Java™ Platform
Standard Edition 7

パッケージ javax.xml.soap

SOAP メッセージを作成および構築するための API を提供します。

参照: 説明

パッケージ javax.xml.soap の説明

SOAP メッセージを作成および構築するための API を提供します。このパッケージは、SOAP with Attachments API for JavaTM (SAAJ) 1.3 の仕様で定義されています。

javax.xml.soap パッケージの API を使用すると、次の内容を実行できます。

javax.xml.soap パッケージの API に加え、org.w3c.dom パッケージの内容も拡張されます。これは、SOAPMessageSOAPPart も DOM Level 2 Document で、DOM (詳細は http://www.w3.org/DOM/ を参照) を使用するアプリケーションやツール、ライブラリなどで操作できることを意味します。DOM API を使用して通常の DOM ノードを SAAJ ツリーに追加できますが、SAAJ API はツリーの検査時または操作時に、SAAJ タイプを返す必要があります。この処理を実行できるように、SAAJ API (特に SOAPElement.getChildElements()) では、通知することなく SAAJ 要件に関連する不正な型のオブジェクトを、必要な型の同等のオブジェクトに置き換えることができます。この置換処理により、ツリーの論理構造が変わることはありません。そのため、DOM API のツリーも変更されることはありません。ただし、物理的なツリー構造は変更されるため、置き換えられたノードを参照する場合、すでにツリー部分ではなくなったノードを参照することになります。以降、必要がなければ、SAAJP API は SAAJ API への呼び出しに対して置き換えられたオブジェクトを通知なく置き換えることはありません。

つまり、実質的に、DOM API からの操作のあとツリー上の SAAJ API を使用して開始するアプリケーションは、ツリーがすでに SAAJ ツリーに変換されており、DOM API を使用して取得したツリー内のオブジェクトへの参照は無効であると見なします。参照が無効になるだけでなく、どちらも SAAJ API を排他的に使用できないため、SAAJ API から DOM API への切り替えは実行できません。特定の SAAJ ツリーで DOM API から SAAJ API の使用に切り替えるだけで、参照が無効になる危険が伴います。

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詳細な API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE のドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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