ドラクエIVをクリアしまして、ファミコン版にはなかった第6章もクリアしました。王道のゲームだけあって、システム、操作性も慣れたもんです。
以下、ネタバレ注意。といってもみんな知ってるでしょうけど。
楽しく暮らしていた故郷をピサロ御一行に襲われ、親友のシンシアが自分(勇者)の身代わりに殺される。復讐心に燃え旅立つ主人公。長い旅路の中、ピサロもまた愛するものを奪われた復讐者なのだと…、勇者はそれに気づきながらも、ピサロとの戦いを選ぶ。死闘の末にデスピサロ(ピサロ)を打ち倒し、世界に平和が訪れた。
エンディングでは勇者が仲間をそれぞれの故郷に送り届け、最後に一人自身の故郷に戻る。廃墟となった故郷の恐らくシンシアが倒れただろう広場で、俺(or私)の故郷は返ってこない、この旅は一体何だったのか…と。勇者は立ち尽くします。
これだとまぎれもないバッドエンドに見えますから、最後にシンシアが奇跡の復活を遂げてハッピーエンドとなります。しかし育ての両親や村のおっちゃん達は誰一人帰ってきません。勇者は幸せなのかと、考えてしまう話です。
ところがDS版では6章が追加されて、ロザリーがゾンビよろしく蘇るわ、ピサロ様が改心して仲間になるわで、もう何でもありです。しまいには
Ω <全てはエビルプリーストの陰謀だったんだ!
ΩΩΩ <な、なん(略
と来たもんだ。こういう展開でも別に悪かないけどさ。ドラクエIVでやってしまうと、かつての雰囲気がぶち壊しです。ちょっと残念だったなあ。
ドラクエIVは敵の息系の攻撃が、ありえんダメージになっています。タフなキャラでも最大HP 400が良いところに対して、全員に200なんてのもありますよ。耐性防具(息系ダメージ1/4軽減か、固定ダメージ軽減が多い)とフバーハ(息系ダメージ1/2軽減)がないと凌げません。
後半は1ターンで仲間全員が100以上くらって回復が全く追いつかないため、ベホマズンを連射することになります。ベホマズンの使い手たる勇者は、回復役に回ることになるでしょう。他のドラクエシリーズではベホマズンなんて滅多に使わないだけに、非常に新鮮です。
一方でスカラ系が強力無比です。スクルトを2回かければ、ほとんどの敵は被ダメが1 orミスになります。ドラクエIVでは防御力無視の打撃はほとんどないので、スクルトで打撃がほぼ無効化できます。これで息系とおあいこってとこでしょうか。
スクルト一発で防御力が200以上上がるんで、特にボス戦においては10や20の防御力差は無意味です。雑魚戦なら毎回スクルトかけるわけにはいかないからまだしも、ボス戦に挑むなら防御力より息系攻撃への耐性がある防具を探した方が強いです。
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