JavaTM Platform
Standard Ed. 6

java.security
クラス Identity

java.lang.Object
  上位を拡張 java.security.Identity
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Principal
直系の既知のサブクラス:
IdentityScope, Signer

推奨されていません。 このクラスは現在使用されていません。このクラスの機能は、java.security.KeyStore クラス、java.security.cert パッケージ、および java.security.Principal クラスに置き換えられました。

@Deprecated
public abstract class Identity
extends Object
implements Principal, Serializable

 

このクラスは、アイデンティティーを表します。アイデンティティーは、人々、会社、組織などの実際の世界のオブジェクトで、そのアイデンティティーがその公開鍵を使用して認証できるものです。アイデンティティーはまた、デーモンスレッドやスマートカードのようなより抽象的、あるいはより具象的な構成概念であってもかまいません。  

すべての Identity オブジェクトには名前と公開鍵があります。名前は不変です。Identity にはスコープを指定することもできます。すなわち、Identity があるスコープを持つように指定されている場合は、その Identity の名前と公開鍵はそのスコープ内で一意的になります。  

Identity はまた、自身の公開鍵を証明する一連の証明書も持ちます。それらの証明書に指定されている主体名は同一でなくてもかまいませんが、鍵だけは同一である必要があります。  

Identity はサブクラス化され、郵便用住所、電子メールアドレス、電話番号、顔やロゴの画像などを含めることができます。

関連項目:
IdentityScope, Signer, Principal, 直列化された形式

コンストラクタの概要
protected Identity()
          推奨されていません。 直列化専用のコンストラクタです。
  Identity(String name)
          推奨されていません。 指定された名前を持ち、スコープが未定のアイデンティティーを構築します。
  Identity(String name, IdentityScope scope)
          推奨されていません。 指定された名前とスコープを持つアイデンティティーを構築します。
 
メソッドの概要
 void addCertificate(Certificate certificate)
          推奨されていません。 このアイデンティティーに証明書を追加します。
 Certificate[] certificates()
          推奨されていません。 このアイデンティティーに対するすべての証明書のコピーを返します。
 boolean equals(Object identity)
          推奨されていません。 指定されたオブジェクトとこのアイデンティティーとが等しいかどうかを判定します。
 String getInfo()
          推奨されていません。 このアイデンティティーに対して以前指定された一般的な情報を返します。
 String getName()
          推奨されていません。 このアイデンティティーの名前を返します。
 PublicKey getPublicKey()
          推奨されていません。 このアイデンティティーの公開鍵を返します。
 IdentityScope getScope()
          推奨されていません。 このアイデンティティーのスコープを返します。
 int hashCode()
          推奨されていません。 このアイデンティティーに対するハッシュコードを返します。
protected  boolean identityEquals(Identity identity)
          推奨されていません。 指定されたアイデンティティーとこのアイデンティティーとが等しいかどうかを判定します。
 void removeCertificate(Certificate certificate)
          推奨されていません。 このアイデンティティーの証明書を削除します。
 void setInfo(String info)
          推奨されていません。 このアイデンティティーに対する一般的な情報文字列を指定します。
 void setPublicKey(PublicKey key)
          推奨されていません。 このアイデンティティーの公開鍵を設定します。
 String toString()
          推奨されていません。 このアイデンティティーを記述する短い文字列で、その名前と存在する場合はスコープを示すものを返します。
 String toString(boolean detailed)
          推奨されていません。 引数なしの toString メソッドよりも詳しい情報を持つ、このアイデンティティーの文字列表現を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Identity

protected Identity()
推奨されていません。 
直列化専用のコンストラクタです。


Identity

public Identity(String name,
                IdentityScope scope)
         throws KeyManagementException
推奨されていません。 
指定された名前とスコープを持つアイデンティティーを構築します。

パラメータ:
name - アイデンティティー名
scope - アイデンティティースコープ
例外:
KeyManagementException - スコープ内に同じ名前のアイデンティティーがすでに存在する場合

Identity

public Identity(String name)
推奨されていません。 
指定された名前を持ち、スコープが未定のアイデンティティーを構築します。

パラメータ:
name - アイデンティティー名
メソッドの詳細

getName

public final String getName()
推奨されていません。 
このアイデンティティーの名前を返します。

定義:
インタフェース Principal 内の getName
戻り値:
アイデンティティーの名前

getScope

public final IdentityScope getScope()
推奨されていません。 
このアイデンティティーのスコープを返します。

戻り値:
アイデンティティーのスコープ

getPublicKey

public PublicKey getPublicKey()
推奨されていません。 
このアイデンティティーの公開鍵を返します。

戻り値:
アイデンティティーに対応する公開鍵
関連項目:
setPublicKey(java.security.PublicKey)

setPublicKey

public void setPublicKey(PublicKey key)
                  throws KeyManagementException
推奨されていません。 
このアイデンティティーの公開鍵を設定します。元の鍵とこのアイデンティティーのすべての証明書は、この操作によって削除されます。  

セキュリティーマネージャーが存在する場合、最初にセキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが引数として "setIdentityPublicKey" を指定して呼び出され、公開鍵の設定をしてもよいかどうかを確認します。

パラメータ:
key - アイデンティティーに対応する公開鍵
例外:
KeyManagementException - アイデンティティーのスコープ内に同じ公開鍵を持つ別のアイデンティティーが存在する場合、または別の例外が発生した場合
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、セキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが公開鍵の設定を許可しない場合
関連項目:
getPublicKey(), SecurityManager.checkSecurityAccess(java.lang.String)

setInfo

public void setInfo(String info)
推奨されていません。 
このアイデンティティーに対する一般的な情報文字列を指定します。  

セキュリティーマネージャーが存在する場合、最初にセキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが引数として "setIdentityInfo" を指定して呼び出され、情報文字列の設定をしてもよいかどうかを確認します。

パラメータ:
info - 情報文字列
例外:
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、セキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが情報文字列の設定を許可しない場合
関連項目:
getInfo(), SecurityManager.checkSecurityAccess(java.lang.String)

getInfo

public String getInfo()
推奨されていません。 
このアイデンティティーに対して以前指定された一般的な情報を返します。

戻り値:
このアイデンティティーの一般的な情報
関連項目:
setInfo(java.lang.String)

addCertificate

public void addCertificate(Certificate certificate)
                    throws KeyManagementException
推奨されていません。 
このアイデンティティーに証明書を追加します。アイデンティティーが公開鍵を持っている場合は、証明書中のその公開鍵は等しくなければいけません。 アイデンティティーが公開鍵を持たない場合は、アイデンティティーの公開鍵には証明書中で指定されているものが設定されます。  

セキュリティーマネージャーが存在する場合、最初にセキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが、引数として "addIdentityCertificate" を指定して呼び出され、証明書を追加してもよいかどうかを確認します。

パラメータ:
certificate - 追加される証明書
例外:
KeyManagementException - 証明書が有効でない場合、追加される証明書中の公開鍵がこのアイデンティティーの公開鍵と重複する場合、あるいはほかの例外が発生した場合
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、セキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが証明書の追加を許可しない場合
関連項目:
SecurityManager.checkSecurityAccess(java.lang.String)

removeCertificate

public void removeCertificate(Certificate certificate)
                       throws KeyManagementException
推奨されていません。 
このアイデンティティーの証明書を削除します。  

セキュリティーマネージャーが存在する場合、最初にセキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが引数として "removeIdentityCertificate" を指定して呼び出され、証明書を削除してもよいかどうかを確認します。

パラメータ:
certificate - 削除される証明書
例外:
KeyManagementException - 証明書がない場合、またはほかの例外が発生した場合
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、セキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが証明書の削除を許可しない場合
関連項目:
SecurityManager.checkSecurityAccess(java.lang.String)

certificates

public Certificate[] certificates()
推奨されていません。 
このアイデンティティーに対するすべての証明書のコピーを返します。

戻り値:
このアイデンティティーに対するすべての証明書のコピー

equals

public final boolean equals(Object identity)
推奨されていません。 
指定されたオブジェクトとこのアイデンティティーとが等しいかどうかを判定します。最初に各エンティティーが同じオブジェクトを実際に指しているかどうかを確認し、同じオブジェクトを指している場合は true を返します。次に、各エンティティーの名前とスコープが等しいかどうかを調べます。等しい場合、このメソッドは true を返します。そうでない場合は、サブクラスでオーバーライドされる identityEquals を呼び出します。

定義:
インタフェース Principal 内の equals
オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
identity - このアイデンティティーと等しいかどうかが判定されるオブジェクト
戻り値:
オブジェクトが等しいと見なされた場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
identityEquals(java.security.Identity)

identityEquals

protected boolean identityEquals(Identity identity)
推奨されていません。 
指定されたアイデンティティーとこのアイデンティティーとが等しいかどうかを判定します。判定するには、このメソッドはサブクラスを使ってオーバーライドされる必要があります。デフォルトの動作では、名前と公開鍵が等しい場合は true を返します。

パラメータ:
identity - このアイデンティティーと等しいかどうかが判定されるアイデンティティー
戻り値:
アイデンティティーが等しいと見なされた場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
equals(java.lang.Object)

toString

public String toString()
推奨されていません。 
このアイデンティティーを記述する短い文字列で、その名前と存在する場合はスコープを示すものを返します。  

セキュリティーマネージャーが存在する場合、最初にセキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが引数として "printIdentity" を指定して呼び出され、文字列を返してもよいかどうかを確認します。

定義:
インタフェース Principal 内の toString
オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
名前や存在する場合はスコープの名前などの、このアイデンティティーに関する情報
例外:
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、セキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが、このアイデンティティーを記述する文字列を返すことを許可しない場合
関連項目:
SecurityManager.checkSecurityAccess(java.lang.String)

toString

public String toString(boolean detailed)
推奨されていません。 
引数なしの toString メソッドよりも詳しい情報を持つ、このアイデンティティーの文字列表現を返します。  

セキュリティーマネージャーが存在する場合、最初にセキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが引数として "printIdentity" を指定して呼び出され、文字列を返してもよいかどうかを確認します。

パラメータ:
detailed - 詳細情報を提供するかどうか
戻り値:
このアイデンティティーの情報。detailed が true の場合は、このメソッドは引数なしの toString メソッドが返すよりも詳細な情報を返す
例外:
SecurityException - セキュリティーマネージャーが存在し、セキュリティーマネージャーの checkSecurityAccess メソッドが、このアイデンティティーを記述する文字列を返すことを許可しない場合
関連項目:
toString(), SecurityManager.checkSecurityAccess(java.lang.String)

hashCode

public int hashCode()
推奨されていません。 
このアイデンティティーに対するハッシュコードを返します。

定義:
インタフェース Principal 内の hashCode
オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
このアイデンティティーに対するハッシュコード
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), Hashtable

JavaTM Platform
Standard Ed. 6

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

Copyright 2009 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。