JavaTM Platform
Standard Ed. 6

パッケージ javax.security.auth.kerberos

このパッケージには、Kerberos ネットワーク認証プロトコルに関連するユーティリティークラスが含まれています。

参照先:
          説明

クラスの概要
DelegationPermission このクラスを利用して、Kerberos 委譲モデル (転送とプロキシが可能なチケット) の使用を限定します。
KerberosKey このクラスでは、Kerberos 主体の長期の秘密鍵をカプセル化します。
KerberosPrincipal このクラスは Kerberos 主体をカプセル化します。
KerberosTicket このクラスは、Kerberos チケットと関連情報をクライアントの観点からカプセル化します。
ServicePermission このクラスは、Kerberos サービスと、Kerberos サービスからアクセスする必要のある資格を保護するために使用します。
 

パッケージ javax.security.auth.kerberos の説明

このパッケージには、Kerberos ネットワーク認証プロトコルに関連するユーティリティークラスが含まれています。これらのユーティリティークラスが提供する Kerberos サポートは、機能が大幅に限定されています。

Kerberos ネットワーク認証プロトコルは、RFC 1510 で定義されています。Java プラットフォームは、org.ietf.jgss パッケージで Kerberos のクライアント側のサポートを行います。また、Kerberos 主体を認証するために LoginModule を実装するログインモジュールもあります。

システムプロパティーである java.security.krb5.realm と java.security.krb5.kdc を使用すると、ユーザーのデフォルト領域の名前と、その領域に対する Key Distribution Center (KDC) ホストを提供できます。代わりに、krb5.conf in <java-home>/lib/security と呼ばれる MIT スタイル構成ファイルを用意することもできます。このファイルを別の場所へ配置する場合は、システムプロパティー java.security.krb5.conf でその位置を指定します。

導入されたバージョン:
JDK1.4

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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