JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.print.attribute.standard
クラス PrinterResolution

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.print.attribute.ResolutionSyntax
      上位を拡張 javax.print.attribute.standard.PrinterResolution
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Cloneable, Attribute, DocAttribute, PrintJobAttribute, PrintRequestAttribute

public final class PrinterResolution
extends ResolutionSyntax
implements DocAttribute, PrintRequestAttribute, PrintJobAttribute

PrinterResolution は、プリンタがサポートしているか、または印刷ジョブが使用する正確な解像度を指定する印刷属性クラスです。この属性は、プリンタが実際に使用可能なデバイスの解像度が、連続体ではない限られた値セットであることを想定しています。

PrinterResolution には複数の用途があります。

  1. クライアントが要求する解像度を正確にサポートするプリンタを検索し、それ以外の解像度のプリンタを対象外にする時には、クライアントが要求する正確な解像度を示す、PrinterResolution クラスのインスタンスを指定。この解像度を正確にサポートするプリンタだけが検索対象となる

  2. クライアントが要求する正確な解像度を使用してジョブの印刷を実行し、それ以外の解像度では印刷しないようにする時には、PrinterResolution クラスのインスタンスを印刷ジョブの属性として指定。印刷ジョブが正確な解像度をサポートせず、Fidelity が true に設定されている場合、ジョブはエラーになる
要求されている最小の解像度よりも高い解像度をサポートするプリンタをクライアント側で指定する場合は、この属性を検索要求から除外し、サポートされている解像度を直接照会し、クライアントの要求を満たすために最適な解像度を指定。解像度の制御にも使用される PrintQuality 属性を指定するほうがロジックが単純になる場合もある

IPP 互換性: PrinterResolution オブジェクトのメソッドを呼び出すことにより、IPP の printer-resolution 属性構築に必要な情報を取得できます。getName() で返されるカテゴリ名が IPP 属性名に対応します。

関連項目:
直列化された形式

フィールドの概要
 
クラス javax.print.attribute.ResolutionSyntax から継承されたフィールド
DPCM, DPI
 
コンストラクタの概要
PrinterResolution(int crossFeedResolution, int feedResolution, int units)
          指定された項目を使用して新しいプリンタ解像度属性を構築します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object object)
          このプリンタ解像度属性がオブジェクトで渡されるものと同等かどうかを返します。
 Class<? extends Attribute> getCategory()
          この印刷属性値の「カテゴリ」として使用される印刷属性クラスを返します。
 String getName()
          属性値がインスタンスとなるカテゴリの名前を返します。
 
クラス javax.print.attribute.ResolutionSyntax から継承されたメソッド
getCrossFeedResolution, getCrossFeedResolutionDphi, getFeedResolution, getFeedResolutionDphi, getResolution, hashCode, lessThanOrEquals, toString, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

PrinterResolution

public PrinterResolution(int crossFeedResolution,
                         int feedResolution,
                         int units)
指定された項目を使用して新しいプリンタ解像度属性を構築します。

パラメータ:
crossFeedResolution - 前後送り方向の解像度
feedResolution - 送り方向の解像度
units - ResolutionSyntax.DPIResolutionSyntax.>DPCM などの単位変換係数
例外:
IllegalArgumentException - 未確認の例外。crossFeedResolution < 1 または feedResolution < 1 または units < 1 の場合にスローされる
メソッドの詳細

equals

public boolean equals(Object object)
このプリンタ解像度属性がオブジェクトで渡されるものと同等かどうかを返します。次の条件がすべて true の場合に同等と見なされます。
  1. object が null ではない
  2. object が PrinterResolution クラスのインスタンスである
  3. この属性の前後送り方向の解像度が object の前後送り方向の解像度に等しい
  4. この属性の送り方向の解像度が object の送り方向の解像度に等しい

オーバーライド:
クラス ResolutionSyntax 内の equals
パラメータ:
object - 比較対象のオブジェクト
戻り値:
object がこのプリンタ解像度属性と同等の場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

getCategory

public final Class<? extends Attribute> getCategory()
この印刷属性値の「カテゴリ」として使用される印刷属性クラスを返します。

PrinterResolution クラスの場合、カテゴリは PrinterResolution クラス自身です。

定義:
インタフェース Attribute 内の getCategory
戻り値:
印刷属性クラス (カテゴリ)、java.lang.Class クラスのインスタンス

getName

public final String getName()
属性値がインスタンスとなるカテゴリの名前を返します。

PrinterResolution クラスの場合、カテゴリ名は printer-resolution になります。

定義:
インタフェース Attribute 内の getName
戻り値:
属性カテゴリの名前

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