JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

java.sql
クラス SQLPermission

java.lang.Object
  上位を拡張 java.security.Permission
      上位を拡張 java.security.BasicPermission
          上位を拡張 java.sql.SQLPermission
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Guard

public final class SQLPermission
extends BasicPermission

アプレットで実行されているコードが DriverManager.setLogWriter メソッドまたは DriverManager.setLogStream メソッド (推奨されない) を呼び出すときに、SecurityManager の確認対象となるアクセス権です。SQLPermission オブジェクトがない場合、これらのメソッドは実行時例外として java.lang.SecurityException をスローします。

SQLPermission オブジェクトには名前 (「ターゲット名」ともいう) は含まれますが、アクションリストは含まれません。名前を指定されたアクセス権が与えられる場合と、与えられない場合があります。ターゲット名はアクセス権の名前です (下記を参照)。命名規則は、階層的命名規則に従います。また、アスタリスクが名前の末尾にあったり、「.*」または「*」がある場合は、ワイルドカードマッチングを表します。たとえば、loadLibrary.** は有効なターゲット名ですが、*loadLibrarya*b は無効です。

次の表に、すべての使用可能な SQLPermission ターゲット名を示します。現在、許可されている名前は setLog だけです。この表では、それぞれのアクセス権が何を許可するか、およびコードにアクセス権を与えたときのリスクについての説明を示します。

アクセス権ターゲット名 アクセス権により許可される機能 このアクセス権を許可した場合のリスク
setLog ログストリームの設定 付与するとリスクがあるアクセス権。ログの内容にはユーザ名とパスワード、SQL 文、および SQL データを含むことが可能
アプレットを実行しているユーザは、許可されるアクセス権の内容を決定し、Policy Tool を実行してポリシーファイルで SQLPermission を作成します。プログラマは、SQLPermission のインスタンスを生成するために直接コンストラクタを使用しないで、ツールを使用します。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
BasicPermission, Permission, Permissions, PermissionCollection, SecurityManager, 直列化された形式

コンストラクタの概要
SQLPermission(String name)
          指定された名前を持つ SQLPermission オブジェクトを生成します。
SQLPermission(String name, String actions)
          指定された名前をもつ新しい SQLPermission オブジェクトを生成します。
 
メソッドの概要
 
クラス java.security.BasicPermission から継承されたメソッド
equals, getActions, hashCode, implies, newPermissionCollection
 
クラス java.security.Permission から継承されたメソッド
checkGuard, getName, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

SQLPermission

public SQLPermission(String name)
指定された名前を持つ SQLPermission オブジェクトを生成します。名前は SQLPermission の記号名です。現在許可されている名前は、「setLog」だけです。

パラメータ:
name - この SQLPermission オブジェクトの名前。setLog にする必要がある

SQLPermission

public SQLPermission(String name,
                     String actions)
指定された名前をもつ新しい SQLPermission オブジェクトを生成します。名前は SQLPermission の記号名です。String の actions は現在使用されず、null になります。

パラメータ:
name - この SQLPermission オブジェクトの名前。setLog にする必要がある
actions - null にする必要がある

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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