JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.swing.event
インタフェース DocumentEvent

既知の実装クラスの一覧:
AbstractDocument.DefaultDocumentEvent

public interface DocumentEvent

ドキュメント変更の通知のインタフェースです。Document のオブザーバに、Document がどのように変更されたか情報を詳しく提供します。変更のタイプ、変更場所、さらに、どの Element が挿入または削除されたのかといった構造的な変更の詳細など、高レベルの情報を提供します。

関連項目:
Document, DocumentListener

入れ子のクラスの概要
static interface DocumentEvent.ElementChange
          特定の要素に対して加えられた変更を記述します。
static class DocumentEvent.EventType
          ドキュメントイベントタイプの列挙です。
 
メソッドの概要
 DocumentEvent.ElementChange getChange(Element elem)
          指定された要素の変更情報を返します。
 Document getDocument()
          変更イベントの基となったドキュメントを返します。
 int getLength()
          変更の長さを返します。
 int getOffset()
          変更の始点のドキュメント内でのオフセットを返します。
 DocumentEvent.EventType getType()
          イベントのタイプを返します。
 

メソッドの詳細

getOffset

int getOffset()
変更の始点のドキュメント内でのオフセットを返します。

戻り値:
オフセット >= 0

getLength

int getLength()
変更の長さを返します。

戻り値:
長さ >= 0

getDocument

Document getDocument()
変更イベントの基となったドキュメントを返します。

戻り値:
ドキュメント

getType

DocumentEvent.EventType getType()
イベントのタイプを返します。

戻り値:
タイプ

getChange

DocumentEvent.ElementChange getChange(Element elem)
指定された要素の変更情報を返します。変更情報には、どの要素が追加および削除されたか、およびその位置が記述されています。変更がなかった場合は、null が返されます。

このメソッドは、オブザーバが構造的な変更を見つけるためのものです。つまり、変更がされる前から存在して、現在も存在している要素のみが ElementChange の記録を持つ必要があるのです。使用できる変更は再帰的である必要はありません。

たとえば、ある要素がその親から削除された場合、このメソッドは親が変更されたことを通知し、親の変更を記述する ElementChange 実装を提供する必要があります。削除された子に子がある場合には、この子要素については削除の通知を受ける必要はありません。

子要素が親要素に挿入された場合、親要素は変更の通知をする必要があります。子要素が自身に挿入された要素を持っている場合 (親にとっては孫にあたる)、これらの要素は変更通知をする必要はありません。

パラメータ:
elem - 要素
戻り値:
変更情報。要素が変更されなかった場合は null

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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