JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

javax.naming
クラス LinkException

java.lang.Object
  |
  +--java.lang.Throwable
        |
        +--java.lang.Exception
              |
              +--javax.naming.NamingException
                    |
                    +--javax.naming.LinkException
すべての実装インタフェース:
Serializable
直系の既知のサブクラス:
LinkLoopException, MalformedLinkException

public class LinkException
extends NamingException

この例外は、リンクの解決中に見つかった問題を説明するために使用されます。リンクに関する問題を特定するために、基本の NamingException に情報が追加されます。

NamingException で名前解決情報が取り込まれる方法と同様に、LinkException では、リンクを解決する際に見つかった問題を特定するリンク名解決情報が取り込まれます。これらのフィールドをすべて null にすることもできます。

LinkException インスタンスは、並列のマルチスレッドアクセスに対して同期化されません。単一の LinkException インスタンスにアクセスして変更しようとする複数のスレッドによって、オブジェクトはロックされます。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
Context.lookupLink(javax.naming.Name), LinkRef, 直列化された形式

フィールドの概要
protected  String linkExplanation
          リンクの解決が失敗した理由の例外を含みます。
protected  Name linkRemainingName
          未解決の残りのリンクを含みます。
protected  Name linkResolvedName
          正常に解決されたリンクの部分を含みます。
protected  Object linkResolvedObj
          リンクの部分が正常に解決されたオブジェクトを含みます。
 
クラス javax.naming.NamingException から継承したフィールド
remainingName, resolvedName, resolvedObj, rootException
 
コンストラクタの概要
LinkException()
          LinkException の新しいインスタンスを構築します。
LinkException(String explanation)
          説明付きで LinkException の新しいインスタンスを構築します。
 
メソッドの概要
 String getLinkExplanation()
          リンクの解決中に見つかった問題に関連する説明を取得します。
 Name getLinkRemainingName()
          リンク名の残りの未解決部分を取得します。
 Name getLinkResolvedName()
          正常に解決されたリンクの先頭部分を取得します。
 Object getLinkResolvedObj()
          正常に解決されたオブジェクトを取得します。
 void setLinkExplanation(String msg)
          リンクの解決中に見つかった問題に関連する説明を設定します。
 void setLinkRemainingName(Name name)
          この例外の [linkRemainingName] フィールドを設定します。
 void setLinkResolvedName(Name name)
          この例外の [linkResolvedName] フィールドを設定します。
 void setLinkResolvedObj(Object obj)
          この例外の [linkResolvedObj] フィールドを設定します。
 String toString()
          この例外の文字列表記を生成します。
 String toString(boolean detail)
          この例外の文字列表記が生成されます。
 
クラス javax.naming.NamingException から継承したメソッド
appendRemainingComponent, appendRemainingName, getExplanation, getRemainingName, getResolvedName, getResolvedObj, getRootCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setRemainingName, setResolvedName, setResolvedObj, setRootCause
 
クラス java.lang.Throwable から継承したメソッド
fillInStackTrace, getCause, getLocalizedMessage, getMessage, getStackTrace, initCause, setStackTrace
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

linkResolvedName

protected Name linkResolvedName
正常に解決されたリンクの部分を含みます。これは合成名で、null を指定できます。このフィールドはコンストラクタによって初期化されます。get メソッドおよび set メソッドによってこのフィールドにアクセスし、処理します。

関連項目:
getLinkResolvedName(), setLinkResolvedName(javax.naming.Name)

linkResolvedObj

protected Object linkResolvedObj
リンクの部分が正常に解決されたオブジェクトを含みます。null を指定できます。このフィールドはコンストラクタによって初期化されます。get メソッドおよび set メソッドによってこのフィールドにアクセスし、処理します。

関連項目:
getLinkResolvedObj(), setLinkResolvedObj(java.lang.Object)

linkRemainingName

protected Name linkRemainingName
未解決の残りのリンクを含みます。これは合成名で、null を指定できます。このフィールドはコンストラクタによって初期化されます。get および set メソッドによってこのフィールドにアクセスし、処理します。

関連項目:
getLinkRemainingName(), setLinkRemainingName(javax.naming.Name)

linkExplanation

protected String linkExplanation
リンクの解決が失敗した理由の例外を含みます。null を指定できます。このフィールドはコンストラクタによって初期化されます。get メソッドおよび set メソッドによってこのフィールドにアクセスし、処理します。

関連項目:
getLinkExplanation(), setLinkExplanation(java.lang.String)
コンストラクタの詳細

LinkException

public LinkException(String explanation)
説明付きで LinkException の新しいインスタンスを構築します。ほかのフィールドはすべて null に初期化されます。

パラメータ:
explanation - null の可能性がある、この例外に関する追加の詳細情報を含んだ文字列
関連項目:
Throwable.getMessage()

LinkException

public LinkException()
LinkException の新しいインスタンスを構築します。リンクに関連しない、およびリンクに関連するフィールドはすべて null に初期化されます。

メソッドの詳細

getLinkResolvedName

public Name getLinkResolvedName()
正常に解決されたリンクの先頭部分を取得します。

戻り値:
正常に解決されたリンク名の部分。合成名である。null を指定でき、その場合は [linkResolvedName (リンク解決名)] フィールドが設定されていないことを示す
関連項目:
getLinkResolvedObj(), setLinkResolvedName(javax.naming.Name)

getLinkRemainingName

public Name getLinkRemainingName()
リンク名の残りの未解決部分を取得します。

戻り値:
解決されていないリンク名の部分。合成名である。null の場合は、[linkRemainingName (リンク残存名)] フィールドが設定されていないことを示す
関連項目:
setLinkRemainingName(javax.naming.Name)

getLinkResolvedObj

public Object getLinkResolvedObj()
正常に解決されたオブジェクトを取得します。これは、解決されたリンク名がバインドされているオブジェクトです。

戻り値:
これまでに解決された null の可能性があるオブジェクト。null の場合、[linkResolvedObj (リンク解決オブジェクト)] フィールドは設定されていないことを示す
関連項目:
getLinkResolvedName(), setLinkResolvedObj(java.lang.Object)

getLinkExplanation

public String getLinkExplanation()
リンクの解決中に見つかった問題に関連する説明を取得します。

戻り値:
null の可能性がある、リンクを解決する問題について説明する詳細文字列。null の場合、この例外にはリンク詳細メッセージはない
関連項目:
setLinkExplanation(java.lang.String)

setLinkExplanation

public void setLinkExplanation(String msg)
リンクの解決中に見つかった問題に関連する説明を設定します。

パラメータ:
msg - null の可能性がある、リンクを解決する問題について説明する詳細文字列。null の場合、詳細メッセージは記録されないことを示す
関連項目:
getLinkExplanation()

setLinkResolvedName

public void setLinkResolvedName(Name name)
この例外の [linkResolvedName] フィールドを設定します。

name は合成名です。複合名または文字列を使用してこのフィールドを設定する場合は、複合名を文字列化してから、その文字列を使用して単一のコンポーネントを含む合成名を作成する必要があります。その結果示された合成名を使用して、このメソッドを呼び出すことができます。

name のコピーが作成および格納されます。その後 name を変更してもこの NamingException のコピーには影響せず、逆の場合も同じです。

パラメータ:
name - 解決されたリンク名が設定される名前。null を指定できる。null の場合、[linkResolvedName] フィールドは null に設定される
関連項目:
getLinkResolvedName()

setLinkRemainingName

public void setLinkRemainingName(Name name)
この例外の [linkRemainingName] フィールドを設定します。

name は合成名です。複合名または文字列を使用してこのフィールドを設定する場合は、複合名を文字列化してから、その文字列を使用して単一のコンポーネントを含む合成名を作成する必要があります。その結果示された合成名を使用して、このメソッドを呼び出すことができます。

name のコピーが作成および格納されます。その後 name を変更してもこの NamingException のコピーには影響せず、逆の場合も同じです。

パラメータ:
name - 残りのリンク名が設定される名前。null を指定できる。null の場合、[linkRemainingName] フィールドは null に設定される
関連項目:
getLinkRemainingName()

setLinkResolvedObj

public void setLinkResolvedObj(Object obj)
この例外の [linkResolvedObj] フィールドを設定します。これは、リンク名の最後に解決されたオブジェクトを示しています。

パラメータ:
obj - リンクが解決されたオブジェクトが設定される名前。null を指定できる。null の場合、[linkResolvedObj] フィールドは null に設定される
関連項目:
getLinkResolvedObj()

toString

public String toString()
この例外の文字列表記を生成します。この文字列は NamingException 情報、およびリンクの残りの名前で構成されます。この文字列はデバッグに使用され、プログラムによって解釈されることはありません。

オーバーライド:
クラス NamingException 内の toString
戻り値:
このリンク例外の null 以外の文字列表現

toString

public String toString(boolean detail)
この例外の文字列表記が生成されます。この文字列は NamingException 情報、およびリンクを解決する追加情報で構成されます。「detail」が true の場合、文字列にはリンクが解決されたオブジェクトに関する情報も含まれます。false の場合、このメソッドはパラメータを受け取らない toString() 形式と同じです。この文字列はデバッグに使用され、プログラムによって解釈されることはありません。

オーバーライド:
クラス NamingException 内の toString
パラメータ:
detail - true の場合、リンクが解決されたオブジェクトに関する情報が追加される
戻り値:
このリンク例外の null 以外の文字列表現

JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

バグの報告と機能のリクエスト
これ以外の API リファレンスおよび開発者用ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。 開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、 およびコード実例が含まれています。

Java、Java 2D、および JDBC は米国ならびにその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標もしくは登録商標です。
Copyright 1993-2002 Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road
Palo Alto, California, 94303, U.S.A. All Rights Reserved.