JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.print.attribute.standard
クラス MultipleDocumentHandling

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.print.attribute.EnumSyntax
      上位を拡張 javax.print.attribute.standard.MultipleDocumentHandling
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Cloneable, Attribute, PrintJobAttribute, PrintRequestAttribute

public class MultipleDocumentHandling
extends EnumSyntax
implements PrintRequestAttribute, PrintJobAttribute

MultipleDocumentHandling は、仕上げ処理、および 1 つ以上の出力ストリームページの印刷データと用紙上での配置方法を制御する値を列挙して示す印刷属性クラスです。 Copies 属性の値が 1 より大きい時には、ドキュメント処理で生成される複数の印刷物のソート順序も MultipleDocumentHandling で制御します。この属性は 2 つ以上の独立したドキュメントで構成される複数ドキュメント印刷ジョブだけに関連します。

簡単に言うと、MultipleDocumentHandling は複数ドキュメント印刷ジョブで送信される複数の (電子的な) 入力ドキュメントと (物理的な) 出力ドキュメントの関係、または複数ドキュメント印刷ジョブで生成されるドキュメントの関係を決定します。可能性は 2 つあります。

次の説明では、"a" がドキュメントデータのインスタンスを表し、ドキュメント "a" のデータ処理結果である印刷単位は "a(*)" で表されます。

標準 MultipleDocumentHandling 値を次に挙げます。

SINGLE_DOCUMENT は出力ストリームページの順序の面では SEPARATE_DOCUMENTS_COLLATED_COPIES と同じですが、用紙の開始位置が異なります。SINGLE_DOCUMENT の場合、これまでのジョブで生成されているページ数が奇数の場合は次のドキュメントの最初のページが用紙の裏側に印刷されますが、SEPARATE_DOCUMENTS_COLLATED_COPIES では新しいドキュメントまたは新しい部は必ず新しい用紙に印刷されます。

さらに STAPLEFinishings 属性が指定されている場合は次の処理が行われます。

注: これらの値を使用しても、n ページが同じドキュメントの n+1 ページの前に複数印刷される場合は、丁合いを行わないで印刷することはできない点に注意してください。丁合いを行わないようにする場合は、SheetCollate 属性を使用します。

IPP 互換性: getName() で返されるカテゴリ名が IPP 属性名、列挙される整数値が IPP の値、toString() メソッドが返す値が属性値の IPP 文字列表現にそれぞれ対応します。

関連項目:
Copies, Finishings, NumberUp, PageRanges, SheetCollate, Sides, 直列化された形式

フィールドの概要
static MultipleDocumentHandling SEPARATE_DOCUMENTS_COLLATED_COPIES
          複数ドキュメント、丁合いあり -- 前述の「詳細」を参照
static MultipleDocumentHandling SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES
          複数ドキュメント、丁合いなし -- 前述の「詳細」を参照
static MultipleDocumentHandling SINGLE_DOCUMENT
          単独ドキュメント -- 前述の「詳細」を参照
static MultipleDocumentHandling SINGLE_DOCUMENT_NEW_SHEET
          単独ドキュメント、改ページ印刷 -- 前述の「詳細」を参照
 
コンストラクタの概要
protected MultipleDocumentHandling(int value)
          指定された整数値を使用して新しい複数ドキュメント処理列挙値を構築します。
 
メソッドの概要
 Class<? extends Attribute> getCategory()
          この印刷属性値の「カテゴリ」として使用される印刷属性クラスを返します。
protected  EnumSyntax[] getEnumValueTable()
          MultipleDocumentHandling クラスの列挙値テーブルを返します。
 String getName()
          属性値がインスタンスとなるカテゴリの名前を返します。
protected  String[] getStringTable()
          MultipleDocumentHandling クラスの文字列テーブルを返します。
 
クラス javax.print.attribute.EnumSyntax から継承されたメソッド
clone, getOffset, getValue, hashCode, readResolve, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
equals, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

SINGLE_DOCUMENT

public static final MultipleDocumentHandling SINGLE_DOCUMENT
単独ドキュメント -- 前述の「詳細」を参照


SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES

public static final MultipleDocumentHandling SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES
複数ドキュメント、丁合いなし -- 前述の「詳細」を参照


SEPARATE_DOCUMENTS_COLLATED_COPIES

public static final MultipleDocumentHandling SEPARATE_DOCUMENTS_COLLATED_COPIES
複数ドキュメント、丁合いあり -- 前述の「詳細」を参照


SINGLE_DOCUMENT_NEW_SHEET

public static final MultipleDocumentHandling SINGLE_DOCUMENT_NEW_SHEET
単独ドキュメント、改ページ印刷 -- 前述の「詳細」を参照

コンストラクタの詳細

MultipleDocumentHandling

protected MultipleDocumentHandling(int value)
指定された整数値を使用して新しい複数ドキュメント処理列挙値を構築します。

パラメータ:
value - 整数値
メソッドの詳細

getStringTable

protected String[] getStringTable()
MultipleDocumentHandling クラスの文字列テーブルを返します。

オーバーライド:
クラス EnumSyntax 内の getStringTable
戻り値:
文字列テーブル

getEnumValueTable

protected EnumSyntax[] getEnumValueTable()
MultipleDocumentHandling クラスの列挙値テーブルを返します。

オーバーライド:
クラス EnumSyntax 内の getEnumValueTable
戻り値:
値テーブル

getCategory

public final Class<? extends Attribute> getCategory()
この印刷属性値の「カテゴリ」として使用される印刷属性クラスを返します。

MultipleDocumentHandling クラス、およびベンダー定義の任意のサブクラスでは、カテゴリは MultipleDocumentHandling クラス自身になります。

定義:
インタフェース Attribute 内の getCategory
戻り値:
印刷属性クラス (カテゴリ)、java.lang.Class クラスのインスタンス

getName

public final String getName()
属性値がインスタンスとなるカテゴリの名前を返します。

MultipleDocumentHandling クラス、およびベンダー定義の任意のサブクラスでは、カテゴリ名は multiple-document-handling になります。

定義:
インタフェース Attribute 内の getName
戻り値:
属性カテゴリの名前

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さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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