JavaTM 2
Platform
Std. Ed. v1.4.0

パッケージ java.util

このパッケージには、コレクションフレームワーク、レガシーコレクションクラス、イベントモデル、日時機能、国際化、およびさまざまなユーティリティクラス (StringTokenizer、乱数ジェネレーター、およびビット配列)が含まれています。

参照:
          説明

インタフェースの概要
Collection 「コレクション階層」のルートインタフェースです。
Comparator オブジェクトのコレクションで「全体順序付け」を行う比較関数です。
Enumeration Enumeration インタフェースを実装するオブジェクトは、一連の要素を 1 回に 1 つずつ生成します。
EventListener すべてのイベントリスナインタフェースが継承する必要のある、タグ機能インタフェースです。
Iterator コレクションの反復子です。
List 順序付けられたコレクションです。
ListIterator リストの反復子により、プログラマがいずれかの方向にリストをたどり、繰り返し処理時にリストを変更して、反復子の現在の位置をリストで取得することができます。
Map キーを値にマッピングするオブジェクトです。
Map.Entry マップのエントリ (キーと値のペア) です。
Observer 被監視オブジェクトに変更があった場合にクラスに通知したいとき、そのクラスに Observer インタフェースを実装することができます。
RandomAccess マーカーインタフェースは、高速な (一般的には一定時間) ランダムアクセスをサポートすることを示す、 List 実装により使用されます。
Set 重複要素のないコレクションです。
SortedMap マップ自身が昇順のキー順になることを保証します。
SortedSet 反復子の動作を保証するセットです。
 

クラスの概要
AbstractCollection このクラスは、Collection インタフェースのスケルトン実装を提供し、このインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
AbstractList このクラスは、List インタフェースのスケルトン実装を提供し、配列のような「ランダムアクセス」データ記憶域を基にするこのインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
AbstractMap このクラスは、Map インタフェースのスケルトン実装を提供し、このインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
AbstractSequentialList このクラスは、List インタフェースのスケルトン実装を提供し、リンクリストのような「順次アクセス」データ記憶域を基にするこのインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
AbstractSet このクラスは、Set インタフェースのスケルトン実装を提供し、このインタフェースを実装するのに必要な作業量を最小限に抑えます。
ArrayList List インタフェースのサイズ変更可能な配列の実装です。
Arrays このクラスには、ソートや検索など、配列を操作するためのさまざまなメソッドがあります。
BitSet このクラスは、必要に応じて大きくなるビットベクトルを実装します。
Calendar Calendar は、Date オブジェクトと、YEARMONTHDAYHOUR などの整数フィールドの間で変換を行うための抽象基底クラスです。
Collections このクラスは、コレクションに作用するか、コレクションを返す static メソッドだけで構成されます。
Currency 通貨を表します。
Date クラス Date は、特定の時点を表すもので、その精度はミリ秒です。
Dictionary Dictionary クラスは、Hashtable のようにキーを値にマップするクラスの親となる抽象クラスです。
EventListenerProxy 追加パラメータのセットをリスナーに関連付ける、EventListener クラスの abstract ラッパークラス。
EventObject すべてのイベント状態オブジェクトの派生元になるルートクラスです。
GregorianCalendar GregorianCalendar は、Calendar の具象サブクラスであり、世界のほとんどの地域で使用される標準的なカレンダを提供します。
HashMap Map インタフェースのハッシュテーブルに基づく実装です。
HashSet このクラスは、ハッシュテーブル (実際には HashMap のインスタンス) を基にし、Set インタフェースを実装します。
Hashtable このクラスは、ハッシュテーブルを実装するためのもので、キーを値にマップします。
IdentityHashMap このクラスは、キーと値を比較する時にオブジェクトの同一性の代わりにリファレンスの同一性を使用して、ハッシュテーブルを持つ Map インスタンスを実装します。
LinkedHashMap 予測可能な繰り返し順序を持つ Map インタフェースのハッシュテーブルとリンクリストの実装です。
LinkedHashSet 予測可能な繰り返し順序を持つ Set インタフェースのハッシュテーブルとリンクリストの実装です。
LinkedList List インタフェースのリンクリストの実装です。
ListResourceBundle ListResourceBundle は、リストを便利かつ容易に使用できる、ロケールに対するリソースを管理する ResourceBundle の abstract サブクラスです。
Locale Locale オブジェクトは、特定の地理的、国家的、または文化的地域を表すためのものです。
Observable このクラスは、被監視オブジェクト、つまりモデル/ビューパラダイムの「データ」を表します。
Properties Properties クラスは、不変のプロパティセットを表します。
PropertyPermission このクラスはプロパティへのアクセス権のためのクラスです。
PropertyResourceBundle PropertyResourceBundle は、ResourceBundle の具象サブクラスです。
Random Random クラスのインスタンスは、一連の擬似乱数を生成します。
ResourceBundle リソースバンドルには、ロケール固有のオブジェクトが含まれます。
SimpleTimeZone SimpleTimeZone は、グレゴリオ暦で使用されるタイムゾーンを表す TimeZone の具象サブクラスです。
Stack Stack クラスは、オブジェクトの後入れ先出し (LIFO) スタックを表します。
StringTokenizer StringTokenizer クラスを使用すると、アプリケーションで文字列をトークンに分割できます。
Timer バックグラウンドスレッドで将来実行されるタスクをスケジュールする、スレッドのための機能です。
TimerTask Timer によって 1 回または繰り返し実行するようスケジュールされるタスクです。
TimeZone TimeZone は、タイムゾーンオフセットを表します。
TreeMap SortedMap インタフェースの実装に基づく Red-Black ツリーです。
TreeSet このクラスは、TreeMap のインスタンスに基づく Set インタフェースを実装します。
Vector Vector クラスは、オブジェクトの可変長配列を実装します。
WeakHashMap ハッシュテーブルに基づいた「弱キー」による Map 実装です。
 

例外の概要
ConcurrentModificationException この例外は、オブジェクトの同時変更を検出したメソッドによって、そのような変更が許可されていない場合にスローされます。
EmptyStackException Stack クラスのメソッドによってスローされ、そのスタックが空であることを示します
MissingResourceException リソースが欠落していることを通知します。
NoSuchElementException この列挙にそれ以上の要素がないと、EnumerationnextElement メソッドによってスローされます。
TooManyListenersException TooManyListenersException は、Java イベントモデルの一部として、通常はマルチキャストのイベントソースをユニキャストの特殊なケースであると注釈を付けて実装するために使用します。
 

パッケージ java.util の説明

このパッケージには、コレクションフレームワーク、レガシーコレクションクラス、イベントモデル、日時機能、国際化、およびさまざまなユーティリティクラス (StringTokenizer、乱数ジェネレーター、およびビット配列)が含まれています。

パッケージの仕様

関連項目

概要、チュートリアル、例、ガイド、およびツールのマニュアルについては、以下を参照してください。

導入されたバージョン:
JDK1.0

JavaTM 2
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Std. Ed. v1.4.0

バグの報告と機能のリクエスト
これ以外の API リファレンスおよび開発者用ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。 開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、 およびコード実例が含まれています。

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