JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.management.monitor
クラス CounterMonitor

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.management.NotificationBroadcasterSupport
      上位を拡張 javax.management.monitor.Monitor
          上位を拡張 javax.management.monitor.CounterMonitor
すべての実装されたインタフェース:
MBeanRegistration, CounterMonitorMBean, MonitorMBean, NotificationBroadcaster, NotificationEmitter

public class CounterMonitor
extends Monitor
implements CounterMonitorMBean

カウンタ属性の値を監視するように設計されたモニター MBean を定義します。

カウンタモニターは、カウンタの値が比較レベルとして知られるしきい値以上になると、threshold notification を送信します。通知フラグは true に設定する必要があります。

さらに、オフセット機構により、特定のカウント間隔を検出できます。オフセット値が 0 以外の場合、カウンタ値が比較レベルに達し、しきい値がトリガされると、この比較レベルの値がオフセット値分増加します。この処理はカウントが増加する前に瞬間的に行われます。このため、各レベルで、オフセット値に等しい間隔でカウントが増加するたびに、しきい値によりイベント通知がトリガされます。

カウンタが最大値をラップできる場合、モジュラスを指定する必要があります。モジュラスは、カウンタがゼロにリセットされる値です。

カウンタ差分モードでは、連続した 2 回の観測によって検出された 2 つのカウンタ値の差分として、派生ゲージの値が計算されます。この差分が負の数の場合、派生ゲージの値にモジュラス値が追加されます。派生ゲージの値 (V[t]) は、次のようにして計算されます。

このカウンタモニターの実装では、監視対象の属性が整数型 (ByteIntegerShortLong) でなければなりません。

導入されたバージョン:
1.5

フィールドの概要
 
クラス javax.management.monitor.Monitor から継承されたフィールド
alreadyNotified, alreadyNotifieds, capacityIncrement, dbgTag, elementCount, OBSERVED_ATTRIBUTE_ERROR_NOTIFIED, OBSERVED_ATTRIBUTE_TYPE_ERROR_NOTIFIED, OBSERVED_OBJECT_ERROR_NOTIFIED, RESET_FLAGS_ALREADY_NOTIFIED, RUNTIME_ERROR_NOTIFIED, server
 
コンストラクタの概要
CounterMonitor()
          デフォルトのコンストラクタです。
 
メソッドの概要
 Number getDerivedGauge()
          推奨されていません。 JMX 1.2 以降、getDerivedGauge(ObjectName) で置換されています。
 Number getDerivedGauge(ObjectName object)
          指定のオブジェクトが監視対象の MBean のセットに含まれる場合、このオブジェクトの派生ゲージを取得します。
 long getDerivedGaugeTimeStamp()
          推奨されていません。 JMX 1.2 以降、getDerivedGaugeTimeStamp(ObjectName) で置換されています。
 long getDerivedGaugeTimeStamp(ObjectName object)
          指定のオブジェクトが監視対象の MBean のセットに含まれる場合、このオブジェクトの派生ゲージのタイムスタンプを取得します。
 boolean getDifferenceMode()
          監視対象の MBean すべてに共通の差分モードフラグ値を取得します。
 Number getInitThreshold()
          監視対象オブジェクトすべてに共通の初期しきい値を取得します。
 Number getModulus()
          監視対象の MBean すべてに共通のモジュラス値を取得します。
 MBeanNotificationInfo[] getNotificationInfo()
          通知の Java クラス名と、カウンタモニターによって送信される通知型を含む NotificationInfo オブジェクトを返します。
 boolean getNotify()
          監視対象の MBean すべてに共通の通知のオン/オフスイッチ値を取得します。
 Number getOffset()
          監視対象の MBean すべてに共通のオフセット値を取得します。
 Number getThreshold()
          推奨されていません。 JMX 1.2 以降、getThreshold(ObjectName) で置換されています。
 Number getThreshold(ObjectName object)
          指定のオブジェクトが監視対象の MBean のセットに含まれる場合、このオブジェクトの現在のしきい値を取得します。
 void preDeregister()
          MBean サーバから登録解除する前に、カウンタモニター MBean が必要なオペレーションを実行できるようにします。
 void setDifferenceMode(boolean value)
          監視対象の MBean すべてに共通の差分モードフラグ値を設定します。
 void setGranularityPeriod(long period)
          粒度の周期をミリ秒単位で設定します。
 void setInitThreshold(Number value)
          監視対象のオブジェクトすべてに共通の初期しきい値を設定します。
 void setModulus(Number value)
          監視対象の MBean すべてに共通のモジュラス値を設定します。
 void setNotify(boolean value)
          監視対象の MBean すべてに共通の通知のオン/オフスイッチ値を設定します。
 void setOffset(Number value)
          監視対象の MBean すべてに共通のオフセット値を設定します。
 void setThreshold(Number value)
          推奨されていません。 JMX 1.2 以降、setInitThreshold(java.lang.Number) で置換されています。
 void start()
          カウンタモニターを開始します。
 void stop()
          カウンタモニターを停止します。
 
クラス javax.management.monitor.Monitor から継承されたメソッド
addObservedObject, containsObservedObject, getGranularityPeriod, getObservedAttribute, getObservedObject, getObservedObjects, isActive, postDeregister, postRegister, preRegister, removeObservedObject, setObservedAttribute, setObservedObject
 
クラス javax.management.NotificationBroadcasterSupport から継承されたメソッド
addNotificationListener, handleNotification, removeNotificationListener, removeNotificationListener, sendNotification
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 
インタフェース javax.management.monitor.MonitorMBean から継承されたメソッド
addObservedObject, containsObservedObject, getGranularityPeriod, getObservedAttribute, getObservedObject, getObservedObjects, isActive, removeObservedObject, setObservedAttribute, setObservedObject
 

コンストラクタの詳細

CounterMonitor

public CounterMonitor()
デフォルトのコンストラクタです。

メソッドの詳細

preDeregister

public void preDeregister()
                   throws Exception
MBean サーバから登録解除する前に、カウンタモニター MBean が必要なオペレーションを実行できるようにします。

しきい値をリセットします。

定義:
インタフェース MBeanRegistration 内の preDeregister
オーバーライド:
クラス Monitor 内の preDeregister
例外:
Exception -

start

public void start()
カウンタモニターを開始します。

定義:
インタフェース MonitorMBean 内の start
定義:
クラス Monitor 内の start

stop

public void stop()
カウンタモニターを停止します。 このメソッドは同期化されません。同期化した場合、割り込みまたは割り込みが発生したという通知の前にモニターのロックを取得しようとするスレッドでデッドロックが起こる可能性があるからです。

定義:
インタフェース MonitorMBean 内の stop
定義:
クラス Monitor 内の stop

setGranularityPeriod

public void setGranularityPeriod(long period)
                          throws IllegalArgumentException
粒度の周期をミリ秒単位で設定します。
デフォルトの粒度周期の値は 10 秒です。

定義:
インタフェース MonitorMBean 内の setGranularityPeriod
オーバーライド:
クラス Monitor 内の setGranularityPeriod
パラメータ:
period - 粒度周期の値
例外:
IllegalArgumentException - 粒度周期がゼロ以下の場合
関連項目:
Monitor.setGranularityPeriod(long)

getDerivedGauge

public Number getDerivedGauge(ObjectName object)
指定のオブジェクトが監視対象の MBean のセットに含まれる場合、このオブジェクトの派生ゲージを取得します。そうでない場合は null を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getDerivedGauge
パラメータ:
object - オブジェクトの名前。このオブジェクトの派生ゲージが返される
戻り値:
指定されたオブジェクトの派生ゲージ

getDerivedGaugeTimeStamp

public long getDerivedGaugeTimeStamp(ObjectName object)
指定のオブジェクトが監視対象の MBean のセットに含まれる場合、このオブジェクトの派生ゲージのタイムスタンプを取得します。そうでない場合は null を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getDerivedGaugeTimeStamp
パラメータ:
object - オブジェクトの名前。このオブジェクトの派生ゲージのタイムスタンプが返される
戻り値:
指定されたオブジェクトの派生ゲージのタイムスタンプ

getThreshold

public Number getThreshold(ObjectName object)
指定のオブジェクトが監視対象の MBean のセットに含まれる場合、このオブジェクトの現在のしきい値を取得します。そうでない場合は null を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getThreshold
パラメータ:
object - オブジェクトの名前。このオブジェクトのしきい値が返される
戻り値:
指定されたオブジェクトのしきい値
関連項目:
setThreshold(java.lang.Number)

getInitThreshold

public Number getInitThreshold()
監視対象オブジェクトすべてに共通の初期しきい値を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getInitThreshold
戻り値:
初期しきい値
関連項目:
setInitThreshold(java.lang.Number)

setInitThreshold

public void setInitThreshold(Number value)
                      throws IllegalArgumentException
監視対象のオブジェクトすべてに共通の初期しきい値を設定します。
その結果、監視対象の MBean のセットに含まれるすべてのオブジェクトの現在のしきい値が更新されます。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の setInitThreshold
パラメータ:
value - 初期しきい値
例外:
IllegalArgumentException - 指定されたしきい値が null か、ゼロより小さい場合
関連項目:
getInitThreshold()

getDerivedGauge

@Deprecated
public Number getDerivedGauge()
推奨されていません。 JMX 1.2 以降、getDerivedGauge(ObjectName) で置換されています。

監視対象の MBean のセットに含まれる最初のオブジェクトの派生ゲージを返します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getDerivedGauge
戻り値:
派生ゲージ

getDerivedGaugeTimeStamp

@Deprecated
public long getDerivedGaugeTimeStamp()
推奨されていません。 JMX 1.2 以降、getDerivedGaugeTimeStamp(ObjectName) で置換されています。

監視対象の MBean のセットに含まれる最初のオブジェクトの派生ゲージのタイムスタンプを取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getDerivedGaugeTimeStamp
戻り値:
派生ゲージのタイムスタンプ

getThreshold

@Deprecated
public Number getThreshold()
推奨されていません。 JMX 1.2 以降、getThreshold(ObjectName) で置換されています。

監視対象の MBean のセットに含まれる最初のオブジェクトのしきい値を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getThreshold
戻り値:
しきい値
関連項目:
setThreshold(Number)

setThreshold

@Deprecated
public void setThreshold(Number value)
                  throws IllegalArgumentException
推奨されていません。 JMX 1.2 以降、setInitThreshold(java.lang.Number) で置換されています。

初期しきい値を設定します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の setThreshold
パラメータ:
value - 初期しきい値
例外:
IllegalArgumentException - 指定されたしきい値が null か、ゼロより小さい場合
関連項目:
getThreshold()

getOffset

public Number getOffset()
監視対象の MBean すべてに共通のオフセット値を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getOffset
戻り値:
オフセット値
関連項目:
setOffset(java.lang.Number)

setOffset

public void setOffset(Number value)
               throws IllegalArgumentException
監視対象の MBean すべてに共通のオフセット値を設定します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の setOffset
パラメータ:
value - オフセット値
例外:
IllegalArgumentException - 指定されたオフセット値が null か、ゼロより小さい場合
関連項目:
getOffset()

getModulus

public Number getModulus()
監視対象の MBean すべてに共通のモジュラス値を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getModulus
戻り値:
モジュラス値
関連項目:
setModulus(java.lang.Number)

setModulus

public void setModulus(Number value)
                throws IllegalArgumentException
監視対象の MBean すべてに共通のモジュラス値を設定します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の setModulus
パラメータ:
value - モジュラス値
例外:
IllegalArgumentException - 指定されたモジュラス値が null か、ゼロより小さい場合
関連項目:
getModulus()

getNotify

public boolean getNotify()
監視対象の MBean すべてに共通の通知のオン/オフスイッチ値を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getNotify
戻り値:
しきい値を超過したときカウンタモニターが通知を送る場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
setNotify(boolean)

setNotify

public void setNotify(boolean value)
監視対象の MBean すべてに共通の通知のオン/オフスイッチ値を設定します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の setNotify
パラメータ:
value - 通知のオン/オフスイッチ値
関連項目:
getNotify()

getDifferenceMode

public boolean getDifferenceMode()
監視対象の MBean すべてに共通の差分モードフラグ値を取得します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の getDifferenceMode
戻り値:
差分モードを使用している場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
setDifferenceMode(boolean)

setDifferenceMode

public void setDifferenceMode(boolean value)
監視対象の MBean すべてに共通の差分モードフラグ値を設定します。

定義:
インタフェース CounterMonitorMBean 内の setDifferenceMode
パラメータ:
value - 差分モードフラグ値
関連項目:
getDifferenceMode()

getNotificationInfo

public MBeanNotificationInfo[] getNotificationInfo()
通知の Java クラス名と、カウンタモニターによって送信される通知型を含む NotificationInfo オブジェクトを返します。

定義:
インタフェース NotificationBroadcaster 内の getNotificationInfo
オーバーライド:
クラス NotificationBroadcasterSupport 内の getNotificationInfo
戻り値:
通知の配列

JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

Copyright 2004 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。