SETUP

Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 2008-12-03
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名前

setup - デバイスとファイルシステムの初期化を行い、 ルートファイルシステムのマウントを行う  

書式

#include <unistd.h>

int setup(void);  

説明

setup() は linux/init/main.c の中で一度だけ呼ばれる。 カーネル内部のデバイスとファイルシステムの初期化関数を呼び、 ルートファイルシステムのマウントを行う。

ユーザープロセスからは setup() を呼びだすことはできない。 ユーザープロセスからのアクセスは、たとえそのプロセスが スーパーユーザー権限を持っていても EPERM を受け取ることになる。  

返り値

setup() はユーザープロセスに対して常に -1 を返す。  

エラー

EPERM
ユーザープロセスに対しては、常にこのエラーとなる。
 

バージョン

Linux 2.1.121 以降では、もはやこの関数は存在しない。  

準拠

この関数は Linux に特有のものであり、移植を考慮したプログラムでは 用いるべきではない。それどころか、あらゆるプログラムで用いるべきではない。  

注意

呼び出し手続きは変化してきた。 ある時は setup() は一つの引数 void *BIOS を取っており、またある時には int magic を一つの引数として取っていた。  

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。


 

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バージョン
準拠
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