JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

org.omg.CORBA
クラス ObjectHolder

java.lang.Object
  |
  +--org.omg.CORBA.ObjectHolder
すべての実装インタフェース:
Streamable

public final class ObjectHolder
extends Object
implements Streamable

CORBA オブジェクト参照 (org.omg.CORBA.Object 型の値) の Holder クラスです。通常、IDL のメソッドに OUT パラメータと INOUT パラメータを格納するために使います。IDL のメソッドのシグニチャーが OUT パラメータまたは INOUT パラメータとして CORBA オブジェクト参照を持つ場合、プログラマは ObjectHolder のインスタンスを、メソッド呼び出しで対応するパラメータとして渡す必要があります。INOUT パラメータではさらに、プログラマはサーバに送る IN 値も指定する必要があります。メソッド呼び出しが復帰する前に、ORB はサーバから返された OUT 値に対応する値を value に設定します。

myObjectHolderObjectHolder のインスタンスの場合、value フィールドに格納されている値には myObjectHolder.value によりアクセスできます。

導入されたバージョン:
JDK1.2

フィールドの概要
 Object value
          この ObjectHolder オブジェクトによって格納されている Object 値です。
 
コンストラクタの概要
ObjectHolder()
          value フィールドが null に初期化された新しい ObjectHolder オブジェクトを構築します。
ObjectHolder(Object initial)
          value フィールドが指定された Object に初期化された新しい ObjectHolder オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
 void _read(InputStream input)
          input から読み込み、この ObjectHolder オブジェクトの値を非整列化データで初期化します。
 TypeCode _type()
          この ObjectHolder オブジェクトに格納されている値に対応する TypeCode が返されます。
 void _write(OutputStream output)
          この ObjectHolder オブジェクトの値を output に整列化します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

value

public Object value
この ObjectHolder オブジェクトによって格納されている Object 値です。
コンストラクタの詳細

ObjectHolder

public ObjectHolder()
value フィールドが null に初期化された新しい ObjectHolder オブジェクトを構築します。

ObjectHolder

public ObjectHolder(Object initial)
value フィールドが指定された Object に初期化された新しい ObjectHolder オブジェクトを構築します。
パラメータ:
initial - 新しく作成された ObjectHolder オブジェクトの value フィールドを初期化する Object
メソッドの詳細

_read

public void _read(InputStream input)
input から読み込み、この ObjectHolder オブジェクトの値を非整列化データで初期化します。
定義:
インタフェース Streamable 内の _read
パラメータ:
input - ワイヤから CDR 形式のデータを格納する InputStream

_write

public void _write(OutputStream output)
この ObjectHolder オブジェクトの値を output に整列化します。
定義:
インタフェース Streamable 内の _write
パラメータ:
output - CDR 形式のデータを格納する OutputStream

_type

public TypeCode _type()
この ObjectHolder オブジェクトに格納されている値に対応する TypeCode が返されます。
定義:
インタフェース Streamable 内の _type
戻り値:
この ObjectHolder オブジェクトに格納されている値の TypeCode

JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

Java、Java 2D、JDBC は、米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標もしくは登録商標です。
Copyright 1993-2000 Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road,
Palo Alto, California, 94303, U.S.A. All Rights Reserved.