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2.7 リモートオブジェクトの位置決め

単純ブートストラップネームサーバがリモートオブジェクトに対する名前付き参照を保存するために準備されています。リモートオブジェクト参照は、java.rmi.Naming クラスの URL をベースとするメソッドを使って保存することができます。

クライアントがリモートオブジェクトのメソッドを呼び出すときには、クライアントはまずそのオブジェクトに対する参照を取得する必要があります。リモートオブジェクトに対する参照は通常、メソッド呼び出しのパラメータまたは戻り値として得られます。RMI システムは単純ブートストラップネームサーバを提供して指定されたホストのリモートオブジェクトを得られるようにしています。java.rmi.Naming クラスは、URL (Uniform Resource Lacator) ベースのメソッドを提供して特定のホストとポートにおける名前とオブジェクトのペアのルックアップ、バインド、リバインド、アンバインドおよびリストを可能にしています。



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