JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

org.omg.CORBA
クラス ExceptionList

java.lang.Object
  |
  +--org.omg.CORBA.ExceptionList

public abstract class ExceptionList
extends Object

メソッドによりスローされる例外を記述するために Request オペレーションで使うオブジェクトです。例外の TypeCode の修正可能なリストを管理します。

次に、ExceptionList オブジェクトを作成するコードを示します。

    ORB orb = ORB.init(args, null);
    org.omg.CORBA.ExceptionList excList = orb.create_exception_list();
変数 excList は、TypeCode オブジェクトを保持していない ExceptionList オブジェクトを表します。

リストに項目を追加するには、まず ORB のメソッド create_exception_tc を使って、追加する例外の TypeCode オブジェクトを作成します。次に、それを ExceptionList のメソッド add を使ってリストに追加します。ExceptionList クラスには、リスト内の TypeCode オブジェクトの数を取得するためのメソッドがあります。項目の追加後は、指定されたインデックスにある項目のアクセスや削除のためのメソッドを呼び出すこともできます。

導入されたバージョン:
JDK1.2

コンストラクタの概要
ExceptionList()
           
 
メソッドの概要
abstract  void add(TypeCode exc)
          例外を記述する TypeCode オブジェクトをこの ExceptionList オブジェクトに追加します。
abstract  int count()
          この ExceptionList オブジェクト内の TypeCode オブジェクトの数を取得します。
abstract  TypeCode item(int index)
          指定されたインデックスにある TypeCode オブジェクトを返します。
abstract  void remove(int index)
          指定されたインデックスにある TypeCode オブジェクトを削除します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

ExceptionList

public ExceptionList()
メソッドの詳細

count

public abstract int count()
この ExceptionList オブジェクト内の TypeCode オブジェクトの数を取得します。

戻り値:
この ExceptionList オブジェクト内の TypeCode オブジェクトの数

add

public abstract void add(TypeCode exc)
例外を記述する TypeCode オブジェクトをこの ExceptionList オブジェクトに追加します。

パラメータ:
exc - 追加される TypeCode オブジェクト

item

public abstract TypeCode item(int index)
                       throws Bounds
指定されたインデックスにある TypeCode オブジェクトを返します。最初の項目はインデックス 0 にあります。

パラメータ:
index - TypeCode オブジェクトのインデックス。これは、0 以上で、TypeCode オブジェクトの数から 1 を引いた数値以下の範囲内にある int でなければならない
戻り値:
指定されたインデックスにある TypeCode オブジェクト
例外:
Bounds - 指定されたインデックスが、この ExceptionList オブジェクト内の TypeCode オブジェクトの数と等しいか、それより大きい値の場合

remove

public abstract void remove(int index)
                     throws Bounds
指定されたインデックスにある TypeCode オブジェクトを削除します。削除されたオブジェクトに続くすべての TypeCoded オブジェクトのインデックスは、1 つずつ繰り上げられます。

パラメータ:
index - 削除対象の TypeCode オブジェクトのインデックス。これは、0 以上で、TypeCode オブジェクトの数から 1 を引いた数値以下の範囲内にある int でなければならない
例外:
Bounds - 指定されたインデックスが、この ExceptionList オブジェクト内の TypeCode オブジェクトの数と等しいか、それより大きい値の場合

JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

バグの報告と機能のリクエスト
これ以外の API リファレンスおよび開発者用ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。 開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、 およびコード実例が含まれています。

Java、Java 2D、および JDBC は米国ならびにその他の国における米国 Sun Microsystems, Inc. の商標もしくは登録商標です。
Copyright 1993-2002 Sun Microsystems, Inc. 901 San Antonio Road
Palo Alto, California, 94303, U.S.A. All Rights Reserved.