外付けHDDのドライバをカーネルモジュールにして、めでたしめでたし…かと思ったら、起動時に変なメッセージが出ています。読んでみるとHDD 5台構成にしたはずのRAID 5が4台構成で動いています。
md: md0 stopped. md: bind<sdb> md: bind<sdd> md: bind<sde> md: bind<sdf> md: bind<sdc> md: kicking non-fresh sdb from array! md: unbind<sdb> ...
あるぇー、なんで /dev/sdbが弾かれてるの?HDD壊れたかしら?って思ったのですが、違いました。内蔵HDDをsdfのままで一度起動したことが原因でした。
デバイスファイル名だとわかりづらいので、変化前の内蔵HDDがsdaだったときのデバイスファイル名を小文字で、変化後のsdfだったときのデバイスファイル名を大文字で書きましょう。対応表は下記の通り。
変化前 | 変化後 | コメント |
---|---|---|
sda | SDF | 内蔵HDD |
sdb | SDA | 外付けHDD 1 |
sdc | SDB | 外付けHDD 2 |
sdd | SDC | 外付けHDD 3 |
sde | SDD | 外付けHDD 4 |
sdf | SDE | 外付けHDD 5 |
上記を踏まえて時系列で説明してみましょう。
とまあ、RAIDシステムのバカなんだか賢いんだかよくわかんねえ動きをしてくれた結果、4台構成になってしまったわけです。それにしてもHDD認識の順番がころころ変わるのは困るのよねー…。
直し方は時間かかりますがとても簡単です。sdbが物理的に壊れたわけではないので、単にsdbをもう一度アレイに追加すれば良いだけです。
# mdadm --manage /dev/md0 -a /dev/sdb
こんな感じです。長くても1日ほっとけば直ってると思います。アレイを直している様子が見たければ、$ cat /proc/mdstatで概要が、# mdadm --detail /dev/md0で詳細情報が見られます。
< | 2010 | > | ||||
<< | < | 12 | > | >> | ||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
- | - | - | 1 | 2 | 3 | 4 |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | - |
合計:
本日:
管理者: Katsuhiro Suzuki(katsuhiro( a t )katsuster.net)
This is Simple Diary 1.0
Copyright(C) Katsuhiro Suzuki 2006-2023.
Powered by PHP 8.2.15.
using GD bundled (2.1.0 compatible)(png support.)