JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.awt
クラス Cursor

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.Cursor
すべての実装インタフェース:
Serializable

public class Cursor
extends Object
implements Serializable

マウスカーソルのビットマップ表現をカプセル化するクラスです。

関連項目:
Component.setCursor(java.awt.Cursor), 直列化された形式

フィールドの概要
static int CROSSHAIR_CURSOR
          十字のカーソルタイプです。
static int CUSTOM_CURSOR
          すべてのカスタムカーソルに関連したタイプです。
static int DEFAULT_CURSOR
          デフォルトのカーソルタイプです (カーソルが定義されていない場合に設定される)。
static int E_RESIZE_CURSOR
          東方向サイズ変更のカーソルタイプです。
static int HAND_CURSOR
          手の形状のカーソルタイプです。
static int MOVE_CURSOR
          移動カーソルタイプです。
static int N_RESIZE_CURSOR
          北方向サイズ変更のカーソルタイプです。
protected  String name
          ユーザに表示されるカーソルの名前です。
static int NE_RESIZE_CURSOR
          北東方向サイズ変更のカーソルタイプです。
static int NW_RESIZE_CURSOR
          北西方向サイズ変更のカーソルタイプです。
protected static Cursor[] predefined
           
static int S_RESIZE_CURSOR
          南方向サイズ変更のカーソルタイプです。
static int SE_RESIZE_CURSOR
          南東方向サイズ変更のカーソルタイプです。
static int SW_RESIZE_CURSOR
          南西方向サイズ変更のカーソルタイプです。
static int TEXT_CURSOR
          テキストのカーソルタイプです。
static int W_RESIZE_CURSOR
          西方向サイズ変更のカーソルタイプです。
static int WAIT_CURSOR
          待ち状態のカーソルタイプです。
 
コンストラクタの概要
  Cursor(int type)
          指定されたタイプの新しいカーソルオブジェクトを作成します。
protected Cursor(String name)
          指定された名前の新しいカスタムカーソルオブジェクトを作成します。
 
メソッドの概要
protected  void finalize()
          このオブジェクトへの参照はもうないとガーベージコレクションによって判断されたときに、ガーベージコレクタによって呼び出されます。
static Cursor getDefaultCursor()
          システムのデフォルトのカーソルを返します。
 String getName()
          このカーソルの名前を返します。
static Cursor getPredefinedCursor(int type)
          指定された定義済みタイプのカーソルオブジェクトを返します。
static Cursor getSystemCustomCursor(String name)
           
 int getType()
          このタイプのカーソルを返します。
 String toString()
          このカーソルの文字列表現を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

DEFAULT_CURSOR

public static final int DEFAULT_CURSOR
デフォルトのカーソルタイプです (カーソルが定義されていない場合に設定される)。

CROSSHAIR_CURSOR

public static final int CROSSHAIR_CURSOR
十字のカーソルタイプです。

TEXT_CURSOR

public static final int TEXT_CURSOR
テキストのカーソルタイプです。

WAIT_CURSOR

public static final int WAIT_CURSOR
待ち状態のカーソルタイプです。

SW_RESIZE_CURSOR

public static final int SW_RESIZE_CURSOR
南西方向サイズ変更のカーソルタイプです。

SE_RESIZE_CURSOR

public static final int SE_RESIZE_CURSOR
南東方向サイズ変更のカーソルタイプです。

NW_RESIZE_CURSOR

public static final int NW_RESIZE_CURSOR
北西方向サイズ変更のカーソルタイプです。

NE_RESIZE_CURSOR

public static final int NE_RESIZE_CURSOR
北東方向サイズ変更のカーソルタイプです。

N_RESIZE_CURSOR

public static final int N_RESIZE_CURSOR
北方向サイズ変更のカーソルタイプです。

S_RESIZE_CURSOR

public static final int S_RESIZE_CURSOR
南方向サイズ変更のカーソルタイプです。

W_RESIZE_CURSOR

public static final int W_RESIZE_CURSOR
西方向サイズ変更のカーソルタイプです。

E_RESIZE_CURSOR

public static final int E_RESIZE_CURSOR
東方向サイズ変更のカーソルタイプです。

HAND_CURSOR

public static final int HAND_CURSOR
手の形状のカーソルタイプです。

MOVE_CURSOR

public static final int MOVE_CURSOR
移動カーソルタイプです。

predefined

protected static Cursor[] predefined

CUSTOM_CURSOR

public static final int CUSTOM_CURSOR
すべてのカスタムカーソルに関連したタイプです。

name

protected String name
ユーザに表示されるカーソルの名前です。
関連項目:
getName()
コンストラクタの詳細

Cursor

public Cursor(int type)
指定されたタイプの新しいカーソルオブジェクトを作成します。
パラメータ:
type - カーソルの型

Cursor

protected Cursor(String name)
指定された名前の新しいカスタムカーソルオブジェクトを作成します。

注 : このコンストラクタは、カスタムカーソルのサポートの一部として AWT の実装によってだけ使用される必要があります。アプリケーションでは Toolkit.createCustomCursor() を使用してください。

パラメータ:
name - ユーザに表示されるカーソルの名前です。
関連項目:
Toolkit.createCustomCursor(java.awt.Image, java.awt.Point, java.lang.String)
メソッドの詳細

getPredefinedCursor

public static Cursor getPredefinedCursor(int type)
指定された定義済みタイプのカーソルオブジェクトを返します。
パラメータ:
type - 定義済みのカーソルの型

getSystemCustomCursor

public static Cursor getSystemCustomCursor(String name)
                                    throws AWTException
戻り値:
指定されたシステム独自のカスタム Cursor

カーソル名は、「Invalid.16x16」などのようになります。


getDefaultCursor

public static Cursor getDefaultCursor()
システムのデフォルトのカーソルを返します。

getType

public int getType()
このタイプのカーソルを返します。

getName

public String getName()
このカーソルの名前を返します。
戻り値:
このカーソルの地域対応された記述
導入されたバージョン:
1.2

toString

public String toString()
このカーソルの文字列表現を返します。
オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このカーソルの文字列表現
導入されたバージョン:
1.2

finalize

protected void finalize()
                 throws Throwable
クラス Object の記述:
このオブジェクトへの参照はもうないとガーベージコレクションによって判断されたときに、ガーベージコレクタによって呼び出されます。サブクラスは finalize メソッドをオーバーライドして、システムリソースを破棄したり、その他のクリーンアップを行うことができます。

finalize の一般的な規約では、finalize の呼び出しは、まだ生存している任意のスレッドがこのオブジェクトにアクセスする方法はないと、JavaTM Virtual Machine が判断した場合に行われます。ただし、ファイナライズの準備が済んだ他のオブジェクトまたはクラスをファイナライズするための処理の結果そうなった場合を除きます。finalize メソッドは、このオブジェクトを別のスレッドで再び利用可能にすることも含めて、任意のアクションを行うことができます。しかし、finalize の通常の用途は、オブジェクトを再生不可能な形で破棄する前のクリーンアップを実行することです。たとえば、入出力の接続を表すオブジェクトの finalize メソッドは、オブジェクトが永久的に破棄される前に、接続を切断するための明示的な入出力処理を行います。

Object クラスの finalize メソッドは、特別な処理を行いません。通常は、何もしないで復帰します。Object のサブクラスは、この定義をオーバーライドすることができます。

Java プログラミング言語は、任意のオブジェクトについてどのスレッドが finalize メソッドを呼び出すかを保証しません。しかし、finalize を呼び出すスレッドが、ユーザに可視な同期ロックを finalize 呼び出しの時点では保持していないことについては保証されます。キャッチされない例外を finalize メソッドがスローした場合、例外は無視され、オブジェクトのファイナライズは終了します。

あるオブジェクトについて finalize メソッドが呼び出されたあとに次の処理が発生するのは、まだ生存している任意のスレッドがこのオブジェクトにアクセスできる方法はないと、Java Virtual Machine が再び判断したときです。これには、ファイナライズの準備ができている他のオブジェクトまたはクラスによって発生した処理も含まれ、その時点でこのオブジェクトは破棄されます。

任意のオブジェクトについて Java Virtual Machine が finalize メソッドを複数回呼び出すことはありません。

finalize メソッドによって例外がスローされると、finalize メソッドの処理は停止されます。そうでない場合は無視されます。

オーバーライド:
クラス Object 内の finalize
クラス java.lang.Object からコピーされたタグ:
例外:
Throwable - このメソッドで生じた Exception

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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