(追記)動画ファイルのダウンロードはほぼ間違いなくYouTubeの利用規約違反です。研究目的などでこのスクリプトを使うのは自由ですが、その結果YouTubeのアカウントが消されたり、Googleさんに怒られても責任取れません。あと私にも怒りを向けないでね…。
YouTubeの4K動画がSeaMonkeyで再生できないので、動画ファイル直接見てみたいなーと思ってYouTube動画ダウンロード用のブックマークレットを書きました。
javascript:
function add_link(mov_arg) {
var size = '??';
if (mov_arg.size) {
size = mov_arg.size;
} else if (mov_arg.quality) {
size = mov_arg.quality;
} else if (mov_arg.bitrate) {
size = (mov_arg.bitrate / 1000) + 'kbps';
}
var text = size + ',' + mov_arg.type.split(';')[0] + ' (itag:' + mov_arg.itag + ')';
var btn_container = document.getElementById('watch-headline-title');
var btn = document.createElement('a');
btn.href = mov_arg.url;
btn.style.fontSize = '1em';
btn.textContent = '[download:' + text + ']';
btn_container.appendChild(btn);
btn_container.appendChild(document.createElement('br'));
}
function conv_args(fmts) {
var list_split = fmts.split(',');
var list_mov = Array();
for (i = 0; i < list_split.length; i++) {
var args = list_split[i].split('&');
list_mov[i] = Object();
for (j = 0; j < args.length; j++) {
var pair = args[j].split('=');
list_mov[i][pair[0]] = unescape(pair[1]);
}
}
list_mov.sort(function(a, b) { return a.itag > b.itag; });
for (i = 0; i < list_mov.length; i++) {
add_link(list_mov[i]);
}
}
conv_args(ytplayer.config.args.url_encoded_fmt_stream_map);
conv_args(ytplayer.config.args.adaptive_fmts);
実行すると下記のスクリーンショットのように、動画タイトルの下にリンクが生成されます。リンクが邪魔だったら、リロードすれば消せます。
え、リンクが多い?私もそう思いますけど…、YouTubeは複数の解像度が用意されているので、仕方ないのです。
スクリプトをコピペしてブックマークのアドレス部分に貼り付ければ動きます。改行とかスペースなんざ無視してぶち込んでください。ブラウザさんは寛容なので細かいことは気にしないのです。
いちいちコピペするのは面倒なので、お気に入りのURL入力部分にスクリプトを貼っておけば、お気に入りから選ぶだけで実行できます。
鋭い方はお気づきかと思いますが、YouTubeには、旧Flashプレイヤー用の映像+音声一体の「旧動画ファイル」(itagが100以下くらいのやつ)と、HTML5プレイヤー用の映像、音声がバラバラになった「新動画ファイル」が存在します。
新動画ファイルは回線の速度によって適切なビットレートや解像度を選択(Adaptive Bitrate Streamingと呼ぶみたい)して送出できるように、ファイルの途中から送っても再生できるフラグメント化されたMP4形式が採用されています。
良い点は、回線が遅くても待たされないこと。悪い点は、えらく汚い動画になってしまう可能性があることです。恐らく同等の機能を採用しているNETFLIXへの対抗策だと思います。
そんな素晴らしい新動画ファイルですが、ダウンロードしてオフラインで楽しみたい人達には、実はあまり嬉しくありません。なぜなら、映像と音声がバラバラのファイルになっているため、ツールで映像と音声を1つのファイルにまとめなおすか、バラバラの映像ファイルと音声ファイルを同期再生できる特殊なプレーヤーでない限り、無音の悲しい動画しか楽しめないからです。
映像が不要で音楽だけ聴きたい人には軽くて便利なので、悪いことばかりだとも思いませんけど、大抵の場合は面倒になりますね。
今は旧動画ファイルが残っている(※)ので、そちらをダウンロードすれば特に問題はありません。しかしYouTubeはHTML5プレイヤーを標準にするなど、Flash脱却を目指して邁進中のため、いずれ全ての動画で旧動画ファイルが削除され、新動画ファイルのみとなるのは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
(※)旧動画ファイルを抹殺してしまうと、メーカーに見放されてアップデートもされない、古いテレビのYouTubeクライアント辺りが動かなくなるのかもね?
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