JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.naming.event
インタフェース EventDirContext

すべてのスーパーインタフェース:
Context, DirContext, EventContext

public interface EventDirContext
extends EventContext, DirContext

ディレクトリコンテキストに指定されたオブジェクトが変更されたときにトリガされたイベントの通知を受け取る、リスナーの登録に関するメソッドを含みます。

このインタフェースにあるメソッドは、RFC 2254 の検索フィルタによるオブジェクトの識別をサポートしています。

検索フィルタを使用すると、登録時に存在しないオブジェクトで配信対象を登録し、後でオブジェクトを作成してフィルタを満たすことが可能になります。ただし、サービスプロバイダや使用するプロトコル/サービスによってはサポート内容に制限がある場合があります。呼び出し側がこの方法ではサポートされていないフィルタを送信した場合、addNamingListener()InvalidSearchFilterException をスローします。

イベントソースとターゲットの説明、およびこのインターフェースのメソッドでも適用できるリスナー登録/登録解除については、EventContext を参照してください。スレッド問題の詳細は、「パッケージの説明」を参照してください。

SearchControls または、パラメータとしてメソッドに渡された配列オブジェクトは、呼び出し側が所有することになります。サービスプロバイダがオブジェクトを修正したり、その参照を保存することはできません。

導入されたバージョン:
1.3

フィールドの概要
 
インタフェース javax.naming.event.EventContext から継承されたフィールド
OBJECT_SCOPE, ONELEVEL_SCOPE, SUBTREE_SCOPE
 
インタフェース javax.naming.Context から継承されたフィールド
APPLET, AUTHORITATIVE, BATCHSIZE, DNS_URL, INITIAL_CONTEXT_FACTORY, LANGUAGE, OBJECT_FACTORIES, PROVIDER_URL, REFERRAL, SECURITY_AUTHENTICATION, SECURITY_CREDENTIALS, SECURITY_PRINCIPAL, SECURITY_PROTOCOL, STATE_FACTORIES, URL_PKG_PREFIXES
 
インタフェース javax.naming.directory.DirContext から継承されたフィールド
ADD_ATTRIBUTE, REMOVE_ATTRIBUTE, REPLACE_ATTRIBUTE
 
インタフェース javax.naming.Context から継承されたフィールド
APPLET, AUTHORITATIVE, BATCHSIZE, DNS_URL, INITIAL_CONTEXT_FACTORY, LANGUAGE, OBJECT_FACTORIES, PROVIDER_URL, REFERRAL, SECURITY_AUTHENTICATION, SECURITY_CREDENTIALS, SECURITY_PRINCIPAL, SECURITY_PROTOCOL, STATE_FACTORIES, URL_PKG_PREFIXES
 
メソッドの概要
 void addNamingListener(Name target, String filter, Object[] filterArgs, SearchControls ctls, NamingListener l)
          リスナーを追加し、ターゲットに指定されたオブジェクトで、検索フィルタ filter およびフィルタ引数で特定したオブジェクトが修正された場合、トリガされたネーミングイベントを受け取れるようにします。
 void addNamingListener(Name target, String filter, SearchControls ctls, NamingListener l)
          リスナーを追加し、ターゲットによるオブジェクトの指定された際に、検索フィルタ filter で特定されたオブジェクトが修正された場合、トリガされたネーミングイベントを受け取れるようにします。
 void addNamingListener(String target, String filter, Object[] filterArgs, SearchControls ctls, NamingListener l)
          リスナーを追加し、文字列ターゲット名によるオブジェクトの指定された際に、検索フィルタ filter およびフィルタ引数で特定したオブジェクトが修正された場合、トリガされたネーミングイベントを受け取れるようにします。
 void addNamingListener(String target, String filter, SearchControls ctls, NamingListener l)
          リスナーを追加し、文字列ターゲット名によるオブジェクトの指定された際に、検索フィルタ filter で特定されたオブジェクトが修正された場合、トリガされたネーミングイベントを受け取れるようにします。
 
インタフェース javax.naming.event.EventContext から継承されたメソッド
addNamingListener, addNamingListener, removeNamingListener, targetMustExist
 
インタフェース javax.naming.Context から継承されたメソッド
addToEnvironment, bind, bind, close, composeName, composeName, createSubcontext, createSubcontext, destroySubcontext, destroySubcontext, getEnvironment, getNameInNamespace, getNameParser, getNameParser, list, list, listBindings, listBindings, lookup, lookup, lookupLink, lookupLink, rebind, rebind, removeFromEnvironment, rename, rename, unbind, unbind
 
インタフェース javax.naming.directory.DirContext から継承されたメソッド
bind, bind, createSubcontext, createSubcontext, getAttributes, getAttributes, getAttributes, getAttributes, getSchema, getSchema, getSchemaClassDefinition, getSchemaClassDefinition, modifyAttributes, modifyAttributes, modifyAttributes, modifyAttributes, rebind, rebind, search, search, search, search, search, search, search, search
 
インタフェース javax.naming.Context から継承されたメソッド
addToEnvironment, bind, bind, close, composeName, composeName, createSubcontext, createSubcontext, destroySubcontext, destroySubcontext, getEnvironment, getNameInNamespace, getNameParser, getNameParser, list, list, listBindings, listBindings, lookup, lookup, lookupLink, lookupLink, rebind, rebind, removeFromEnvironment, rename, rename, unbind, unbind
 

メソッドの詳細

addNamingListener

void addNamingListener(Name target,
                       String filter,
                       SearchControls ctls,
                       NamingListener l)
                       throws NamingException
リスナーを追加し、ターゲットによるオブジェクトの指定された際に、検索フィルタ filter で特定されたオブジェクトが修正された場合、トリガされたネーミングイベントを受け取れるようにします。

検索コントロール ctls からの returningObj フラグおよび returningAttributes フラグというスコープは、リスナーが対象とするオブジェクトの選択をコントロールする際に用いられ、どの情報が NamingEvent オブジェクトに返されるかを判定します。返される要求情報は、利用できない場合、またはサービスプロバイダやサービスで取得できなかった場合、NamingEvent オブジェクトに表れないことがあります。

パラメータ:
target - このコンテキストに関連して解決される、オブジェクトの null 以外の名前
filter - null 以外の文字列フィルタ (RFC2254 参照)
ctls - null の可能性がある検索コントロール。null の場合、デフォルトの検索コントロールが使用される
l - null 以外のリスナー
例外:
NamingException - リスナー追加時に問題が発生した場合
関連項目:
EventContext.removeNamingListener(javax.naming.event.NamingListener), DirContext.search(javax.naming.Name, java.lang.String, javax.naming.directory.SearchControls)

addNamingListener

void addNamingListener(String target,
                       String filter,
                       SearchControls ctls,
                       NamingListener l)
                       throws NamingException
リスナーを追加し、文字列ターゲット名によるオブジェクトの指定された際に、検索フィルタ filter で特定されたオブジェクトが修正された場合、トリガされたネーミングイベントを受け取れるようにします。このメソッドの動作方法についての詳細は、Name を受け入れるオーバーロードを参照してください。

パラメータ:
target - このコンテキストに関連して解決される、オブジェクトの null 以外の文字列名
filter - null 以外の文字列フィルタ (RFC2254 参照)
ctls - null の可能性がある検索コントロール。null の場合、デフォルトの検索コントロールが使用される
l - null 以外のリスナー
例外:
NamingException - リスナー追加時に問題が発生した場合
関連項目:
EventContext.removeNamingListener(javax.naming.event.NamingListener), DirContext.search(java.lang.String, java.lang.String, javax.naming.directory.SearchControls)

addNamingListener

void addNamingListener(Name target,
                       String filter,
                       Object[] filterArgs,
                       SearchControls ctls,
                       NamingListener l)
                       throws NamingException
リスナーを追加し、ターゲットに指定されたオブジェクトで、検索フィルタ filter およびフィルタ引数で特定したオブジェクトが修正された場合、トリガされたネーミングイベントを受け取れるようにします。検索コントロール ctls からの returningObj フラグおよび returningAttributes フラグというスコープは、リスナーが対象とするオブジェクトの選択をコントロールする際に用いられ、どの情報が NamingEvent オブジェクトに返されるかを判定します。返される要求情報は、利用できない場合、またはサービスプロバイダやサービスで取得できなかった場合、NamingEvent オブジェクトに表れないことがあります。

パラメータ:
target - このコンテキストに関連して解決される、オブジェクトの null 以外の名前
filter - null 以外の文字列フィルタ (RFC2254 参照)
filterArgs - フィルタに対して null の可能性がある引数の配列
ctls - null の可能性がある検索コントロール。null の場合、デフォルトの検索コントロールが使用される
l - null 以外のリスナー
例外:
NamingException - リスナー追加時に問題が発生した場合
関連項目:
EventContext.removeNamingListener(javax.naming.event.NamingListener), DirContext.search(javax.naming.Name, java.lang.String, java.lang.Object[], javax.naming.directory.SearchControls)

addNamingListener

void addNamingListener(String target,
                       String filter,
                       Object[] filterArgs,
                       SearchControls ctls,
                       NamingListener l)
                       throws NamingException
リスナーを追加し、文字列ターゲット名によるオブジェクトの指定された際に、検索フィルタ filter およびフィルタ引数で特定したオブジェクトが修正された場合、トリガされたネーミングイベントを受け取れるようにします。このメソッドの動作方法についての詳細は、Name を受け入れるオーバーロードを参照してください。

パラメータ:
target - このコンテキストに関連して解決される、オブジェクトの null 以外の文字列名
filter - null 以外の文字列フィルタ (RFC2254 参照)
filterArgs - フィルタに対して null の可能性がある引数の配列
ctls - null の可能性がある検索コントロール。null の場合、デフォルトの検索コントロールが使用される
l - null 以外のリスナー
例外:
NamingException - リスナー追加時に問題が発生した場合
関連項目:
EventContext.removeNamingListener(javax.naming.event.NamingListener), DirContext.search(java.lang.String, java.lang.String, java.lang.Object[], javax.naming.directory.SearchControls)

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