JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.rmi
クラス MarshalledObject

java.lang.Object
  |
  +--java.rmi.MarshalledObject
すべての実装インタフェース:
Serializable

public final class MarshalledObject
extends Object
implements Serializable

コンストラクタに渡されるオブジェクトの、直列化表現のバイトストリームを包含します。get メソッドは、包含されたバイトストリームから直列化復元された、オリジナルのオブジェクトの新しいコピーを返します。包含されたオブジェクトは、パラメータおよび RMI 呼び出しの戻り値の整列化、および非整列化に使われるのと同じ直列化のセマンティクスを使って、直列化、および直列化復元されます。直列化された形式が作成されるときには、次のことが該当します。

オブジェクトのコピーを get メソッドで取得する場合、クラスがローカルに利用可能でなければ、適切な場所からクラスをロードします。その場所は、クラスが直列化されたときにクラス記述子で記述された URL で指定されます。

MarshalledObject を使うことにより、リモートピアが即座に自動的に直列化復元できない、RMI 呼び出しでのオブジェクト渡しが容易になります。

導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
MarshalledObject(Object obj)
          提供されたオブジェクトの現在の状態を直列化して表現したものを包含する、新しい MarshalledObject を作成します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          MarshalledObject と別のオブジェクトを比較します。
 Object get()
          包含された、整列化されたオブジェクトの新しいコピーを返します。
 int hashCode()
          MarshalledObject のハッシュコードを返します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

MarshalledObject

public MarshalledObject(Object obj)
                 throws IOException
提供されたオブジェクトの現在の状態を直列化して表現したものを包含する、新しい MarshalledObject を作成します。オブジェクトは、RMI 呼び出しのパラメータの整列化に使われるセマンティクスによって直列化されます。
パラメータ:
obj - 直列化されるオブジェクト (直列化可能でなければならない)
例外:
IOException - IOException が発生した場合。IOException は、obj が直列化可能でない場合に発生する
導入されたバージョン:
1.2
メソッドの詳細

get

public Object get()
           throws IOException,
                  ClassNotFoundException
包含された、整列化されたオブジェクトの新しいコピーを返します。内部表現は、RMI 呼び出しのパラメータの非整列化に使われるセマンティクスで直列化復元されます。
戻り値:
包含されたオブジェクトのコピー
例外:
IOException - 内部表現からオブジェクトを直列化復元しているときに IOException が発生した場合
ClassNotFoundException - 内部表現からオブジェクトを直列化復元しているときに ClassNotFoundException が発生した場合
導入されたバージョン:
1.2

hashCode

public int hashCode()
MarshalledObject のハッシュコードを返します。
オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
ハッシュコード

equals

public boolean equals(Object obj)
MarshalledObject と別のオブジェクトを比較します。比較の対象となるオブジェクトとまったく同じ直列化表現を包含する MarshalledObject を引数が参照している場合に限り、true を返します。この比較では、クラスのコードベース注釈は無視されます。つまり、各クラスのコードベースの直列化表現を除いて、その他の直列化表現が同じであれば、2 つのオブジェクトは同等と見なされます。
オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - MarshalledObject と比較するオブジェクト
戻り値:
同等の直列化オブジェクトが引数である場合は true、そうでない場合は false
導入されたバージョン:
1.2

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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