sys_parallel

3. Exokernel のデザイン

exokernelの挑戦

このセクションでは exokernel アーキテクチャの設計原則を羅列している。そして先ほどの 3つの技術(管理と保護を分離するために使うもの)の詳細について議論している。

デザインの原則

このセクションではいくつかの原則、つまり我々が libOS に最大限の操作性を与えるため exokernel のインタフェースをどうデザインしたか紹介する。

Security expose hardware

exokernel はこれらのイベントに対して、高レベルな抽象化を行ってはならない(例えば Unix のシグナルとか RPC のようなもの)。柔軟性を向上させるには、ほとんどの物理リソースがきちんと再分割されなければならない。

exokernel は libOS に特権命令を export しなければならない。これは libOS が従来の OS の抽象化を実装するために使う。


ネガティブに言ってしまうと、この原則はつまり exokernel が「リソース管理をさぼりたい」ってことなのだ。

この原則の動機は我々の信念である「分散で、アプリケーション特有のリソース管理は、効果的で柔軟性のあるシステムを構築するのにベストである」ということ。(直訳…)

この後にある原則は、この目標を達成するための詳細を扱っている。

Expose allocation

次の原則ではこの関与(participation)の効用について補足している。

Expose Names

Expose Revocation


Policy

3.2 Secure Bindings

単純に言えば、secure binding は、カーネルがリソースの保護について考えなくて良いようにするものである。



我々は、以下の 3つの技術の例を見せる。そして、どうやって secure binging を物理メモリとネットワークデバイスの多重化に適用するか議論する。

Multiplexing Physical Memory

Multiplexing Network


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