public interface IIOParamController
IIOParam オブジェクトの設定値を判定できるオブジェクトにより実装されるインタフェースです。このインタフェースは、コントローラを呼び出すジェネリック activate メソッドを指定するだけであり、コントーラが値を取得する方法については考慮しません。つまり、コントローラが GUI を使用するか、一連の値を計算するだけかどうかは、このインタフェースには関係ありません。
activate メソッド内で、コントローラは IIOParam オブジェクトの get メソッドに照会して初期値を取得し、何らかの方法で値を変更して IIOParam オブジェクトの set メソッドを呼び出し、適切な設定に変更します。通常、これらの set メソッドは、取り消し操作が既存の値に影響しないように最終確定時に一度に呼び出されます。一般に、アプリケーションは activate メソッドが true を返す場合、IIOParam オブジェクトが読み込みまたは書き込み操作に使用する準備ができていると見なすことがあります。
ベンダーは、特定のプラグインを定義する IIOParam サブクラスのための GUI を提供できます。これらは、対応する IIOParam サブクラスにデフォルトコントローラとして設定できます。
アプリケーションは、デフォルトの GUI をオーバーライドして、アプリケーション自体のフレームワークに組み込まれたコントローラを提供できます。ここで必要なのは、activate メソッドが取り消しあるいは確定操作が行われるまでは返さずに、モーダルに動作することだけです。ただし、モーダルダイアログを明示的に表示する必要はありません。このようなモーダルではない GUI コンポーネントは、おおよそ次のようにコーディングされます。
class MyGUI extends SomeComponent implements IIOParamController {
public MyGUI() {
// ...
setEnabled(false);
}
public boolean activate(IIOParam param) {
// disable other components if desired
setEnabled(true);
// go to sleep until either cancelled or committed
boolean ret = false;
if (!cancelled) {
// set values on param
ret = true;
}
setEnabled(false);
// enable any components disabled above
return ret;
}
また、データベースルックアップまたはコマンド行の解析などのアルゴリズムプロセスを、コントローラとして使用することもできます。この場合、activate メソッドは、設定を検索するか計算を行うだけで、IIOParam.setXXX メソッドを呼び出して true を返します。
boolean activate(IIOParam param)
true が返される場合、IIOParam オブジェクトのすべての設定が、読み込みまたは書き込み操作で使用できる状態にあります。false が返される場合、IIOParam オブジェクトの設定は影響を受けません。つまり、ユーザーにより操作が取り消されました。param - 変更される IIOParam オブジェクト。IIOParam が変更されている場合は true、それ以外の場合は false。IllegalArgumentException - param が null、または正しいクラスのインスタンスではない場合。 バグまたは機能を送信
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