org.w3c.dom.css

インタフェース DocumentCSS

すべてのスーパーインタフェース:

DocumentStyle

public interface DocumentCSS
extends DocumentStyle

このインタフェースは、CSS ビューを持つドキュメントを表します。

getOverrideStyle メソッドは、ドキュメントに明示的にリンクされたスタイルシートや、スタイルシート内の要素のインラインスタイルを変更せずに、要素のスタイルを即時に変更できるメカニズムを、DOM の作成者に提供します。このスタイルシートは、カスケードアルゴリズムで著者スタイルシートのあとに置かれ、オーバーライドスタイルシートと呼ばれます。オーバーライドスタイルシートは、著者スタイルシートよりも優先されます。ただし、"!important" 宣言が通常の宣言より優先されることは同じです。"!important" 宣言は、オーバーライド、著者、およびユーザーの各スタイルシートのどれにも含めることができます。ユーザースタイルシートの "!important" ルールは、オーバーライドおよび著者スタイルシートの "!important" ルールのどちらよりも優先されます。そして、オーバーライドスタイルシートの "!important" ルールは、著者スタイルシートの "!important" ルールよりも優先されます。

DocumentCSS インタフェースのインスタンスは、Document インタフェースのインスタンスに対してバインディング固有のキャストメソッドを使用することによって取得できることが期待されています。

「Document Object Model (DOM) Level 2 Style Specification」も参照してください。

導入されたバージョン:

DOM Level 2

メソッドのサマリー

メソッド

修飾子と型	メソッドと説明
CSSStyleDeclaration	getOverrideStyle(Element elt, String pseudoElt) このメソッドは、指定した要素と指定した擬似要素に対するオーバーライド宣言を取得するために使用します。

インタフェース org.w3c.dom.stylesheets.DocumentStyle から継承されたメソッド

getStyleSheets

メソッドの詳細

getOverrideStyle

CSSStyleDeclaration getOverrideStyle(Element elt,
                                   String pseudoElt)

このメソッドは、指定した要素と指定した擬似要素に対するオーバーライド宣言を取得するために使用します。

パラメータ:

elt - スタイルが変更される要素。このパラメータは null にはできない。

pseudoElt - 擬似要素。ない場合は null。

戻り値:

オーバーライドスタイル宣言