JavaTM Platform
Standard Ed. 6

org.w3c.dom.ls
インタフェース DOMImplementationLS


public interface DOMImplementationLS

DOMImplementationLS は、ロードおよび保存オブジェクトを作成するためのファクトリメソッドを備えています。 

DOMImplementationLS インタフェースのインスタンスは、DOMImplementation インタフェースのインスタンスでバインディング固有のキャスティングメソッドを使用して、あるいは Document「DOM Level 3 Core」で定義されている「Core」バージョン「3.0」機能をサポートしている場合は、パラメータ値「LS」(または「LS-Async」) と「3.0」をそれぞれ持つ DOMImplementation.getFeature メソッドを使用して取得できます。 

「Document Object Model (DOM) Level 3 Load and Save Specification」も参照してください。


フィールドの概要
static short MODE_ASYNCHRONOUS
          非同期 LSParser を作成します。
static short MODE_SYNCHRONOUS
          同期 LSParser を作成します。
 
メソッドの概要
 LSInput createLSInput()
          LSInput.characterStreamLSInput.byteStreamLSInput.stringData LSInput.systemIdLSInput.publicIdLSInput.baseURI、および LSInput.encoding が null であり、LSInput.certifiedText が false である新しい空の入力ソースオブジェクトを作成します。
 LSOutput createLSOutput()
          LSOutput.characterStreamLSOutput.byteStreamLSOutput.systemIdLSOutput.encoding が null である新しい空の出力先オブジェクトを作成します。
 LSParser createLSParser(short mode, String schemaType)
          新しい LSParser を作成します。
 LSSerializer createLSSerializer()
          新しい LSSerializer オブジェクトを作成します。
 

フィールドの詳細

MODE_SYNCHRONOUS

static final short MODE_SYNCHRONOUS
同期 LSParser を作成します。

関連項目:
定数フィールド値

MODE_ASYNCHRONOUS

static final short MODE_ASYNCHRONOUS
非同期 LSParser を作成します。

関連項目:
定数フィールド値
メソッドの詳細

createLSParser

LSParser createLSParser(short mode,
                        String schemaType)
                        throws DOMException
新しい LSParser を作成します。新しく作成されたパーサーは、DOMConfiguration オブジェクトを使用して構成できます。 また、parse メソッドを使って文書を解析するときに使用できます。

パラメータ:
mode - mode 引数は、 MODE_SYNCHRONOUS または MODE_ASYNCHRONOUSmodeMODE_SYNCHRONOUS の場合、 作成された LSParser は同期モードで動作し、 MODE_ASYNCHRONOUS の場合、 LSParser は非同期モードで 動作する
schemaType - 新しく作成された LSParser を使って Document をロードしているときに使用されるスキーマ言語の種類を表す絶対 URI。絶対 URI で、字句チェックは行われないことに注意。任意の種類のスキーマ型に対応する LSParser を生成するには、つまり LSParser が、検出されたスキーマを自由に使用できるようにするには、null 値を使用する

注: W3C XML スキーマ [XML Schema Part 1] の場合、アプリケーションで値「http://www.w3.org/2001/XMLSchema」を使用する必要がある。XML DTD「XML 1.0」の場合は、アプリケーションで値「http://www.w3.org/TR/REC-xml」を使用する必要があります。ほかのスキーマ言語は、W3C の範囲に含まれないので、このメソッドを使用するには絶対 URI を推奨する

戻り値:
新しく作成された LSParser オブジェクト。この LSParser は、mode 引数の値に応じて同期または非同期で動作する

注: デフォルトでは、新規に生成された LSParser には DOMErrorHandler は含まれない。つまり、 error-handler の構成パラメータは null である。ただし、実装では生成時にデフォルトのエラーハンドラが提供される場合がある。この場合、新規 LSParser オブジェクトの「error-handler」構成パラメータの初期値には、デフォルトのエラーハンドラへの参照が含まれる

例外:
DOMException - NOT_SUPPORTED_ERR:要求されたモードまたはスキーマ型がサポートされていない場合に発生する

createLSSerializer

LSSerializer createLSSerializer()
新しい LSSerializer オブジェクトを作成します。

戻り値:
新しく作成された LSSerializer オブジェクト

注: デフォルトでは、新規に生成された LSSerializer には DOMErrorHandler は含まれていない。つまり、「error-handler」の構成パラメータは null である。ただし、実装では生成時にデフォルトのエラーハンドラが提供される場合がある。この場合、新規 LSSerializer オブジェクトの「error-handler」構成パラメータの初期値には、デフォルトのエラーハンドラへの参照が含まれる


createLSInput

LSInput createLSInput()
LSInput.characterStreamLSInput.byteStreamLSInput.stringData LSInput.systemIdLSInput.publicIdLSInput.baseURI、および LSInput.encoding が null であり、LSInput.certifiedText が false である新しい空の入力ソースオブジェクトを作成します。

戻り値:
新しく作成された入力オブジェクト

createLSOutput

LSOutput createLSOutput()
LSOutput.characterStreamLSOutput.byteStreamLSOutput.systemIdLSOutput.encoding が null である新しい空の出力先オブジェクトを作成します。

戻り値:
新しく作成された出力オブジェクト

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