JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

パッケージ java.util

このパッケージには、コレクションフレームワーク、レガシーコレクションクラス、イベントモデル、日時機能、国際化、およびさまざまなユーティリティクラス (StringTokenizer、乱数ジェネレーター、およびビット配列) が含まれています。

参照先:
          説明

インタフェースの概要
Collection<E> 「コレクション階層」のルートインタフェースです。
Comparator<T> オブジェクトのコレクションで「全体順序付け」を行う比較関数です。
Enumeration<E> Enumeration インタフェースを実装するオブジェクトは、一連の要素を 1 回に 1 つずつ生成します。
EventListener すべてのイベントリスナインタフェースが継承する必要のある、タグ機能インタフェースです。
Formattable Formattable インタフェースを実装する必要があるのは、Formatter's' 変換指示子を使用してカスタム書式を設定する必要のあるクラスです。
Iterator<E> コレクションの反復子です。
List<E> 順序付けられたコレクションです。
ListIterator<E> リストの反復子により、プログラマがいずれかの方向にリストをたどり、繰り返し処理時にリストを変更して、反復子の現在の位置をリストで取得することができます。
Map<K,V> キーを値にマッピングするオブジェクトです。
Map.Entry<K,V> マップのエントリ (キーと値のペア) です。
Observer 被監視オブジェクトに変更があった場合にクラスに通知したいとき、そのクラスに Observer インタフェースを実装することができます。
Queue<E> 処理の前に要素を保持する目的で設計されたコレクション。
RandomAccess マーカーインタフェースは、高速な (一般的には一定時間) ランダムアクセスをサポートすることを示す、List 実装により使用されます。
Set<E> 重複要素のないコレクションです。
SortedMap<K,V> マップ自身が昇順のキー順になることを保証します。
SortedSet<E> 反復子の動作を保証するセットです。
 

クラスの概要
AbstractCollection<E> このクラスは、Collection インタフェースのスケルトン実装を提供し、このインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
AbstractList<E> このクラスは、List インタフェースのスケルトン実装を提供し、配列のような「ランダムアクセス」データ記憶域を基にするこのインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
AbstractMap<K,V> このクラスは、Map インタフェースのスケルトン実装を提供し、このインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
AbstractQueue<E> このクラスは、いくつかの Queue オペレーションのスケルトン実装を提供します。
AbstractSequentialList<E> このクラスは、List インタフェースのスケルトン実装を提供し、リンクリストのような「順次アクセス」データ記憶域を基にするこのインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
AbstractSet<E> このクラスは、Set インタフェースのスケルトン実装を提供し、このインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
ArrayList<E> List インタフェースのサイズ変更可能な配列の実装です。
Arrays このクラスには、ソートや検索など、配列を操作するためのさまざまなメソッドがあります。
BitSet このクラスは、必要に応じて大きくなるビットベクトルを実装します。
Calendar Calendar クラスは、特定の時点と YEARMONTHDAY_OF_MONTHHOUR などのカレンダフィールドセット間の変換、および次週の日付の取得などのカレンダフィールド操作を行うための抽象クラスです。
Collections このクラスは、コレクションに作用する、またはコレクションを返す static メソッドだけで構成されます。
Currency 通貨を表します。
Date クラス Date は、特定の時点を表すもので、その精度はミリ秒です。
Dictionary<K,V> Dictionary クラスは、Hashtable のようにキーを値にマップするクラスの親となる抽象クラスです。
EnumMap<K extends Enum<K>,V> enum 型のキーで使用するための特殊な Map 実装です。
EnumSet<E extends Enum<E>> enum 型で使用するための特殊な Set 実装です。
EventListenerProxy 追加パラメータのセットをリスナーに関連付ける、EventListener クラスの abstract ラッパークラス。
EventObject すべてのイベント状態オブジェクトの派生元になるルートクラスです。
FormattableFlags FormattalbeFlag は Foramattable.formatTo() メソッドに渡され、フォーマッタブルの出力フォーマットを変更します。
Formatter printf 形式の文字列用のインタプリタ。
GregorianCalendar GregorianCalendar は、Calendar の具象サブクラスであり、世界のほとんどの地域で使用される標準的なカレンダシステムを提供します。
HashMap<K,V> Map インタフェースのハッシュテーブルに基づく実装です。
HashSet<E> このクラスは、ハッシュテーブル (実際には HashMap のインスタンス) を基にし、Set インタフェースを実装します。
Hashtable<K,V> このクラスは、ハッシュテーブルを実装するためのもので、キーを値にマップします。
IdentityHashMap<K,V> このクラスは、キーと値を比較する時にオブジェクトの同一性の代わりにリファレンスの同一性を使用して、ハッシュテーブルを持つ Map インスタンスを実装します。
LinkedHashMap<K,V> 予測可能な繰り返し順序を持つ Map インタフェースのハッシュテーブルとリンクリストの実装です。
LinkedHashSet<E> 予測可能な繰り返し順序を持つ Set インタフェースのハッシュテーブルとリンクリストの実装です。
LinkedList<E> List インタフェースのリンクリストの実装です。
ListResourceBundle ListResourceBundle は、リストを便利かつ容易に使用できる、ロケールに対するリソースを管理する ResourceBundle の abstract サブクラスです。
Locale Locale オブジェクトは、特定の地理的、国家的、または文化的地域を表すためのものです。
Observable このクラスは、被監視オブジェクト、つまりモデル/ビューパラダイムの「データ」を表します。
PriorityQueue<E> 優先度ヒープに基づく、無制限の優先度キューです。
Properties Properties クラスは、不変のプロパティセットを表します。
PropertyPermission このクラスはプロパティへのアクセス権のためのクラスです。
PropertyResourceBundle PropertyResourceBundle は、ResourceBundle の具象サブクラスです。
Random Random クラスのインスタンスは、一連の擬似乱数を生成します。
ResourceBundle リソースバンドルには、ロケール固有のオブジェクトが含まれます。
Scanner 正規表現を使用してプリミティブ型および文字列の構文解析が可能な、単純なテキストスキャナです。
SimpleTimeZone SimpleTimeZone は、グレゴリオ暦で使用されるタイムゾーンを表す TimeZone の具象サブクラスです。
Stack<E> Stack クラスは、オブジェクトの後入れ先出し (LIFO) スタックを表します。
StringTokenizer StringTokenizer クラスを使用すると、アプリケーションで文字列をトークンに分割できます。
Timer バックグラウンドスレッドで将来実行されるタスクをスケジュールする、スレッドのための機能です。
TimerTask Timer によって 1 回または繰り返し実行するようスケジュールされるタスクです。
TimeZone TimeZone は、タイムゾーンオフセットを表します。
TreeMap<K,V> SortedMap インタフェースの実装に基づく Red-Black ツリーです。
TreeSet<E> このクラスは、TreeMap のインスタンスに基づく Set インタフェースを実装します。
UUID 不変の UUID (ユニバーサル固有識別) を表すクラスです。
Vector<E> Vector クラスは、オブジェクトの可変長配列を実装します。
WeakHashMap<K,V> ハッシュテーブルに基づいた「弱キー」による Map 実装です。
 

列挙型の概要
Formatter.BigDecimalLayoutForm  
 

例外の概要
ConcurrentModificationException この例外は、オブジェクトの同時変更を検出したメソッドによって、そのような変更が許可されていない場合にスローされます。
DuplicateFormatFlagsException 重複するフラグが形式指示子内で指定されていたときにスローされるチェックされない例外です。
EmptyStackException Stack クラスのメソッドによってスローされ、そのスタックが空であることを示します。
FormatFlagsConversionMismatchException 変換およびフラグに互換性がない場合にスローされる、チェックされない例外です。
FormatterClosedException フォーマッタを閉じる際にスローされる、チェックされない例外です。
IllegalFormatCodePointException Character.isValidCodePoint(int) により定義される無効な Unicode コードポイントを持つ文字が Formatter に渡されるときに、チェックされない例外がスローされます。
IllegalFormatConversionException 書式指示子に対応する引数が互換性のない型を保持する場合、チェックされない例外がスローされます。
IllegalFormatException 書式文字列に不正な構文または指定された引数と互換性のない書式指示子が含まれる場合、チェックされない例外がスローされます。
IllegalFormatFlagsException 不正な組み合わせフラグが指定された場合に、チェックされない例外がスローされます。
IllegalFormatPrecisionException 精度が -1 以外の負の値の場合で、変換が精度をサポートしないか、値がこれ以外の場合にはサポートされない場合、チェックされない例外がスローされます。
IllegalFormatWidthException 書式幅が -1 以外の負の値か、それ以外ではサポートされない場合、チェックされない例外がスローされます。
InputMismatchException 取得されたトークンが予想される型のパターンと一致しないか、予想される型の範囲外である場合に、Scanner によりスローされます。
InvalidPropertiesFormatException 入力がプロパティのコレクション用の適切な XML ドキュメントタイプに準拠していない、つまり Properties の仕様に準拠していないために、操作を完了できなかった場合にスローされます。
MissingFormatArgumentException 対応する引数のない書式指示子が存在するか、引数インデックスが存在しない引数を参照する場合に、チェックされない例外がスローされます。
MissingFormatWidthException 書式の幅が必須である場合に、チェックされない例外がスローされます。
MissingResourceException リソースが欠落していることを通知します。
NoSuchElementException この列挙にそれ以上の要素がないと、EnumerationnextElement メソッドによってスローされます。
TooManyListenersException TooManyListenersException は、Java イベントモデルの一部として、通常はマルチキャストのイベントソースをユニキャストの特殊なケースであると注釈を付けて実装するために使用します。
UnknownFormatConversionException 未知の変換が指定された場合にスローされる、チェックされない例外です。
UnknownFormatFlagsException 未知のフラグが指定された場合にスローされる、チェックされない例外です。
 

パッケージ java.util の説明

このパッケージには、コレクションフレームワーク、レガシーコレクションクラス、イベントモデル、日時機能、国際化、およびさまざまなユーティリティクラス (StringTokenizer、乱数ジェネレーター、およびビット配列) が含まれています。

パッケージの仕様

関連ドキュメント

概要、チュートリアル、例、ガイド、およびツールのマニュアルについては、次を参照してください。

導入されたバージョン:
JDK1.0

JavaTM 2 Platform
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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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