JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.swing.tree
クラス AbstractLayoutCache

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.swing.tree.AbstractLayoutCache
すべての実装されたインタフェース:
RowMapper
直系の既知のサブクラス:
FixedHeightLayoutCache, VariableHeightLayoutCache

public abstract class AbstractLayoutCache
extends Object
implements RowMapper

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後の Swing リリースと互換ではなくなる予定です。現在の直列化のサポートは、短期間の運用や、同じバージョンの Swing を実行するアプリケーション間の RMI に適しています。JDK バージョン 1.4 以降、すべての JavaBeans の長期間の運用サポートは、java.beans パッケージに追加されています。詳細は、XMLEncoder を参照してください。


入れ子のクラスの概要
static class AbstractLayoutCache.NodeDimensions
          あるノードのサイズと X 原点を判定するために AbstractLayoutCache で使用されます。
 
フィールドの概要
protected  AbstractLayoutCache.NodeDimensions nodeDimensions
          ノードのサイズの取得を行うオブジェクトです。
protected  boolean rootVisible
          ルートノードが表示されている場合は true、その子が最上位の可視ノードである場合は false です。
protected  int rowHeight
          各行に使用する高さです。
protected  TreeModel treeModel
          情報を提供するモデルです。
protected  TreeSelectionModel treeSelectionModel
          選択モデルです。
 
コンストラクタの概要
AbstractLayoutCache()
           
 
メソッドの概要
abstract  Rectangle getBounds(TreePath path, Rectangle placeIn)
          パスを描画するのに必要な境界を指定する矩形を返します。
abstract  boolean getExpandedState(TreePath path)
          パスが展開されて可視の場合に true を返します。
 TreeModel getModel()
          データを提供している TreeModel を返します。
 AbstractLayoutCache.NodeDimensions getNodeDimensions()
          ツリー内のノードを描画するオブジェクトを返します。
protected  Rectangle getNodeDimensions(Object value, int row, int depth, boolean expanded, Rectangle placeIn)
          value を表すのに必要なサイズを、placeIn 内の参照によって返します。
abstract  TreePath getPathClosestTo(int x, int y)
          x, y にもっとも近いノードへのパスを返します。
abstract  TreePath getPathForRow(int row)
          渡された row のパスを返します。
 int getPreferredHeight()
          適切な高さを返します。
 int getPreferredWidth(Rectangle bounds)
          渡された領域の適切な幅を返します。
abstract  int getRowCount()
          表示中の行の数です。
abstract  int getRowForPath(TreePath path)
          path で識別される最後の項目が可視である行を返します。
 int getRowHeight()
          各行の高さを返します。
 int[] getRowsForPaths(TreePath[] paths)
          path 内で TreePath のインスタンスが表示されている行を返します。
 TreeSelectionModel getSelectionModel()
          選択範囲の管理に使用するモデルを返します。
abstract  int getVisibleChildCount(TreePath path)
          行について可視の子の数を返します。
abstract  Enumeration<TreePath> getVisiblePathsFrom(TreePath path)
          渡された位置から開始される可視のパスを次々に列挙する Enumerator を返します。
abstract  void invalidatePathBounds(TreePath path)
          path の境界が無効で、更新が必要なことを LayoutCache に通知します。
abstract  void invalidateSizes()
          参照しているすべてのサイズを再計算する必要があることを TreeState に通知します。
abstract  boolean isExpanded(TreePath path)
          行で識別される値が現在展開されている場合に true を返します。
protected  boolean isFixedRowHeight()
          各行の高さが固定されている場合に true を返します。
 boolean isRootVisible()
          ツリーのルートノードが表示されている場合に true を返します。
abstract  void setExpandedState(TreePath path, boolean isExpanded)
          パス path の展開状態を isExpanded としてマーク付けします。
 void setModel(TreeModel newModel)
          データを提供する TreeModel を設定します。
 void setNodeDimensions(AbstractLayoutCache.NodeDimensions nd)
          ツリー内のノードの描画を行うレンダリングを設定します。
 void setRootVisible(boolean rootVisible)
          TreeModel のルートノードが可視かどうかを判定します。
 void setRowHeight(int rowHeight)
          各セルの高さを設定します。
 void setSelectionModel(TreeSelectionModel newLSM)
          選択範囲の管理に使用する TreeSelectionModel を新しい LSM に設定します。
abstract  void treeNodesChanged(TreeModelEvent e)
           ノードまたは兄弟ウィジェットのセットになんらかの変更があったときに呼び出されます。
abstract  void treeNodesInserted(TreeModelEvent e)
          ノードがツリーに挿入されたあとに呼び出されます。
abstract  void treeNodesRemoved(TreeModelEvent e)
          ノードがツリーから削除されたあとに呼び出されます。
abstract  void treeStructureChanged(TreeModelEvent e)
          指定されたノードから下位でツリーの大幅な構造変更を行なったあとに呼び出されます。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

nodeDimensions

protected AbstractLayoutCache.NodeDimensions nodeDimensions
ノードのサイズの取得を行うオブジェクトです。


treeModel

protected TreeModel treeModel
情報を提供するモデルです。


treeSelectionModel

protected TreeSelectionModel treeSelectionModel
選択モデルです。


rootVisible

protected boolean rootVisible
ルートノードが表示されている場合は true、その子が最上位の可視ノードである場合は false です。


rowHeight

protected int rowHeight
各行に使用する高さです。これがゼロ以下の場合、レンダリングを使用して各行の高さが指定されます。

コンストラクタの詳細

AbstractLayoutCache

public AbstractLayoutCache()
メソッドの詳細

setNodeDimensions

public void setNodeDimensions(AbstractLayoutCache.NodeDimensions nd)
ツリー内のノードの描画を行うレンダリングを設定します。したがって、このレンダリングは個々のノードの寸法計算をします。

パラメータ:
nd - NodeDimensions オブジェクト

getNodeDimensions

public AbstractLayoutCache.NodeDimensions getNodeDimensions()
ツリー内のノードを描画するオブジェクトを返します。このオブジェクトは、個々のノードの寸法計算をします。

戻り値:
NodeDimensions オブジェクト

setModel

public void setModel(TreeModel newModel)
データを提供する TreeModel を設定します。

パラメータ:
newModel - データを提供する TreeModel

getModel

public TreeModel getModel()
データを提供している TreeModel を返します。

戻り値:
データを提供している TreeModel

setRootVisible

public void setRootVisible(boolean rootVisible)
TreeModel のルートノードが可視かどうかを判定します。

パラメータ:
rootVisible - ツリーのルートノードが表示される場合は true
関連項目:
rootVisible

isRootVisible

public boolean isRootVisible()
ツリーのルートノードが表示されている場合に true を返します。

戻り値:
ツリーのルートノードが表示されている場合は true
関連項目:
rootVisible

setRowHeight

public void setRowHeight(int rowHeight)
各セルの高さを設定します。指定された rowHeight が 0 以下の場合は、各行の高さについて現在のセルレンダリングが照会されます。

パラメータ:
rowHeight - 各セルのピクセル単位の高さ

getRowHeight

public int getRowHeight()
各行の高さを返します。戻り値が 0 以下の場合、各行の高さはレンダリングによって決められます。


setSelectionModel

public void setSelectionModel(TreeSelectionModel newLSM)
選択範囲の管理に使用する TreeSelectionModel を新しい LSM に設定します。

パラメータ:
newLSM - 新規 TreeSelectionModel

getSelectionModel

public TreeSelectionModel getSelectionModel()
選択範囲の管理に使用するモデルを返します。

戻り値:
treeSelectionModel

getPreferredHeight

public int getPreferredHeight()
適切な高さを返します。

戻り値:
適切な高さ

getPreferredWidth

public int getPreferredWidth(Rectangle bounds)
渡された領域の適切な幅を返します。この領域は、(bounds.x, bounds.y) にもっとも近いパスで定義され、bounds.height + bounds.y で終わります。boundsnull の場合、すべてのノードの適切な幅が返されます。これは、負荷が非常に大きくなる場合があります。

パラメータ:
bounds - 照会中の領域
戻り値:
渡された領域の適切な幅

isExpanded

public abstract boolean isExpanded(TreePath path)
行で識別される値が現在展開されている場合に true を返します。


getBounds

public abstract Rectangle getBounds(TreePath path,
                                    Rectangle placeIn)
パスを描画するのに必要な境界を指定する矩形を返します。

パラメータ:
path - ノードを指定する TreePath
placeIn - 利用可能な空間を指定する Rectangle オブジェクト
戻り値:
使用する空間を指定する Rectangle オブジェクト

getPathForRow

public abstract TreePath getPathForRow(int row)
渡された row のパスを返します。row が可視でない場合は、null が返されます。

パラメータ:
row - 照会される行
戻り値:
指定された行の TreePath

getRowForPath

public abstract int getRowForPath(TreePath path)
path で識別される最後の項目が可視である行を返します。path 内のどの要素も現在は可視でない場合は、-1 を返します。

パラメータ:
path - 照会中の TreePath
戻り値:
path 内の最後の項目が可視である場合は行、path 内のどの要素も現在は可視でない場合は -1

getPathClosestTo

public abstract TreePath getPathClosestTo(int x,
                                          int y)
x, y にもっとも近いノードへのパスを返します。現在可視のものがない場合は、null を返します。そうでない場合は、常に有効なパスを返します。返されたオブジェクトが正確に x, y にあるかどうかを判定する必要がある場合は、返されたパスの矩形を取得して、x, y と比較します。

パラメータ:
x - 望ましい位置の水平コンポーネント
y - 望ましい位置の垂直コンポーネント
戻り値:
指定した点にもっとも近い TreePath

getVisiblePathsFrom

public abstract Enumeration<TreePath> getVisiblePathsFrom(TreePath path)
渡された位置から開始される可視のパスを次々に列挙する Enumerator を返します。列挙の順序付けはパスの表示方法に基づきます。返される列挙の最初の要素は、可視であるかぎり path になります。可視でない場合は、null が返されます。

パラメータ:
path - 列挙の開始位置
戻り値:
望ましい位置で開始される Enumerator

getVisibleChildCount

public abstract int getVisibleChildCount(TreePath path)
行について可視の子の数を返します。

パラメータ:
path - 照会中のパス
戻り値:
指定したパスに関する可視の子の数

setExpandedState

public abstract void setExpandedState(TreePath path,
                                      boolean isExpanded)
パス path の展開状態を isExpanded としてマーク付けします。

パラメータ:
path - 展開または収納中のパス
isExpanded - パスを展開する場合は true、そうでない場合は false

getExpandedState

public abstract boolean getExpandedState(TreePath path)
パスが展開されて可視の場合に true を返します。

パラメータ:
path - 照会中のパス
戻り値:
パスが展開され、可視の場合は true、そうでない場合は false

getRowCount

public abstract int getRowCount()
表示中の行の数です。

戻り値:
表示中の行の数

invalidateSizes

public abstract void invalidateSizes()
参照しているすべてのサイズを再計算する必要があることを TreeState に通知します。


invalidatePathBounds

public abstract void invalidatePathBounds(TreePath path)
path の境界が無効で、更新が必要なことを LayoutCache に通知します。

パラメータ:
path - 更新中のパス

treeNodesChanged

public abstract void treeNodesChanged(TreeModelEvent e)

ノードまたは兄弟ウィジェットのセットになんらかの変更があったときに呼び出されます。ノードのツリー内の位置や、ノードの子の配列は変更されていなくても、ほかの属性が変更されていると、表現に影響を及ぼします。たとえば、ファイル名が変更されていて、ファイルシステム内での位置は変わっていない場合などです。

e.path() は、変更されたノードの親をパスに返します。

e.childIndices() は、変更されたノードのインデックスを返します。

パラメータ:
e - TreeModelEvent

treeNodesInserted

public abstract void treeNodesInserted(TreeModelEvent e)

ノードがツリーに挿入されたあとに呼び出されます。

e.path() は、新しいノードの親を返します。

e.childIndices() は、新しいノードのインデックスを昇順で返します。

パラメータ:
e - TreeModelEvent

treeNodesRemoved

public abstract void treeNodesRemoved(TreeModelEvent e)

ノードがツリーから削除されたあとに呼び出されます。このメソッドは、サブツリーがツリーから削除された場合に、削除されたサブツリーのルートに対して 1 回だけ呼び出されるのであって、削除された各兄弟ウィジェットのセットに対してそれぞれ 1 回呼び出されるわけではありません。

e.path() は、削除されたノードの元の親を返します。

e.childIndices() は、ノードが削除される前に持っていたインデックスを昇順で返します。

パラメータ:
e - TreeModelEvent

treeStructureChanged

public abstract void treeStructureChanged(TreeModelEvent e)

指定されたノードから下位でツリーの大幅な構造変更を行なったあとに呼び出されます。e.getPath() で返されるパスの長さが 1 で、先頭の要素が現在のルートノードを識別しない場合、先頭の要素がツリーの新しいルートになります。

e.path() はノードへのパスを保持します。

e.childIndices() は null を返します。

パラメータ:
e - TreeModelEvent

getRowsForPaths

public int[] getRowsForPaths(TreePath[] paths)
path 内で TreePath のインスタンスが表示されている行を返します。このメソッドは渡されたものと同じ長さの配列を返します。path 内の TreePath の 1 つが有効でない場合は、配列内のそのエントリを -1 に設定します。

定義:
インタフェース RowMapper 内の getRowsForPaths
パラメータ:
paths - 照会中の TreePath から成る配列
戻り値:
渡される同じ長さの配列。各 TreePath の表示位置に対応する各行が含まれる。pathsnull の場合は、null が返される

getNodeDimensions

protected Rectangle getNodeDimensions(Object value,
                                      int row,
                                      int depth,
                                      boolean expanded,
                                      Rectangle placeIn)
value を表すのに必要なサイズを、placeIn 内の参照によって返します。placeInnull の場合は、新しく作成された Rectangle が返されます。そうでない場合、値が placeIn に配置されて、返されます。レンダリングがない場合は、null が返されます。

パラメータ:
value - 表現される value
row - 照会中の行
depth - 行の深さ
expanded - 行が展開されている場合は true、そうでない場合は false
placeIn - value を表すのに必要なサイズを含む Rectangle
戻り値:
ノードの寸法が収まる Rectangle。ノードに寸法がない場合は null

isFixedRowHeight

protected boolean isFixedRowHeight()
各行の高さが固定されている場合に true を返します。


JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

Copyright 2004 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. Use is subject to license terms. Documentation Redistribution Policy も参照してください。