JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

javax.sound.sampled
クラス AudioFormat.Encoding

java.lang.Object
  |
  +--javax.sound.sampled.AudioFormat.Encoding
含まれているクラス:
AudioFormat

public static class AudioFormat.Encoding
extends Object

Encoding クラスは、オーディオストリームに使用されるデータ表現の特定の種類を指定します。エンコーディングには、チャネル数、サンプルレート、サンプルサイズ、フレームレートおよびバイト順序以外のサウンド形式のさまざまな面が含まれます。

オーディオエンコーディングでよく使用される種類の 1 つに、パルス符号変調 (PCM) があります。この PCM は、サウンド波形を線形 (比例) で表現したものです。PCM を使用すると、各サンプルに格納されている数値は、その時点のサウンド圧力の即時振幅に比例します。その数値の多くは符号付き整数または符号なし整数になります。PCM 以外の他のエンコーディングとして、mu-law および a-law があります。これらのエンコーディングは、スピーチを録音する場合によく使用されるサウンド振幅の非線形マッピングです。

このクラスで作成された PCM_SIGNED、PCM_UNSIGNED などの静的オブジェクトの 1 つを参照すると、事前に定義されたエンコーディングを使用できます。サービスプロバイダは、圧縮オーディオ形式や浮動小数点の PCM サンプルなどの新しいエンコーディングを作成し、これらを AudioSystem クラスで利用することができます。

Encoding クラスは静的なため、同じエンコーディングクラスのすべての AudioFormat オブジェクトは、同じクラスの異なるインスタンスではなく、同じオブジェクトを参照します。これは、2 つの形式のエンコーディングクラスが同一であるか確認して一致させることができます。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
AudioFormat, FormatConversionProvider

フィールドの概要
static AudioFormat.Encoding ALAW
          a-law の符号化データを指定します。
static AudioFormat.Encoding PCM_SIGNED
          符号付きリニア PCM データを指定します。
static AudioFormat.Encoding PCM_UNSIGNED
          符号なしリニア PCM データを指定します。
static AudioFormat.Encoding ULAW
          u-law の符号化データを指定します。
 
コンストラクタの概要
protected AudioFormat.Encoding(String name)
          新しいエンコーディングを構築します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          equals メソッドをファイナライズします。
 int hashCode()
          hashCode メソッドをファイナライズします。
 String toString()
          エンコーディングの String 表現を提供します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

PCM_SIGNED

public static final AudioFormat.Encoding PCM_SIGNED
符号付きリニア PCM データを指定します。


PCM_UNSIGNED

public static final AudioFormat.Encoding PCM_UNSIGNED
符号なしリニア PCM データを指定します。


ULAW

public static final AudioFormat.Encoding ULAW
u-law の符号化データを指定します。


ALAW

public static final AudioFormat.Encoding ALAW
a-law の符号化データを指定します。

コンストラクタの詳細

AudioFormat.Encoding

protected AudioFormat.Encoding(String name)
新しいエンコーディングを構築します。

パラメータ:
name - エンコーディングの新しいタイプの名前
メソッドの詳細

equals

public final boolean equals(Object obj)
equals メソッドをファイナライズします。

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - 比較対象の参照オブジェクト
戻り値:
obj 引数に指定されたオブジェクトとこのオブジェクトが等しい場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

hashCode

public final int hashCode()
hashCode メソッドをファイナライズします。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
このオブジェクトのハッシュコード値
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), Hashtable

toString

public final String toString()
エンコーディングの String 表現を提供します。この String は、コンストラクタに渡された名前と同じです。事前に定義されているエンコーディングの場合、その名前はエンコーディングの変数 (フィールド) 名と似ています。たとえば、PCM_SIGNED.toString() では、名前「pcm_signed」が返されます。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
エンコーディング名

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