JavaTM Platform
Standard Ed. 6

javax.xml.ws.soap
クラス AddressingFeature

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.xml.ws.WebServiceFeature
      上位を拡張 javax.xml.ws.soap.AddressingFeature

public final class AddressingFeature
extends WebServiceFeature

この機能は、SOAP 1.1/HTTP または SOAP 1.2/HTTP バインディングでの WS-Addressing の使用を表します。ほかのバインディングにはこの機能を使用する必要はありません。

クライアントでこの機能を有効にすると、JAX-WS ランタイムは SOAP メッセージに WS-Addressing ヘッダーを含めるようになります。

Web サービス開発者がこの機能を明示的に有効にしていない場合、関連付けられた WSDL で、実装によって認識される WSDL 拡張機能要素での WS-Addressing が有効にされていると、この機能が自動的に有効になることがあります。ただし、JAX-WS のこのバージョンでは、クライアントが自動的に WS-Addressing を有効にするために利用できる標準的な WSDL 拡張機能はなく、WS-Addressing Action ヘッダーの標準のデフォルト値もありません。

移植性のある端点とそれに対応するクライアントを JAX-WS のこのバージョンで記述するには、端点はどの WS-Addressing Actions を使用するかを Action 注釈と FaultAction 注釈で明示的に指定する必要があります。クライアントは、アドレス指定をこの AddressingFeature で明示的に有効にする必要があり、呼び出しごとに BindingProvider.SOAPACTION_URI_PROPERTY を明示的に設定する必要があります。WS-Addressing の使用を WSDL で指定する方法と Action ヘッダーに必要なデフォルト値が WS-Addressing に関する W3C WG で定義されたら、JAX-WS の将来のバージョンではこれらの要件は削除されます。

必要な WSDL 拡張機能の詳細については、RespectBindingFeature を参照してください。

この機能を有効または無効にした場合の影響は次のとおりです。

required プロパティーを使用すると、着信メッセージに WS-Addressing ヘッダーが含まれている必要があるかどうかを指定できます。このプロパティーは、端点で使用される場合にのみ意味を持ち、クライアントで使用される場合は何の効果もありません。デフォルトでは、required プロパティーは false に設定されます。

WS-Addressing の詳細については、「Web Services Addressing - Core」および「Web Services Addressing 1.0 - SOAP Binding」を参照してください。

導入されたバージョン:
JAX-WS 2.1

フィールドの概要
static String ID
          AddressingFeature を識別する定数です。
protected  boolean required
          required 機能パラメータのプロパティーです。
 
クラス javax.xml.ws.WebServiceFeature から継承されたフィールド
enabled
 
コンストラクタの概要
AddressingFeature()
          AddressingFeature を作成します。
AddressingFeature(boolean enabled)
          AddressingFeature を作成します。
AddressingFeature(boolean enabled, boolean required)
          AddressingFeature を作成します。
 
メソッドの概要
 String getID()
          この WebServiceFeature の一意の識別子を取得します。
 boolean isRequired()
          着信メッセージに WS-Addressing ヘッダーが含まれている必要があるかどうかを指定するために使用される boolean 値を取得します。
 
クラス javax.xml.ws.WebServiceFeature から継承されたメソッド
isEnabled
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

ID

public static final String ID
AddressingFeature を識別する定数です。

関連項目:
定数フィールド値

required

protected boolean required
required 機能パラメータのプロパティーです。WS-Addressing が有効になっている場合、このプロパティーの値を使用して、着信メッセージに WS-Addressing ヘッダーが含まれている必要があるかどうかが指定されます。このプロパティーは、端点でのみ意味を持ち、クライアントで使用される場合は何の効果もありません。

コンストラクタの詳細

AddressingFeature

public AddressingFeature()
AddressingFeature を作成します。作成されたインスタンスは有効になります。


AddressingFeature

public AddressingFeature(boolean enabled)
AddressingFeature を作成します。

パラメータ:
enabled - この機能を有効にするかどうかを指定する

AddressingFeature

public AddressingFeature(boolean enabled,
                         boolean required)
AddressingFeature を作成します。

パラメータ:
enabled - この機能を有効にするかどうかを指定する
required - 着信メッセージに WS-Addressing ヘッダーが含まれている必要があるかどうかを指定する。このプロパティーは、端点でのみ意味を持ち、クライアントで使用される場合は何の効果もない
メソッドの詳細

getID

public String getID()
この WebServiceFeature の一意の識別子を取得します。

定義:
クラス WebServiceFeature 内の getID
戻り値:
この機能の一意の識別子

isRequired

public boolean isRequired()
着信メッセージに WS-Addressing ヘッダーが含まれている必要があるかどうかを指定するために使用される boolean 値を取得します。このプロパティーは、端点でのみ意味を持ち、クライアントで使用される場合は何の効果もありません。

戻り値:
required の現在の値

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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