JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

java.awt.event
クラス ActionEvent

java.lang.Object
  |
  +--java.util.EventObject
        |
        +--java.awt.AWTEvent
              |
              +--java.awt.event.ActionEvent
すべての実装インタフェース:
Serializable

public class ActionEvent
extends AWTEvent

コンポーネント定義のアクションが発生したことを示すセマンティックイベントです。この高レベルのイベントは、コンポーネント固有のアクション (ボタンのクリックなど) の発生時に、コンポーネント (ボタンなど) によって生成されます。発生したイベントは、コンポーネントの addActionListener メソッドを使って、この種のイベントを受け取るように登録されているすべての ActionListener オブジェクトに渡されます。

ActionListener インタフェースを実装しているオブジェクトは、イベント発生時にこの ActionEvent を取得します。したがって、リスナーは個々のマウスの動作やマウスクリックのような細かい処理をすることなく、その代わりに「ボタンを押す」といった「意味のある」イベントを処理することができます。

導入されたバージョン:
1.1
関連項目:
ActionListener, 「Tutorial: Java 1.1 Event Model」, 「Reference: The Java Class Libraries (update file)」, 直列化された形式

フィールドの概要
static int ACTION_FIRST
          アクションイベント識別子に使う整数の範囲にある最初の番号です。
static int ACTION_LAST
          アクションイベント識別子に使う整数の範囲にある最後の番号です。
static int ACTION_PERFORMED
          このイベント識別子は、意味のあるアクションが発生したことを示します。
static int ALT_MASK
          Alt 修飾子です。
static int CTRL_MASK
          Control 修飾子です。
static int META_MASK
          Meta 修飾子です。
static int SHIFT_MASK
          Shift 修飾子です。
 
クラス java.awt.AWTEvent から継承したフィールド
ACTION_EVENT_MASK, ADJUSTMENT_EVENT_MASK, COMPONENT_EVENT_MASK, consumed, CONTAINER_EVENT_MASK, FOCUS_EVENT_MASK, HIERARCHY_BOUNDS_EVENT_MASK, HIERARCHY_EVENT_MASK, id, INPUT_METHOD_EVENT_MASK, INVOCATION_EVENT_MASK, ITEM_EVENT_MASK, KEY_EVENT_MASK, MOUSE_EVENT_MASK, MOUSE_MOTION_EVENT_MASK, MOUSE_WHEEL_EVENT_MASK, PAINT_EVENT_MASK, RESERVED_ID_MAX, TEXT_EVENT_MASK, WINDOW_EVENT_MASK, WINDOW_FOCUS_EVENT_MASK, WINDOW_STATE_EVENT_MASK
 
クラス java.util.EventObject から継承したフィールド
source
 
コンストラクタの概要
ActionEvent(Object source, int id, String command)
          ActionEvent オブジェクトを構築します。
ActionEvent(Object source, int id, String command, int modifiers)
          修飾キーを持つ ActionEvent オブジェクトを構築します。
ActionEvent(Object source, int id, String command, long when, int modifiers)
          特定の修飾キーとタイムスタンプを持つ ActionEvent オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
 String getActionCommand()
          アクションに関連したコマンド文字列を返します。
 int getModifiers()
          アクションイベントの発生中に押された修飾キーを返します。
 long getWhen()
          このイベントが発生した時点のタイムスタンプを返します。
 String paramString()
          アクションイベントを判別するパラメータ文字列を返します。
 
クラス java.awt.AWTEvent から継承したメソッド
consume, getID, isConsumed, setSource, toString
 
クラス java.util.EventObject から継承したメソッド
getSource
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

SHIFT_MASK

public static final int SHIFT_MASK
Shift 修飾子です。イベント中に Shift キーが押されたことを示します。

関連項目:
定数フィールド値

CTRL_MASK

public static final int CTRL_MASK
Control 修飾子です。イベント中に Ctrl キーが押されたことを示します。

関連項目:
定数フィールド値

META_MASK

public static final int META_MASK
Meta 修飾子です。イベント中にメタキーが押されたことを示します。

関連項目:
定数フィールド値

ALT_MASK

public static final int ALT_MASK
Alt 修飾子です。イベント中に Alt キーが押されたことを示します。

関連項目:
定数フィールド値

ACTION_FIRST

public static final int ACTION_FIRST
アクションイベント識別子に使う整数の範囲にある最初の番号です。

関連項目:
定数フィールド値

ACTION_LAST

public static final int ACTION_LAST
アクションイベント識別子に使う整数の範囲にある最後の番号です。

関連項目:
定数フィールド値

ACTION_PERFORMED

public static final int ACTION_PERFORMED
このイベント識別子は、意味のあるアクションが発生したことを示します。

関連項目:
定数フィールド値
コンストラクタの詳細

ActionEvent

public ActionEvent(Object source,
                   int id,
                   String command)
ActionEvent オブジェクトを構築します。

無効な id を渡して、特定できない動作を発生させないようにしてください。

パラメータ:
source - イベントの発生元のオブジェクト
id - イベントを識別する整数型
command - イベントに関連付けられた 1 つのコマンド (通常は複数のコマンドのいずれか) を指定する文字列

ActionEvent

public ActionEvent(Object source,
                   int id,
                   String command,
                   int modifiers)
修飾キーを持つ ActionEvent オブジェクトを構築します。

無効な id を渡して、特定できない動作を発生させないようにしてください。

パラメータ:
source - イベントの発生元のオブジェクト
id - イベントを識別する整数型
command - イベントに関連付けられた 1 つのコマンド (通常は複数のコマンドのいずれか) を指定する文字列
modifiers - このアクション中に押された修飾キー

ActionEvent

public ActionEvent(Object source,
                   int id,
                   String command,
                   long when,
                   int modifiers)
特定の修飾キーとタイムスタンプを持つ ActionEvent オブジェクトを構築します。

無効な id を渡して、特定できない動作を発生させないようにしてください。

パラメータ:
source - イベントの発生元のオブジェクト
id - イベントを識別する整数型
command - イベントに関連付けられた 1 つのコマンド (通常は複数のコマンドのいずれか) を指定する文字列
when - イベントが発生した時間
modifiers - このアクション中に押された修飾キー
導入されたバージョン:
1.4
メソッドの詳細

getActionCommand

public String getActionCommand()
アクションに関連したコマンド文字列を返します。この文字列は、「モーダルな」コンポーネントがその状態に応じて、いくつかのコマンドのうちから 1 つを指定することができます。たとえば、単一のボタンで「詳細表示」と「詳細非表示」を切り替えられます。発生元のオブジェクトとイベントはそれぞれの場合について同一ですが、コマンド文字列は意図したアクションを示します。

戻り値:
このイベントに対するコマンドを識別する文字列

getWhen

public long getWhen()
このイベントが発生した時点のタイムスタンプを返します。ActionEvent が高レベルのセマンティックイベントであるため、通常、タイムスタンプは基本となる InputEvent と同じになります。

戻り値:
このイベントのタイムスタンプ
導入されたバージョン:
1.4

getModifiers

public int getModifiers()
アクションイベントの発生中に押された修飾キーを返します。

戻り値:
修飾子の定数のビット単位の論理和

paramString

public String paramString()
アクションイベントを判別するパラメータ文字列を返します。このメソッドは、イベントログの作成、およびデバッグに役立ちます。

オーバーライド:
クラス AWTEvent 内の paramString
戻り値:
イベントを識別する文字列とそれに関連したコマンド

JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

バグの報告と機能のリクエスト
これ以外の API リファレンスおよび開発者用ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。 開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、 およびコード実例が含まれています。

Java、Java 2D、および JDBC は米国ならびにその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標もしくは登録商標です。
Copyright 1993-2002 Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road
Palo Alto, California, 94303, U.S.A. All Rights Reserved.