していても、シューシュー言ってることです。余程、低インピーダンスにおけるドライブ能力が低いアンプなんですかね……?
インピーダンスはヘッドフォンに入力する周波数によって変動する(あまり変動しないヘッドフォンもある)そうなので、ヘッドフォンのインピーダンスを測る方法はある?と思って調べてみました。
ヘッドフォンは周波数によってインピーダンス特性が変わるので、LCRメーターでは測れません。いや測れるには測れるんですが、望みの条件にならないので、意味がありません。
ちなみにLCRメーターでは難しい測定対象をどう測れば良いか?については、圧電素子のインピーダンス測定 - エヌエフ回路設計ブロック、が大変参考になりました。
けど、どうも素人には計測不可能みたいです。まず紹介されている計測器はクッソ高くて250万円します。他の機器を代わりにしたくても、動作原理に「正弦波発生器+フーリエ変換でゲインと位相を計測」とか書いてあって、そこらのテスターじゃ出来そうにありません。
そこまで電気回路の知識もないし。諦めよう、うん。
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