JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

javax.sql
インタフェース RowSet

すべてのスーパーインタフェース:
ResultSet

public interface RowSet
extends ResultSet

JavaBeansTM コンポーネントモデルの JDBC API でサポートされるようになったインタフェースです。行セットはビジュアルな Bean 開発環境で JavaBeans として使用できます。また、設計時に作成および構成が行われ、実行時に実行されます。

RowSet インタフェースでは JavaBeans プロパティの組を提供します。これらのプロパティによって、RowSet インスタンスが JDBC データソースに接続し、そのデータソースからデータを読み取るように構成できます。値を設定するメソッド (setIntsetBytessetString など) では、入力パラメータを行セットのコマンドプロパティに渡す方法を提供します。このコマンドは、行セットが通常は関係データベースから自身のデータを取得するときに使用する SQL クエリです。

RowSet インタフェースでは JavaBeans イベントをサポートしており、行セットにイベントが発生したとき (値の変更など) に、アプリケーションのほかのコンポーネントに通知することができます。

JDBC API のほかの部分を使用して実装するようにしている点で、RowSet インタフェースは独特です。言い換えると、RowSet の実装とは、JDBC ドライバの最上部で実行されるソフトウェアのレイヤです。RowSet インタフェースの実装は、JDBC 製品の一部として提供しようとする JDBC ドライバベンダーを始めとして、誰でも提供できます。

RowSet オブジェクトでは、データソースとの接続を作成し、オブジェクトのライフサイクルを通じてその接続を保持します。このような場合、「接続された」行セットと呼ばれます。また、行セットはデータソースと接続してデータを取得し、接続を閉じることもできます。そのような行セットは「切断された」行セットと呼ばれます。切断された行セットでは、切断中にデータに変更を加えてから、データの元のソースに変更を送り戻すことができます。しかし、そのためには接続をもう一度確立する必要があります。

切断された行セットには、関連付けられたリーダー (RowSetReader オブジェクト) とライター (RowSetWriter オブジェクト) があります。リーダーは、データ付きで行セットを生成するためにさまざまな方法で実装されており、非関係データソースからデータを取得することもできます。ライターもまたさまざまな方法で実装されており、行セットのデータに加えられた変更を基本となるデータソースへ送り戻すことができます。

行セットを使用するのは簡単です。RowSet インタフェースは、標準の java.sql.ResultSet インタフェースを拡張しています。また RowSetMetaData インタフェースは、java.sql.ResultSetMetaData インタフェースを拡張しています。それにより、JDBC API に精通している開発者が行セットを使うためには、最小限の新しい API を覚えれば済みます。さらに、JDBC ResultSet オブジェクトと共に動作するサードパーティ製のソフトウェアツールを、行セットを使用して動作するようにすることも簡単にできます。

導入されたバージョン:
1.4

フィールドの概要
 
インタフェース java.sql.ResultSet から継承したフィールド
CLOSE_CURSORS_AT_COMMIT, CONCUR_READ_ONLY, CONCUR_UPDATABLE, FETCH_FORWARD, FETCH_REVERSE, FETCH_UNKNOWN, HOLD_CURSORS_OVER_COMMIT, TYPE_FORWARD_ONLY, TYPE_SCROLL_INSENSITIVE, TYPE_SCROLL_SENSITIVE
 
メソッドの概要
 void addRowSetListener(RowSetListener listener)
          指定したイベントリスナーを登録して、この RowSet オブジェクトで発生するイベントが通知されるようにします。
 void clearParameters()
          この RowSet オブジェクトのコマンド用のパラメータセットをクリアします。
 void execute()
          この RowSet オブジェクトにデータを格納します。
 String getCommand()
          この RowSet オブジェクトの command プロパティを取得します。
 String getDataSourceName()
          この RowSet オブジェクトのデータソースを特定する論理名を取得します。
 boolean getEscapeProcessing()
          この RowSet オブジェクトのエスケープの処理が有効かどうかを取得します。
 int getMaxFieldSize()
          ある列値で返される最大バイト数を取得します。
 int getMaxRows()
          この RowSet オブジェクトに含めることのできる最大行数を取得します。
 String getPassword()
          データベース接続の作成に使用する password を取得します。
 int getQueryTimeout()
          ドライバが文の実行を待つ最大秒数を取得します。
 int getTransactionIsolation()
          この RowSet オブジェクトのトランザクション遮断レベルの設定を取得します。
 Map getTypeMap()
          この RowSet オブジェクトに関連付けられた、SQL ユーザ定義型のカスタムマッピングがある場合にはそれを指定する Map オブジェクトを取得します。
 String getUrl()
          この RowSet オブジェクトが接続を確立するのに DataSource オブジェクトではなく DriverManager を使用する場合に、接続を作成するために使用する url プロパティを取得します。
 String getUsername()
          この RowSet オブジェクトのデータベース接続を作成するために使用される username を取得します。
 boolean isReadOnly()
          この RowSet オブジェクトが読み込み専用かどうかを確認します。
 void removeRowSetListener(RowSetListener listener)
          指定したリスナーを、この RowSet オブジェクトでイベントが発生したときに通知されるコンポーネントのリストから削除します。
 void setArray(int i, Array x)
          この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した Array 値に設定します。
 void setAsciiStream(int parameterIndex, InputStream x, int length)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.io.InputStream 値に設定します。
 void setBigDecimal(int parameterIndex, BigDecimal x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.math.BigDeciaml 値に設定します。
 void setBinaryStream(int parameterIndex, InputStream x, int length)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.io.InputStream 値に設定します。
 void setBlob(int i, Blob x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Blob 値に設定します。
 void setBoolean(int parameterIndex, boolean x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java boolean 値に設定します。
 void setByte(int parameterIndex, byte x)
          この RowSet オブジェクトのコマンドにおいて指定したパラメータを、指定した Java byte 値に設定します。
 void setBytes(int parameterIndex, byte[] x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、byte 値の指定した Java 配列値に設定します。
 void setCharacterStream(int parameterIndex, Reader reader, int length)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.io.Reader 値に設定します。
 void setClob(int i, Clob x)
          この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した Clob 値に設定します。
 void setCommand(String cmd)
          この RowSet オブジェクトの command プロパティを、指定した SQL クエリーに設定します。
 void setConcurrency(int concurrency)
          この RowSet オブジェクトの並行性を、指定した並行性レベルに設定します。
 void setDataSourceName(String name)
          この RowSet オブジェクトのデータソース名プロパティを、指定した String に設定します。
 void setDate(int parameterIndex, Date x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.sql.Date 値に設定します。
 void setDate(int parameterIndex, Date x, Calendar cal)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.sql.Date 値に設定します。
 void setDouble(int parameterIndex, double x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java double 値に設定します。
 void setEscapeProcessing(boolean enable)
          この RowSet オブジェクトのエスケープの処理をオンまたはオフに設定します。
 void setFloat(int parameterIndex, float x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java float 値に設定します。
 void setInt(int parameterIndex, int x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java int 値に設定します。
 void setLong(int parameterIndex, long x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java long 値に設定します。
 void setMaxFieldSize(int max)
          列値に返される最大バイト数を、指定されたバイト数に設定します。
 void setMaxRows(int max)
          この RowSet オブジェクトに含めることのできる最大の行数を、指定した値に設定します。
 void setNull(int parameterIndex, int sqlType)
          この RowSet オブジェクトの、指定した SQL コマンドのパラメータを、SQL NULL に設定します。
 void setNull(int paramIndex, int sqlType, String typeName)
          この RowSet オブジェクトの、指定した SQL コマンドのパラメータを、SQL NULL に設定します。
 void setObject(int parameterIndex, Object x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java Object に設定します。
 void setObject(int parameterIndex, Object x, int targetSqlType)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java Object に設定します。
 void setObject(int parameterIndex, Object x, int targetSqlType, int scale)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java Object に設定します。
 void setPassword(String password)
          この RowSet オブジェクトのデータベースパスワードを、指定した String に設定します。
 void setQueryTimeout(int seconds)
          ドライバが文の実行を待つ最大時間を、指定した秒数に設定します。
 void setReadOnly(boolean value)
          この RowSet オブジェクトが読み込み専用かどうかを、指定した boolean に設定します。
 void setRef(int i, Ref x)
          この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した Java Ref 値に設定します。
 void setShort(int parameterIndex, short x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java short 値に設定します。
 void setString(int parameterIndex, String x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java String 値に設定します。
 void setTime(int parameterIndex, Time x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.sql.Time 値に設定します。
 void setTime(int parameterIndex, Time x, Calendar cal)
          この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した java.sql.Time 値に設定します。
 void setTimestamp(int parameterIndex, Timestamp x)
          この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.sql.Timestamp 値に設定します。
 void setTimestamp(int parameterIndex, Timestamp x, Calendar cal)
          この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した java.sql.Timestamp 値に設定します。
 void setTransactionIsolation(int level)
          この RowSet オブジェクトのトランザクション遮断レベルを設定します。
 void setType(int type)
          この RowSet オブジェクトの型を、指定した型に設定します。
 void setTypeMap(Map map)
          指定した java.util.Map オブジェクトを、この RowSet オブジェクトのデフォルト型マップとしてインストールします。
 void setUrl(String url)
          この RowSet オブジェクトが DriverManager を使用して接続を確立するときに使用する URL を設定します。
 void setUsername(String name)
          この RowSet オブジェクトの username プロパティを、指定した String に設定します。
 
インタフェース java.sql.ResultSet から継承したメソッド
absolute, afterLast, beforeFirst, cancelRowUpdates, clearWarnings, close, deleteRow, findColumn, first, getArray, getArray, getAsciiStream, getAsciiStream, getBigDecimal, getBigDecimal, getBigDecimal, getBigDecimal, getBinaryStream, getBinaryStream, getBlob, getBlob, getBoolean, getBoolean, getByte, getByte, getBytes, getBytes, getCharacterStream, getCharacterStream, getClob, getClob, getConcurrency, getCursorName, getDate, getDate, getDate, getDate, getDouble, getDouble, getFetchDirection, getFetchSize, getFloat, getFloat, getInt, getInt, getLong, getLong, getMetaData, getObject, getObject, getObject, getObject, getRef, getRef, getRow, getShort, getShort, getStatement, getString, getString, getTime, getTime, getTime, getTime, getTimestamp, getTimestamp, getTimestamp, getTimestamp, getType, getUnicodeStream, getUnicodeStream, getURL, getURL, getWarnings, insertRow, isAfterLast, isBeforeFirst, isFirst, isLast, last, moveToCurrentRow, moveToInsertRow, next, previous, refreshRow, relative, rowDeleted, rowInserted, rowUpdated, setFetchDirection, setFetchSize, updateArray, updateArray, updateAsciiStream, updateAsciiStream, updateBigDecimal, updateBigDecimal, updateBinaryStream, updateBinaryStream, updateBlob, updateBlob, updateBoolean, updateBoolean, updateByte, updateByte, updateBytes, updateBytes, updateCharacterStream, updateCharacterStream, updateClob, updateClob, updateDate, updateDate, updateDouble, updateDouble, updateFloat, updateFloat, updateInt, updateInt, updateLong, updateLong, updateNull, updateNull, updateObject, updateObject, updateObject, updateObject, updateRef, updateRef, updateRow, updateShort, updateShort, updateString, updateString, updateTime, updateTime, updateTimestamp, updateTimestamp, wasNull
 

メソッドの詳細

getUrl

public String getUrl()
              throws SQLException
この RowSet オブジェクトが接続を確立するのに DataSource オブジェクトではなく DriverManager を使用する場合に、接続を作成するために使用する url プロパティを取得します。デフォルト値は null です。

戻り値:
文字列である URL
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
setUrl(java.lang.String)

setUrl

public void setUrl(String url)
            throws SQLException
この RowSet オブジェクトが DriverManager を使用して接続を確立するときに使用する URL を設定します。このプロパティの設定は省略可能です。URL が使用される場合、データベースへの接続に行セットが使用される前に、その URL を受け入れた JDBC ドライバがアプリケーションによってロードされなければなりません。行セットではデータを読み書きするときに URL を内部的に使用して、データベース接続を作成します。URL と データソース名のどちらも接続の作成に使われますが、最後に使用した方が指定されます。

パラメータ:
url - 文字列値。null も可
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getUrl()

getDataSourceName

public String getDataSourceName()
この RowSet オブジェクトのデータソースを特定する論理名を取得します。url プロパティとデータソース名プロパティのどちらかを設定しなければなりません。行セットでは、接続を取得するために最後に使用したプロパティを使用します。

戻り値:
データソース名
関連項目:
setDataSourceName(java.lang.String), setUrl(java.lang.String)

setDataSourceName

public void setDataSourceName(String name)
                       throws SQLException
この RowSet オブジェクトのデータソース名プロパティを、指定した String に設定します。

データソース名プロパティの値は、ネームサービスで登録された DataSource オブジェクトをルックアップするために使用されます。取得するとその DataSource オブジェクトが表すデータソースへの接続を作成するために、DataSource オブジェクトが使用されます。

パラメータ:
name - この RowSet オブジェクトに対するデータソースの論理名
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getDataSourceName()

getUsername

public String getUsername()
この RowSet オブジェクトのデータベース接続を作成するために使用される username を取得します。username プロパティは、実行時に execute メソッドを呼び出す前に設定されます。通常、これは RowSet オブジェクトの直列化状態の一部ではありません。

戻り値:
username プロパティ
関連項目:
setUsername(java.lang.String)

setUsername

public void setUsername(String name)
                 throws SQLException
この RowSet オブジェクトの username プロパティを、指定した String に設定します。

パラメータ:
name - ユーザ名
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getUsername()

getPassword

public String getPassword()
データベース接続の作成に使用する password を取得します。password プロパティは、実行時に execute メソッドを呼び出す前に設定されます。通常、これは RowSet オブジェクトの直列化状態の一部ではありません。

戻り値:
データベース接続の作成に必要なパスワード
関連項目:
setPassword(java.lang.String)

setPassword

public void setPassword(String password)
                 throws SQLException
この RowSet オブジェクトのデータベースパスワードを、指定した String に設定します。

パラメータ:
password - パスワードの文字列
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getPassword()

getTransactionIsolation

public int getTransactionIsolation()
この RowSet オブジェクトのトランザクション遮断レベルの設定を取得します。

戻り値:
トランザクション遮断レベル。Connection.TRANSACTION_READ_UNCOMMITTEDConnection.TRANSACTION_READ_COMMITTEDConnection.TRANSACTION_REPEATABLE_READConnection.TRANSACTION_SERIALIZABLE のどれか
関連項目:
setTransactionIsolation(int)

setTransactionIsolation

public void setTransactionIsolation(int level)
                             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのトランザクション遮断レベルを設定します。

パラメータ:
level - トランザクション遮断レベル。Connection.TRANSACTION_READ_UNCOMMITTEDConnection.TRANSACTION_READ_COMMITTEDConnection.TRANSACTION_REPEATABLE_READConnection.TRANSACTION_SERIALIZABLE のどれか
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getTransactionIsolation()

getTypeMap

public Map getTypeMap()
               throws SQLException
この RowSet オブジェクトに関連付けられた、SQL ユーザ定義型のカスタムマッピングがある場合にはそれを指定する Map オブジェクトを取得します。型マップのデフォルトは空です。

戻り値:
SQL ユーザ定義型とそれらがマッピングされる Java クラスが格納されている java.util.Map オブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
setTypeMap(java.util.Map)

setTypeMap

public void setTypeMap(Map map)
                throws SQLException
指定した java.util.Map オブジェクトを、この RowSet オブジェクトのデフォルト型マップとしてインストールします。別の型マップがメソッドのパラメータとして指定されるまで、この型マップが使用されます。

パラメータ:
map - SQL ユーザ定義型とそれらがマッピングされる Java クラスが格納されている java.util.Map オブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getTypeMap()

getCommand

public String getCommand()
この RowSet オブジェクトの command プロパティを取得します。command プロパティには、SQL クエリーであるコマンド文字列が格納されます。これは、行セットにデータを格納するために実行されます。デフォルト値は null です。

戻り値:
コマンド文字列。null も可
関連項目:
setCommand(java.lang.String)

setCommand

public void setCommand(String cmd)
                throws SQLException
この RowSet オブジェクトの command プロパティを、指定した SQL クエリーに設定します。スプレッドシートのように、行セットがコマンドをサポートしないデータソースからデータを取得するとき、このプロパティは省略可能です。

パラメータ:
cmd - この RowSet オブジェクトのデータを得るために使用される SQL クエリー。null も可
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getCommand()

isReadOnly

public boolean isReadOnly()
この RowSet オブジェクトが読み込み専用かどうかを確認します。更新が可能な場合、行セットのデフォルトは更新可能になります。

読み込み専用の行セットを更新しようとすると、SQLException がスローされます。

戻り値:
この RowSet オブジェクトが読み込み専用の場合は true、更新可能な場合は false
関連項目:
setReadOnly(boolean)

setReadOnly

public void setReadOnly(boolean value)
                 throws SQLException
この RowSet オブジェクトが読み込み専用かどうかを、指定した boolean に設定します。

パラメータ:
value - 読み込み専用の場合は true、更新可能な場合は false
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
isReadOnly()

getMaxFieldSize

public int getMaxFieldSize()
                    throws SQLException
ある列値で返される最大バイト数を取得します。この制限値は、BINARYVARBINARYLONGVARBINARYBINARYCHARVARCHAR、および LONGVARCHAR の各列にだけ適用されます。制限値を超えたデータは通知なしに破棄されます。

戻り値:
現在の最大列サイズ制限値。0 は制限がないことを表す
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
setMaxFieldSize(int)

setMaxFieldSize

public void setMaxFieldSize(int max)
                     throws SQLException
列値に返される最大バイト数を、指定されたバイト数に設定します。この制限値は、BINARYVARBINARYLONGVARBINARYBINARYCHARVARCHARLONGVARCHAR の各列だけに適用されます。制限値を超えたデータは通知なしに破棄されます。移植性を最大限にするには、256 より大きい値を使用します。

パラメータ:
max - 新しい最大列サイズの制限値 (バイト)。ゼロは無制限を意味する
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getMaxFieldSize()

getMaxRows

public int getMaxRows()
               throws SQLException
この RowSet オブジェクトに含めることのできる最大行数を取得します。制限値を超えた行は通知なしに除外されます。

戻り値:
この RowSet オブジェクトに含めることのできる現在の最大行数。ゼロは無制限を意味する
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
setMaxRows(int)

setMaxRows

public void setMaxRows(int max)
                throws SQLException
この RowSet オブジェクトに含めることのできる最大の行数を、指定した値に設定します。制限値を超えた行は通知なしに除外されます。

パラメータ:
max - 新しい最大行数。ゼロは無制限を意味する
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getMaxRows()

getEscapeProcessing

public boolean getEscapeProcessing()
                            throws SQLException
この RowSet オブジェクトのエスケープの処理が有効かどうかを取得します。エスケープスキャンニングがオンの場合 (デフォルト)、ドライバは SQL 文をデータベースに送る前にエスケープ置き換えを実行します。

戻り値:
エスケープ処理が有効な場合は true、無効な場合は false
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
setEscapeProcessing(boolean)

setEscapeProcessing

public void setEscapeProcessing(boolean enable)
                         throws SQLException
この RowSet オブジェクトのエスケープの処理をオンまたはオフに設定します。エスケープスキャンニングがオンの場合 (デフォルト)、ドライバは SQL 文をデータベースに送る前にエスケープ置き換えを実行します。

パラメータ:
enable - エスケープ処理を有効にする場合は true、無効にする場合は false
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getEscapeProcessing()

getQueryTimeout

public int getQueryTimeout()
                    throws SQLException
ドライバが文の実行を待つ最大秒数を取得します。この制限時間を経過すると、SQLException がスローされます。

戻り値:
現在のクエリータイムアウトの制限値の秒数。ゼロは無制限を意味する
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
setQueryTimeout(int)

setQueryTimeout

public void setQueryTimeout(int seconds)
                     throws SQLException
ドライバが文の実行を待つ最大時間を、指定した秒数に設定します。この制限時間を経過すると、SQLException がスローされます。

パラメータ:
seconds - 新しいクエリータイムアウトの制限値の秒数。ゼロは無制限を意味する
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
getQueryTimeout()

setType

public void setType(int type)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトの型を、指定した型に設定します。このメソッドは、デフォルトで読み込み専用でスクロール不可の行セットの型を変更するために用いられます。

パラメータ:
type - 型を指定する ResultSet 定数であるResultSet.TYPE_FORWARD_ONLYResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE、または ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE のうちの 1 つ
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
ResultSet.getType()

setConcurrency

public void setConcurrency(int concurrency)
                    throws SQLException
この RowSet オブジェクトの並行性を、指定した並行性レベルに設定します。このメソッドは、デフォルトで ResultSet.CONCUR_READ_ONLY である行セットの並行性レベルを変更するために用いられます。

パラメータ:
concurrency - 並行性レベルを指定する ResultSet 定数、 ResultSet.CONCUR_READ_ONLY または ResultSet.CONCUR_UPDATABLE のどちらか
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
ResultSet.getConcurrency()

setNull

public void setNull(int parameterIndex,
                    int sqlType)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトの、指定した SQL コマンドのパラメータを、SQL NULL に設定します。

注: パラメータの SQL 型を指定する必要があります。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
sqlType - java.sql.Types によって定義される SQL タイプコード
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setNull

public void setNull(int paramIndex,
                    int sqlType,
                    String typeName)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトの、指定した SQL コマンドのパラメータを、SQL NULL に設定します。SQL ユーザ定義型 (UDT) および REF 型のパラメータでは、このバージョンの setNull メソッドを使用する必要があります。UDT の例には、STRUCTDISTINCTJAVA_OBJECT、および名前付き配列があります。

注: 移植性を実現するためには、アプリケーションは NULL の UDT パラメータまたは REF パラメータを指定するときに SQL 型コードおよび完全修飾の SQL 型名を指定する必要があります。UDT の場合、名前はパラメータ自体の型名です。REF パラメータの場合、名前は参照される型の型名です。UDT パラメータおよび REF パラメータを対象としていますが、このメソッドは任意の JDBC 型の null パラメータを設定するために使用できます。パラメータがユーザ定義型または REF 型を持たない場合、typeName パラメータは無視されます。

パラメータ:
paramIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
sqlType - java.sql.Types からの値
typeName - SQL UDT の完全修飾名、または REF 型で参照される SQL 構造型の型名。パラメータが UDT または REF 型でない場合は無視される
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBoolean

public void setBoolean(int parameterIndex,
                       boolean x)
                throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java boolean 値に設定します。このパラメータは、データベースに送信される前に、ドライバによって SQL BIT 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setByte

public void setByte(int parameterIndex,
                    byte x)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンドにおいて指定したパラメータを、指定した Java byte 値に設定します。このパラメータは、データベースに送信される前に、ドライバによって SQL TINYINT 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setShort

public void setShort(int parameterIndex,
                     short x)
              throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java short 値に設定します。このパラメータは、データベースに送信される前に、ドライバによって SQL SMALLINT 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setInt

public void setInt(int parameterIndex,
                   int x)
            throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java int 値に設定します。このパラメータは、データベースに送信される前に、ドライバによって SQL INTEGER 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setLong

public void setLong(int parameterIndex,
                    long x)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java long 値に設定します。このパラメータは、データベースに送信される前に、ドライバによって SQL BIGINT 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setFloat

public void setFloat(int parameterIndex,
                     float x)
              throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java float 値に設定します。このパラメータは、データベースに送信される前に、ドライバによって SQL REAL 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setDouble

public void setDouble(int parameterIndex,
                      double x)
               throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java double 値に設定します。このパラメータは、データベースに送信される前に、ドライバによって SQL DOUBLE 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBigDecimal

public void setBigDecimal(int parameterIndex,
                          BigDecimal x)
                   throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.math.BigDeciaml 値に設定します。このパラメータは、データベースに送信される前に、ドライバによって SQL NUMERIC 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setString

public void setString(int parameterIndex,
                      String x)
               throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java String 値に設定します。これは、データベースへの送信前に、ドライバによって SQL VARCHAR または LONGVARCHAR 値に変換されます (ドライバの VARCHAR 値の制限に関する引数のサイズに依存)。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBytes

public void setBytes(int parameterIndex,
                     byte[] x)
              throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、byte 値の指定した Java 配列値に設定します。これは、データベースへの送信前に、ドライバによって SQL VARBINARY または LONGVARBINARY 値に変換されます (ドライバの VARBINARY 値に関する制限に関する引数のサイズに依存)。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setDate

public void setDate(int parameterIndex,
                    Date x)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.sql.Date 値に設定します。このパラメータは、データベースへの送信前に、デフォルトの java.util.Calendar を使用して日付が計算され、ドライバによって SQL DATE 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setTime

public void setTime(int parameterIndex,
                    Time x)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.sql.Time 値に設定します。このパラメータは、データベースへの送信前に、デフォルトの java.util.Calendar を使用して計算され、ドライバによって SQL TIME 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setTimestamp

public void setTimestamp(int parameterIndex,
                         Timestamp x)
                  throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.sql.Timestamp 値に設定します。このパラメータは、データベースへの送信前に、デフォルトの java.util.Calendar を使用して計算され、ドライバによって SQL TIMESTAMP 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setAsciiStream

public void setAsciiStream(int parameterIndex,
                           InputStream x,
                           int length)
                    throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.io.InputStream 値に設定します。java.io.InputStream を介して非常に大きな ASCII 値を送信する方が、LONGVARCHAR パラメータを使用するより現実的です。ファイルの終わりに達するまで必要に応じて、ドライバによってデータがストリームから読み取られます。

注: このストリームオブジェクトは、標準の Java ストリームオブジェクト、または標準インタフェースを実装する独自のサブクラスのどちらでもかまいません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - ASCII パラメータ値を含む Java 入力ストリーム
length - ストリームのバイト数
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBinaryStream

public void setBinaryStream(int parameterIndex,
                            InputStream x,
                            int length)
                     throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.io.InputStream 値に設定します。java.io.InputStream を介して非常に大きなバイナリ値を送信する方が、LONGVARBINARY パラメータを使用するより現実的です。ファイルの終わりに達するまで必要に応じて、ドライバによってデータがストリームから読み取られます。

注: このストリームオブジェクトは、標準の Java ストリームオブジェクト、または標準インタフェースを実装する独自のサブクラスのどちらでもかまいません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - バイナリパラメータ値を含む Java 入力ストリーム
length - ストリームのバイト数
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setCharacterStream

public void setCharacterStream(int parameterIndex,
                               Reader reader,
                               int length)
                        throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.io.Reader 値に設定します。java.io.Reader を介して非常に大きな UNICODE 値を送信する方が、LONGVARCHAR パラメータを使用するより現実的です。ファイルの終わりに達するまで必要に応じて、ドライバによってデータがストリームから読み取られます。

注: このストリームオブジェクトは、標準の Java ストリームオブジェクト、または標準インタフェースを実装する独自のサブクラスのどちらでもかまいません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
reader - 設定する UNICODE データを含む Reader オブジェクト
length - ストリーム内の文字数
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setObject

public void setObject(int parameterIndex,
                      Object x,
                      int targetSqlType,
                      int scale)
               throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java Object に設定します。整数値の場合は等価な java.lang オブジェクトを使用する必要があります (たとえば int に対して Integer クラスのインスタンス)。

指定された Java オブジェクトは、データベースに送られる前に targetSqlType に変換されます。

オブジェクトのクラスが SQLData を実装する場合は、行セットで SQLData.writeSQL メソッドを呼び出して、オブジェクトを SQLOutput データストリームに書き込む必要があります。オブジェクトが RefStructArrayBlobClob の各インタフェースのどれかを実装するクラスのインスタンスである場合、ドライバは対応する SQL 型へのデフォルトマッピングを使用します。

このメソッドは、データベース固有の抽象データ型を渡すために使用できることに留意してください。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - 入力パラメータ値を含むオブジェクト
targetSqlType - データベースに送られる (java.sql.Types で定義される) SQL 型。スケール引数で、さらに型を限定できる
scale - java.sql.Types.DECIMALjava.sql.Types.NUMERIC 型では、小数点以下の桁数。ほかのすべての型では、この値は無視される
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合
関連項目:
Types

setObject

public void setObject(int parameterIndex,
                      Object x,
                      int targetSqlType)
               throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java Object に設定します。整数値の場合は等価な java.lang オブジェクトを使用する必要があります。このメソッドは前述の setObject に似ていますが、使われるスケールは 2 番目のパラメータのスケールになります。スカラー値のスケールは 0 です。リテラル値が保持するスケールは、リテラル内に存在します。

浮動小数点の入力値でこのメソッドを呼び出すことは、サポートされていますが推奨はされていません。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - 入力パラメータ値を含むオブジェクト
targetSqlType - データベースに送られる (java.sql.Types で定義される) SQL 型
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setObject

public void setObject(int parameterIndex,
                      Object x)
               throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Java Object に設定します。整数値の場合は等価な java.lang オブジェクトを使用する必要があります。

JDBC は、Java の Object 型から SQL 型への標準マッピングを提供します。指定された Java オブジェクトは、データベースに送られる前にドライバによって標準の SQL マッピングに変換されます。

このメソッドは、ドライバ固有の Java 型を使用して、データベース固有の抽象データ型を渡すために使用することに注意してください。オブジェクトのクラスが SQLData を実装する場合は、行セットで SQLData.writeSQL メソッドを呼び出して、オブジェクトを SQLOutput データストリームに書き込む必要があります。オブジェクトが RefStructArrayBlobClob の各インタフェースのどれかを実装するクラスのインスタンスである場合、ドライバは対応する SQL 型へのデフォルトマッピングを使用します。

たとえば、オブジェクトがこれらのインタフェースを複数実装するクラスであるなど、あいまいさがある場合、例外がスローされます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - 入力パラメータ値を含むオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setRef

public void setRef(int i,
                   Ref x)
            throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した Java Ref 値に設定します。このパラメータはドライバによって適切な Ref(<構造化型>) 値に変換されます。

パラメータ:
i - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - SQL REF 型のデータを表すオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setBlob

public void setBlob(int i,
                    Blob x)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した Blob 値に設定します。このパラメータは、データベースへの送信前に、ドライバによって Blob オブジェクトが表す BLOB 値に変換されます。

パラメータ:
i - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - BLOB を表すオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setClob

public void setClob(int i,
                    Clob x)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した Clob 値に設定します。このパラメータは、データベースへの送信前に、ドライバによって Clob オブジェクトが表す CLOB 値に変換されます。

パラメータ:
i - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - CLOB を表すオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setArray

public void setArray(int i,
                     Array x)
              throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した Array 値に設定します。このパラメータは、データベースへの送信前に、ドライバによって Array オブジェクトが表す ARRAY 値に変換されます。

パラメータ:
i - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - SQL 配列を表すオブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setDate

public void setDate(int parameterIndex,
                    Date x,
                    Calendar cal)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド内の指定したパラメータを、指定した java.sql.Date 値に設定します。このパラメータは、指定した java.util.Calendar オブジェクトを使用して日付が計算され、ドライバによって SQL DATE 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
cal - 日付の計算に使用する java.util.Calendar オブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setTime

public void setTime(int parameterIndex,
                    Time x,
                    Calendar cal)
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した java.sql.Time 値に設定します。このパラメータは、データベースへの送信前に、指定した java.util.Calendar オブジェクトを使用して日付が計算され、ドライバによって SQL TIME 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
cal - 時刻の計算に使用する java.util.Calendar オブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

setTimestamp

public void setTimestamp(int parameterIndex,
                         Timestamp x,
                         Calendar cal)
                  throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンドで指定したパラメータを、指定した java.sql.Timestamp 値に設定します。このパラメータは、データベースへの送信前に、指定した java.util.Calendar オブジェクトを使用して日付が計算され、ドライバによって SQL TIMESTAMP 値に変換されます。

パラメータ:
parameterIndex - 最初のパラメータは 1、2 番目のパラメータは 2、... となる
x - パラメータ値
cal - タイムスタンプの計算に使用する java.util.Calendar オブジェクト
例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

clearParameters

public void clearParameters()
                     throws SQLException
この RowSet オブジェクトのコマンド用のパラメータセットをクリアします。

通常、RowSet オブジェクトを繰り返し使用するために、パラメータ値は強制的に残されます。パラメータ値を設定すると、前の値は自動的にクリアされます。しかし、現在のパラメータ値によって使用されたリソースをただちに解放した方が役に立つ場合があります。これは、メソッド clearParameters を呼び出して実行することができます。

例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合

execute

public void execute()
             throws SQLException
この RowSet オブジェクトにデータを格納します。

execute メソッドは、url、データソース名、ユーザ名、パスワード、トランザクション遮断、型マップなどのプロパティを使用して、データを読み取るために接続を作成します。 execute メソッドは、コマンド、読み込み専用、最大フィールドサイズ、最大行数、エスケープ処理、クエリータイムアウトなどのプロパティを使用して、コマンド実行文を作成します。

要求したプロパティが設定されていない場合は例外がスローされます。このメソッドの実行が成功すると、行セットの現在の内容は破棄され、行セットのメタデータも (再) 設定されます。未処理の更新がある場合、これらは無視されます。

この RowSet オブジェクトがデータのソースとの連続した接続を保持できない場合は、リーダー (RowSetReader オブジェクト) がデータを入れるために使用されます。この場合、リーダーはこの RowSet オブジェクトで登録されており、execute メソッドでは、実装の一部としてリーダーの readData メソッドを呼び出します。

例外:
SQLException - データベースアクセスエラーが発生した場合、あるいは接続を作成し、文を作成するために必要なプロパティのどれかが設定されていない場合

addRowSetListener

public void addRowSetListener(RowSetListener listener)
指定したイベントリスナーを登録して、この RowSet オブジェクトで発生するイベントが通知されるようにします。

パラメータ:
listener - RowSetListener インタフェースを実装し、かつ、この RowSet オブジェクトでイベントが発生したときに通知を受けるコンポーネント
関連項目:
removeRowSetListener(javax.sql.RowSetListener)

removeRowSetListener

public void removeRowSetListener(RowSetListener listener)
指定したリスナーを、この RowSet オブジェクトでイベントが発生したときに通知されるコンポーネントのリストから削除します。

パラメータ:
listener - この RowSet オブジェクトのリスナーとして登録されているコンポーネント
関連項目:
addRowSetListener(javax.sql.RowSetListener)

JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

バグの報告と機能のリクエスト
これ以外の API リファレンスおよび開発者用ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。 開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、 およびコード実例が含まれています。

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