JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

java.lang.reflect
クラス Field

java.lang.Object
  上位を拡張 java.lang.reflect.AccessibleObject
      上位を拡張 java.lang.reflect.Field
すべての実装されたインタフェース:
AnnotatedElement, Member

public final class Field
extends AccessibleObject
implements Member

Field は、クラスまたはインタフェースについての情報、それらへの動的なアクセス、その単一フィールドを提供します。リフレクトされたフィールドが、クラス (static) フィールドまたはインスタンスフィールドであることもあります。

Field は、アクセス操作の取得または設定中に拡大変換が発生することを許可しますが、縮小変換が発生すると IllegalArgumentException をスローします。

関連項目:
Member, Class, Class.getFields(), Class.getField(String), Class.getDeclaredFields(), Class.getDeclaredField(String)

フィールドの概要
 
インタフェース java.lang.reflect.Member から継承されたフィールド
DECLARED, PUBLIC
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          Field を指定されたオブジェクトと比較します。
 Object get(Object obj)
          指定されたオブジェクトについて、この Field によって表されるフィールドの値を返します。
<T extends Annotation>
T
getAnnotation(Class<T> annotationClass)
          指定された型の注釈が存在する場合は、指定された型の要素の注釈を返します。
 boolean getBoolean(Object obj)
          static またはインスタンス boolean フィールドの値を取得します。
 byte getByte(Object obj)
          static またはインスタンス byte フィールドの値を取得します。
 char getChar(Object obj)
          char 型、または拡大変換によって char 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。
 Annotation[] getDeclaredAnnotations()
          この要素に直接存在するすべての注釈を返します。
 Class<?> getDeclaringClass()
          Field オブジェクトによって表されるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースを表す Class オブジェクトを返します。
 double getDouble(Object obj)
          double 型、または拡大変換によって double 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。
 float getFloat(Object obj)
          float 型、または拡大変換によって float 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。
 Type getGenericType()
          Field オブジェクトで表されるフィールドの宣言型を表す Type オブジェクトを返します。
 int getInt(Object obj)
          int 型、または拡大変換によって int 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。
 long getLong(Object obj)
          long 型、または拡大変換によって long 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。
 int getModifiers()
          Field オブジェクトによって表されるフィールドの Java 言語修飾子を整数として返します。
 String getName()
          Field オブジェクトによって表されるフィールドの名前を返します。
 short getShort(Object obj)
          short 型、または拡大変換によって short 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。
 Class<?> getType()
          Field オブジェクトで表されるフィールドの宣言型を識別する Class オブジェクトを返します。
 int hashCode()
          Field のハッシュコードを返します。
 boolean isEnumConstant()
          このフィールドが列挙型の要素を表す場合は true を返し、そうでない場合は false を返します。
 boolean isSynthetic()
          このフィールドが合成フィールドである場合は true を返し、そうでない場合は false を返します。
 void set(Object obj, Object value)
          この Field オブジェクトによって表される指定されたオブジェクト引数のフィールドを、指定された新しい値に設定します。
 void setBoolean(Object obj, boolean z)
          指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を boolean として設定します。
 void setByte(Object obj, byte b)
          指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を byte として設定します。
 void setChar(Object obj, char c)
          指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を char として設定します。
 void setDouble(Object obj, double d)
          指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を double として設定します。
 void setFloat(Object obj, float f)
          指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を float として設定します。
 void setInt(Object obj, int i)
          指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を int として設定します。
 void setLong(Object obj, long l)
          指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を long として設定します。
 void setShort(Object obj, short s)
          指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を short として設定します。
 String toGenericString()
          汎用型を含む、この Field を記述する文字列を返します。
 String toString()
          Field を記述する文字列を返します。
 
クラス java.lang.reflect.AccessibleObject から継承されたメソッド
getAnnotations, isAccessible, isAnnotationPresent, setAccessible, setAccessible
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

メソッドの詳細

getDeclaringClass

public Class<?> getDeclaringClass()
Field オブジェクトによって表されるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースを表す Class オブジェクトを返します。

定義:
インタフェース Member 内の getDeclaringClass
戻り値:
基本となるメンバの宣言クラスを表すオブジェクト

getName

public String getName()
Field オブジェクトによって表されるフィールドの名前を返します。

定義:
インタフェース Member 内の getName
戻り値:
基本となるメンバの単純名

getModifiers

public int getModifiers()
Field オブジェクトによって表されるフィールドの Java 言語修飾子を整数として返します。Modifier クラスは、修飾子を復号化する場合に使用する必要があります。

定義:
インタフェース Member 内の getModifiers
戻り値:
基本となるメンバの Java 言語修飾子
関連項目:
Modifier

isEnumConstant

public boolean isEnumConstant()
このフィールドが列挙型の要素を表す場合は true を返し、そうでない場合は false を返します。

戻り値:
このフィールドが列挙型の要素を表す場合に限り、true
導入されたバージョン:
1.5

isSynthetic

public boolean isSynthetic()
このフィールドが合成フィールドである場合は true を返し、そうでない場合は false を返します。

定義:
インタフェース Member 内の isSynthetic
戻り値:
このフィールドが、『Java 言語仕様』で定義されている合成フィールドである場合に限り、true
導入されたバージョン:
1.5

getType

public Class<?> getType()
Field オブジェクトで表されるフィールドの宣言型を識別する Class オブジェクトを返します。

戻り値:
このオブジェクトが表すフィールドの宣言型を識別する Class オブジェクト

getGenericType

public Type getGenericType()
Field オブジェクトで表されるフィールドの宣言型を表す Type オブジェクトを返します。

Type が、パラメータ化された型の場合、返される Type オブジェクトは、ソースコードで使用される実際の型パラメータを正確に反映しなければなりません。

基本となるフィールドの型が、型変数またはパラメータ化された型の場合、仮パラメータ型は作成されます。そうでない場合、仮パラメータ型は解決されます。

戻り値:
Field オブジェクトで表されるフィールドの宣言型を表す Type オブジェクト
例外:
GenericSignatureFormatError - この汎用的なフィールドの署名が『Java 仮想マシン仕様第 3 版』で規定される書式に適合しない場合
TypeNotPresentException - 基本となるフィールドの汎用的な型の署名が、存在しない型宣言を参照する場合
MalformedParameterizedTypeException - 基本となるフィールドの汎用的な署名が、何らかの理由によりインスタンス化できないパラメータ化された型を参照する場合
導入されたバージョン:
1.5

equals

public boolean equals(Object obj)
Field を指定されたオブジェクトと比較します。オブジェクトが等しい場合は、true を返します。2 つの Field オブジェクトは、同じクラスで宣言され、同じ名前と型を持つ場合に等しいと見なされます。

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - 比較対象の参照オブジェクト
戻り値:
obj 引数に指定されたオブジェクトとこのオブジェクトが等しい場合は true、そうでない場合は false
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

hashCode

public int hashCode()
Field のハッシュコードを返します。これは、基本となるフィールドの宣言クラス名とその名前のハッシュコードの排他的論理和として計算されます。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
このオブジェクトのハッシュコード値
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), Hashtable

toString

public String toString()
Field を記述する文字列を返します。この文字列の書式は、存在する場合はフィールドのアクセス修飾子、フィールド型、スペース、フィールドを宣言するクラスの完全修飾名、ピリオド、フィールド名が順番に続きます。次に例を示します。

    public static final int java.lang.Thread.MIN_PRIORITY
    private int java.io.FileDescriptor.fd
 

修飾子は、『Java 言語仕様』で規定された標準的な順序で格納されます。つまり、最初に publicprotected、または private、続いてそれ以外の修飾子が staticfinaltransientvolatile の順序で置かれます。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このオブジェクトの文字列表現

toGenericString

public String toGenericString()
汎用型を含む、この Field を記述する文字列を返します。この文字列の書式は、(存在する場合には) フィールドのアクセス修飾子、汎用的なフィールド型、空白、フィールドを宣言するクラスの完全修飾名、ピリオド、フィールド名が順番に続きます。

修飾子は、『Java 言語仕様』で規定された標準的な順序で格納されます。つまり、最初に publicprotected、または private、続いてそれ以外の修飾子が staticfinaltransientvolatile の順序で置かれます。

戻り値:
汎用型を含む、この Field を記述する文字列
導入されたバージョン:
1.5

get

public Object get(Object obj)
           throws IllegalArgumentException,
                  IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、この Field によって表されるフィールドの値を返します。オブジェクトにプリミティブ型が指定されている場合、値はオブジェクト内で自動的にラップされます。

基本となるフィールドの値は、次のように取得されます。

基本となるフィールドが static フィールドである場合、obj 引数は無視されます。オブジェクト引数が null である場合があります。

static フィールドではない場合、基本となるフィールドはインスタンスフィールドです。指定された obj 引数が null の場合、メソッドは NullPointerException をスローします。指定されたオブジェクトが基本となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、メソッドは IllegalArgumentException をスローします。

この Field オブジェクトが Java 言語アクセス制御を実施し、基本となるフィールドにアクセスできない場合、メソッドは IllegalAccessException をスローします。基本となるフィールドが static の場合、そのフィールドを宣言したクラスがまだ初期化されていないときは、このクラスが初期化されます。

それ以外の場合、値は基本となるインスタンスまたは static フィールドから取得されます。フィールドにプリミティブ型が指定されている場合、値は返される前にオブジェクト内でラップされます。指定されていない場合、値はそのまま返されます。

フィールドが obj の型に隠されている場合、フィールドの値は前述の規則に従って取得されます。

パラメータ:
obj - 表現されるフィールド値の抽出元オブジェクト
戻り値:
オブジェクト obj 内で表現される値。プリミティブ値は適切なオブジェクト内にラップされてから返される
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合

getBoolean

public boolean getBoolean(Object obj)
                   throws IllegalArgumentException,
                          IllegalAccessException
static またはインスタンス boolean フィールドの値を取得します。

パラメータ:
obj - boolean 値の抽出元のオブジェクト
戻り値:
boolean フィールドの値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはフィールドの値が拡大変換によって boolean 型に変換できない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
get(java.lang.Object)

getByte

public byte getByte(Object obj)
             throws IllegalArgumentException,
                    IllegalAccessException
static またはインスタンス byte フィールドの値を取得します。

パラメータ:
obj - byte 値の抽出元のオブジェクト
戻り値:
byte フィールドの値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはフィールドの値が拡大変換によって byte 型に変換できない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
get(java.lang.Object)

getChar

public char getChar(Object obj)
             throws IllegalArgumentException,
                    IllegalAccessException
char 型、または拡大変換によって char 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。

パラメータ:
obj - char 値の抽出元のオブジェクト
戻り値:
char 型に変換されたフィールドの値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはフィールドの値が拡大変換によって char 型に変換できない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
get(java.lang.Object)

getShort

public short getShort(Object obj)
               throws IllegalArgumentException,
                      IllegalAccessException
short 型、または拡大変換によって short 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。

パラメータ:
obj - short 値の抽出元のオブジェクト
戻り値:
short 型に変換されたフィールドの値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはフィールドの値が拡大変換によって short 型に変換できない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
get(java.lang.Object)

getInt

public int getInt(Object obj)
           throws IllegalArgumentException,
                  IllegalAccessException
int 型、または拡大変換によって int 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。

パラメータ:
obj - int 値の抽出元のオブジェクト
戻り値:
int 型に変換されたフィールドの値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはフィールドの値が拡大変換で int 型に変換できない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
get(java.lang.Object)

getLong

public long getLong(Object obj)
             throws IllegalArgumentException,
                    IllegalAccessException
long 型、または拡大変換によって long 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。

パラメータ:
obj - long 値の抽出元のオブジェクト
戻り値:
long 型に変換されたフィールドの値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはフィールドの値が拡大変換によって long 型に変換できない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
get(java.lang.Object)

getFloat

public float getFloat(Object obj)
               throws IllegalArgumentException,
                      IllegalAccessException
float 型、または拡大変換によって float 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。

パラメータ:
obj - float 値の抽出元のオブジェクト
戻り値:
float 型に変換されたフィールドの値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはフィールドの値が拡大変換によって float 型に変換できない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
get(java.lang.Object)

getDouble

public double getDouble(Object obj)
                 throws IllegalArgumentException,
                        IllegalAccessException
double 型、または拡大変換によって double 型に変換可能な別のプリミティブ型の static またはインスタンスフィールドの値を取得します。

パラメータ:
obj - double 値の抽出元のオブジェクト
戻り値:
double 型に変換されたフィールドの値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはフィールドの値が拡大変換によって double 型に変換できない場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
get(java.lang.Object)

set

public void set(Object obj,
                Object value)
         throws IllegalArgumentException,
                IllegalAccessException
この Field オブジェクトによって表される指定されたオブジェクト引数のフィールドを、指定された新しい値に設定します。基本となるフィールドにプリミティブ型が指定されている場合、新しい値は自動的にラップ解除されます。

動作は次のように進行します。

基本となるフィールドが static である場合、obj 引数は無視されます。オブジェクト引数が null の場合があります。

static ではない場合、基本となるフィールドはインスタンスフィールドです。指定されたオブジェクト引数が null の場合、メソッドは NullPointerException をスローします。指定されたオブジェクト引数が基本となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、メソッドは IllegalArgumentException をスローします。

この Field オブジェクトが Java 言語アクセス制御を実施し、基本となるフィールドにアクセスできない場合、メソッドは IllegalAccessException をスローします。

基本となるフィールドが final の場合、setAccessible(true) がこのフィールドについて有効で、このフィールドが static でないときを除き、メソッドは IllegalAccessException をスローします。この方法で final フィールドを設定することが有用なのは、プログラムのほかの部分からアクセスできるようにする前に空白の final フィールドを持つクラスのインスタンスを直列化復元や再構築を行うときだけです。ほかのコンテキストで使用すると、プログラムのほかの部分がこのフィールドの元の値を使用し続けるなどの予測できない影響が発生する可能性があります。

基本となるフィールドがプリミティブ型である場合、ラップ解除変換が試行され、新しい値をプリミティブ型の値に変換します。この試行が正常に終了しない場合、メソッドは IllegalArgumentException をスローします。

ラップ解除が行われたあとに、新しい値を恒等変換または拡大変換で基本となるフィールドの型に変換できない場合、メソッドは IllegalArgumentException をスローします。

基本となるフィールドが static の場合、フィールドを宣言したクラスがまだ初期化されていないときは、このクラスが初期化されます。

フィールドは、ラップ解除され拡大された新しい値に設定されます。

フィールドが obj の型に隠されている場合、フィールドの値は前述の規則に従って設定されます。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
value - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合

setBoolean

public void setBoolean(Object obj,
                       boolean z)
                throws IllegalArgumentException,
                       IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を boolean として設定します。このメソッドの動作は set(obj, zObj) と同じです。zObjBoolean オブジェクトを表し、zObj.booleanValue() == z です。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
z - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
set(java.lang.Object, java.lang.Object)

setByte

public void setByte(Object obj,
                    byte b)
             throws IllegalArgumentException,
                    IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を byte として設定します。このメソッドの動作は set(obj, bObj) と同じです。bObjByte オブジェクトを表し、bObj.byteValue() == b です。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
b - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
set(java.lang.Object, java.lang.Object)

setChar

public void setChar(Object obj,
                    char c)
             throws IllegalArgumentException,
                    IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を char として設定します。このメソッドの動作は set(obj, cObj) と同じです。cObjCharacter オブジェクトを表し、cObj.charValue() == c です。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
c - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
set(java.lang.Object, java.lang.Object)

setShort

public void setShort(Object obj,
                     short s)
              throws IllegalArgumentException,
                     IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を short として設定します。このメソッドの動作は set(obj, sObj) と同じです。sObjShort オブジェクトを表し、sObj.shortValue() == s です。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
s - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
set(java.lang.Object, java.lang.Object)

setInt

public void setInt(Object obj,
                   int i)
            throws IllegalArgumentException,
                   IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を int として設定します。このメソッドの動作は set(obj, iObj) と同じです。iObjInteger オブジェクトを表し、iObj.intValue() == i です。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
i - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
set(java.lang.Object, java.lang.Object)

setLong

public void setLong(Object obj,
                    long l)
             throws IllegalArgumentException,
                    IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を long として設定します。このメソッドの動作は set(obj, lObj) と同じです。lObjLong オブジェクトを表し、lObj.longValue() == l です。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
l - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
set(java.lang.Object, java.lang.Object)

setFloat

public void setFloat(Object obj,
                     float f)
              throws IllegalArgumentException,
                     IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を float として設定します。このメソッドの動作は set(obj, fObj) と同じです。fObjFloat オブジェクトを表し、fObj.floatValue() == f です。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
f - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
set(java.lang.Object, java.lang.Object)

setDouble

public void setDouble(Object obj,
                      double d)
               throws IllegalArgumentException,
                      IllegalAccessException
指定されたオブジェクトについて、フィールドの値を double として設定します。このメソッドの動作は set(obj, dObj) と同じです。dObjDouble オブジェクトを表し、dObj.doubleValue() == d です。

パラメータ:
obj - フィールドを変更するオブジェクト
d - 変更中の obj の新しいフィールド値
例外:
IllegalAccessException - 基本となるフィールドにアクセスできない場合
IllegalArgumentException - 指定されたオブジェクトが基本となるフィールド (またはそのサブクラスか実装側) を宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではない場合、あるいはラップ解除変換が失敗した場合
NullPointerException - 指定されたオブジェクトが null で、フィールドがインスタンスフィールドの場合
ExceptionInInitializerError - このメソッドによる初期化が失敗した場合
関連項目:
set(java.lang.Object, java.lang.Object)

getAnnotation

public <T extends Annotation> T getAnnotation(Class<T> annotationClass)
インタフェース AnnotatedElement の記述:
指定された型の注釈が存在する場合は、指定された型の要素の注釈を返します。そうでない場合は null を返します。

定義:
インタフェース AnnotatedElement 内の getAnnotation
オーバーライド:
クラス AccessibleObject 内の getAnnotation
パラメータ:
annotationClass - 注釈型に対応する Class オブジェクト
戻り値:
存在する場合は、指定された注釈型の要素の注釈。そうでない場合は null

getDeclaredAnnotations

public Annotation[] getDeclaredAnnotations()
インタフェース AnnotatedElement の記述:
この要素に直接存在するすべての注釈を返します。このインタフェースにある他のメソッドとは異なり、このメソッドは継承された注釈を無視します (この要素に注釈が直接存在しない場合は長さゼロの配列を返す)。このメソッドの呼び出し元は、返された配列を自由に変更できます。この変更は、他の呼び出し元に返された配列に影響を及ぼしません。

定義:
インタフェース AnnotatedElement 内の getDeclaredAnnotations
オーバーライド:
クラス AccessibleObject 内の getDeclaredAnnotations
戻り値:
この要素に直接存在するすべての注釈

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さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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