Java™ Platform
Standard Edition 7

パッケージ java.awt.dnd

ドラッグ&ドロップ操作は、多くのグラフィカルユーザーインタフェースシステムで見られる直接的な操作ジェスチャーで、GUI の表現要素に論理的に関連付けられた 2 つのエンティティー間で情報を変換するメカニズムを提供します。

参照: 説明

パッケージ java.awt.dnd の説明

ドラッグ&ドロップ操作は、多くのグラフィカルユーザーインタフェースシステムで見られる直接的な操作ジェスチャーで、GUI の表現要素に論理的に関連付けられた 2 つのエンティティー間で情報を変換するメカニズムを提供します。ドラッグ&ドロップは通常、適切な入力デバイスを使ったユーザーの物理的ジェスチャーによって動作し、ナビゲーション中に後続のデータ変換で考えられる結果に関するユーザーへの連続的なフィードバックを GUI の表現要素を介して可能にするメカニズムと、後続のデータネゴシエーションとデータ変換を容易に行える機能の両方を提供します。

このパッケージは、Java でドラッグ&ドロップ操作を行うのに必要なクラスおよびインタフェースを定義します。ドラッグソースとドロップターゲットのクラス、およびドラッグされているデータを転送するためのイベントを定義します。このパッケージはまた、ドラッグ&ドロップ操作中にユーザーに視覚的なフィードバックを提供する手段を備えています。

標準的なドラッグ&ドロップ操作は次の状態に分解することができます (必ずしも連続していない)。

ジェスチャー自体は、論理カーソルを GUI 階層全体にわたって移動し、GUI Component の幾何学的図形と交差します。これにより、論理的な「ドラッグ」カーソルが Component とそれに関連付けられた DropTarget に入り、横切り、その後離れる可能性があります。

DragSource オブジェクトはユーザーに「ドラッグオーバー」フィードバックを示します。通常の場合、論理カーソルに関連した GUI Cursor を動画化します。

DropTarget オブジェクトは、通常は関連付けられた GUI Component の GUI Cursor にアニメーションを描画することによって、「ドラッグアンダー」フィードバックをユーザーに示します。

フィードバック結果の判定、および必ずどちらかが発生するデータ変換の最終的な成功または失敗は、次のようにパラメータ化されます。

導入されたバージョン:
1.2
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