JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

パッケージ java.nio.charset

バイトと Unicode 文字の相互変換を行うための、文字セット、デコーダ、およびエンコーダを定義します。

参照先:
          説明

クラスの概要
Charset 16 ビット Unicode コード単位 のシーケンスとバイトシーケンス間の指定マップです。
CharsetDecoder 特定の文字セットで表現されたバイトシーケンスを 16 ビット Unicode 文字のシーケンスに変換するエンジンです。
CharsetEncoder 16 ビット Unicode 文字のシーケンスを特定の文字セットで表現されたバイトシーケンスに変換するエンジンです。
CoderResult コーダの結果状態の説明です。
CodingErrorAction コーディングエラーが発生したときに実行するアクションの型保証された列挙です。
 

例外の概要
CharacterCodingException 文字のエンコードエラーやデコードエラーが発生したときにスローされるチェック例外です。
IllegalCharsetNameException ある文字列が、正当な文字セット名ではないのに正当であるかのように使用された場合にスローされる、チェックされない例外です。
MalformedInputException 入力バイトシーケンスが指定文字セットにとって正当でない場合、または入力文字シーケンスが 16 ビットの正規 Unicode シーケンスでない場合にスローされるチェック例外です。
UnmappableCharacterException 入力文字 (またはバイト) シーケンスは有効だが出力バイト (または文字) シーケンスにマップできない場合にスローされるチェックされる例外です。
UnsupportedCharsetException 要求された文字セットがサポートされない場合にスローされる、チェックされない例外です。
 

エラーの概要
CoderMalfunctionError CharsetDecoderdecodeLoop メソッドや、CharsetEncoderencodeLoop メソッドが予想外の例外をスローしたときにスローされるエラーです。
 

パッケージ java.nio.charset の説明

バイトと Unicode 文字の相互変換を行うための、文字セット、デコーダ、およびエンコーダを定義します。

クラス名

説明

Charset 文字とバイトとの間の名前付きマッピング
CharsetDecoder バイトから文字へデコードする
CharsetEncoder   文字からバイトへ符号化する
CoderResult   コーダの結果を記述する
CodingErrorAction   符号化エラーが検出されたときに実行するアクションを記述する

「文字セット」は、「RFC 2278」 で定義されている、16 ビット Unicode 文字シーケンスとバイトシーケンスとの間の名前付きマッピングです。「デコーダ」は、特定の文字セットで表現されたバイトを文字に変換するエンジンです。「エンコーダ」は、文字をバイトに変換するエンジンです。エンコーダとデコーダは、byte バッファや char バッファを操作します。この 2 つをまとめて「コーダ」と呼びます。

Charset クラスは、特定の文字セット用のコーダを作成するメソッドや、文字セットに関連したさまざまな名前を取得するメソッドを定義します。さらに、特定の文字セットがサポートされているかどうかをテストする static メソッド、名前から文字セットのインスタンスを検索する static メソッド、現在の Java 仮想マシンでサポートされているすべての文字セットのマップを構築する static メソッドも定義します。

ほとんどのユーザは、これらのクラスを直接使用する代わりに、String クラスにある既存の文字セット関連のコンストラクタおよびメソッドと、既存の InputStreamReader クラスおよび OutputStreamWriter クラスを使用します。これらの実装はすべて、このパッケージで定義されている文字セット機能を活用できるように作り直されました。特に、InputStreamReader クラスと OutputStreamWriter クラスには、そのインスタンスの構築時に明示的に文字セットオブジェクトを指定できるように、若干の変更が加えられています。

新しい文字セットのサポートを追加したい場合は、java.nio.charset.spi パッケージの CharsetProvider クラスで定義されているインタフェースを使用します。

導入されたバージョン:
1.4

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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