JavaTM 2
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Std. Ed. v1.4.0

java.awt
クラス JobAttributes

java.lang.Object
  |
  +--java.awt.JobAttributes
すべての実装インタフェース:
Cloneable

public final class JobAttributes
extends Object
implements Cloneable

印刷ジョブを制御する属性セットです。

このクラスのインスタンスは、このインスタンスを使用している各印刷ジョブの、コピーの部数、デフォルトの選択、出力先、印刷のダイアログ、ファイル名とプリンタ名、ページ範囲、複数のドキュメント処理 (照合を含む)、デュープレックスのような複数ページの組み付けなどを制御します。属性名は、可能な場合 Internet Printing Protocol (IPP) 1.1 に準拠しています。属性値は可能な場合、部分的に Internet Printing Protocol (IPP) 1.1 に準拠しています。

内部クラス型をとるメソッドを使用するには、その内部クラスの定数フィールドに対する参照を渡します。クライアントコードは、このクラスが public コンストラクタを持たないため、内部クラス型の新規インスタンスを作成できません。たとえば、印刷のダイアログ型を共通プラットフォームの Pure Java 印刷ダイアログに設定するには、次のコードを使用します。

 import java.awt.JobAttributes;

 public class PureJavaPrintDialogExample {
     public void setPureJavaPrintDialog(JobAttributes jobAttributes) {
         jobAttributes.setDialog(JobAttributes.DialogType.COMMON);
     }
 }
 

attributeName の既定値をサポートするすべての IPP 属性は、対応する setattributeNameToDefault メソッドを持っています。既定値のフィールドは提供されていません。


入れ子クラスの概要
static class JobAttributes.DefaultSelectionType
          使用可能なデフォルト選択状態の型保証された列挙です。
static class JobAttributes.DestinationType
          使用可能なジョブ出力先の型保証された列挙です。
static class JobAttributes.DialogType
          ユーザに表示する使用可能なダイアログの型保証された列挙です。
static class JobAttributes.MultipleDocumentHandlingType
          使用可能な複数のドキュメント処理状態の型保証された列挙です。
static class JobAttributes.SidesType
          使用可能な複数ページの組み付けの型保証された列挙です。
 
コンストラクタの概要
JobAttributes()
          すべての属性に対して既定値を持つ JobAttributes インスタンスを構築します。
JobAttributes(int copies, JobAttributes.DefaultSelectionType defaultSelection, JobAttributes.DestinationType destination, JobAttributes.DialogType dialog, String fileName, int maxPage, int minPage, JobAttributes.MultipleDocumentHandlingType multipleDocumentHandling, int[][] pageRanges, String printer, JobAttributes.SidesType sides)
          各属性に指定された値を持つ JobAttributes インスタンスを構築します。
JobAttributes(JobAttributes obj)
          指定された JobAttributes のコピーである JobAttributes インスタンスを構築します。
 
メソッドの概要
 Object clone()
          この JobAttributes のコピーを作成して、返します。
 boolean equals(Object obj)
          2 つの JobAttributes が同じであるかどうかを判定します。
 int getCopies()
          これらの属性を使うジョブに対して、アプリケーションが描画する必要のあるコピーの数を返します。
 JobAttributes.DefaultSelectionType getDefaultSelection()
          これらの属性を使用するジョブについて、アプリケーションが印刷する対象が、全ページ、getPageRanges の戻り値で指定された範囲、または現在の選択範囲なのかを指定します。
 JobAttributes.DestinationType getDestination()
          これらの属性を使用するジョブについて、プリンタまたはファイルのどちらに出力するかを指定します。
 JobAttributes.DialogType getDialog()
          これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが印刷の設定を変更する印刷のダイアログを見る必要があるか、そしてどの型の印刷のダイアログが表示されるべきかを返します。
 String getFileName()
          これらの属性を使うジョブに対して、出力ファイルの名前を指定します。
 int getFromPage()
          これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象の最初のページを返します。
 int getMaxPage()
          これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが指定できる最大値を印刷対象の最終ページとして指定します。
 int getMinPage()
          これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが指定できる最小値を印刷対象の開始ページとして指定します。
 JobAttributes.MultipleDocumentHandlingType getMultipleDocumentHandling()
          これらの属性を使用するジョブについて、複数のドキュメント処理 (照合を含む) を指定します。
 int[][] getPageRanges()
          これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象のページの範囲を指定します。
 String getPrinter()
          これらの属性を使用するジョブについて、出力先プリンタを返します。
 JobAttributes.SidesType getSides()
          これらの属性を使用するジョブについて、印刷メディアのサイドに連続したページが組み付けられる方法を返します。
 int getToPage()
          これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象の最終ページ (論理和) を返します。
 int hashCode()
          この JobAttributes のハッシュコード値を返します。
 void set(JobAttributes obj)
          この JobAttributes のすべての属性を obj の属性と同じ値に設定します。
 void setCopies(int copies)
          これらの属性を使うジョブに対して、アプリケーションが描画する必要のあるコピーの数を指定します。
 void setCopiesToDefault()
          これらの属性を使うジョブに対して、アプリケーションが描画しなければならないコピーの数をデフォルトに設定します。
 void setDefaultSelection(JobAttributes.DefaultSelectionType defaultSelection)
          これらの属性を使用するジョブについて、アプリケーションが印刷する対象が、全ページ、getPageRanges の戻り値で指定された範囲、または現在の選択範囲なのかを指定します。
 void setDestination(JobAttributes.DestinationType destination)
          これらの属性を使用するジョブについて、プリンタまたはファイルのどちらに出力するかを指定します。
 void setDialog(JobAttributes.DialogType dialog)
          これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが印刷の設定を変更する印刷のダイアログを見る必要があるか、そしてどのタイプの印刷のダイアログが表示されるべきかを返します。
 void setFileName(String fileName)
          これらの属性を使うジョブに対して、出力ファイルの名前を指定します。
 void setFromPage(int fromPage)
          これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象の最初のページを指定します。
 void setMaxPage(int maxPage)
          これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが指定できる最大値を印刷対象の最終ページとして指定します。
 void setMinPage(int minPage)
          これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが指定できる最小値を印刷対象の開始ページとして指定します。
 void setMultipleDocumentHandling(JobAttributes.MultipleDocumentHandlingType multipleDocumentHandling)
          これらの属性を使用するジョブについて、複数のドキュメント処理 (照合を含む) を指定します。
 void setMultipleDocumentHandlingToDefault()
          これらの属性を使用するジョブについて、複数のドキュメント処理 (照合を含む) をデフォルトに設定します。
 void setPageRanges(int[][] pageRanges)
          これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象のページの範囲を指定します。
 void setPrinter(String printer)
          これらの属性を使用するジョブについて、出力先プリンタを指定します。
 void setSides(JobAttributes.SidesType sides)
          これらの属性を使用するジョブについて、印刷メディアのサイドに連続したページが組み付けられる方法を指定します。
 void setSidesToDefault()
          これらの属性を使用するジョブについて、印刷メディアのサイドに連続したページが組み付ける方法をデフォルトに設定します。
 void setToPage(int toPage)
          これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象の最終ページ (論理和) を指定します。
 String toString()
          この JobAttributes の文字列表現を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

JobAttributes

public JobAttributes()
すべての属性に対して既定値を持つ JobAttributes インスタンスを構築します。ダイアログは、デフォルトで DialogType.NATIVE です。最小ページは、デフォルトで 1 です。最大ページは、デフォルトで Integer.MAX_VALUE です。出力先は、デフォルトで DestinationType.PRINTER です。選択は、デフォルトで DefaultSelectionType.ALL です。コピーの部数は、デフォルトで 1 です。複数のドキュメント処理は、デフォルトで MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES です。面の処理は、デフォルトで SidesType.ONE_SIDED です。ファイル名は、デフォルトで null です。


JobAttributes

public JobAttributes(JobAttributes obj)
指定された JobAttributes のコピーである JobAttributes インスタンスを構築します。

パラメータ:
obj - コピー対象の JobAttributes

JobAttributes

public JobAttributes(int copies,
                     JobAttributes.DefaultSelectionType defaultSelection,
                     JobAttributes.DestinationType destination,
                     JobAttributes.DialogType dialog,
                     String fileName,
                     int maxPage,
                     int minPage,
                     JobAttributes.MultipleDocumentHandlingType multipleDocumentHandling,
                     int[][] pageRanges,
                     String printer,
                     JobAttributes.SidesType sides)
各属性に指定された値を持つ JobAttributes インスタンスを構築します。

パラメータ:
copies - 0 よりも大きい整数値
defaultSelection - DefaultSelectionType.ALLDefaultSelectionType.RANGE、または DefaultSelectionType.SELECTION
destination - DesintationType.FILE または DesintationType.PRINTER
dialog - DialogType.COMMONDialogType.NATIVE、または DialogType.NONE
fileName - null の可能性があるファイル名
maxPage - 0 より大きく、minPage 以上の整数値
minPage - 0 より大きく、maxPage 以下の整数値
multipleDocumentHandling - MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_COLLATED_COPIES または MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES
pageRanges - 2 つの要素を配列する int 配列。1 つの配列は、指定したページを含み、かつ、指定したページのすべてにまたがる範囲として解釈される。範囲は昇順とし、オーバーラップしてはならない。指定されたページ番号は、minPage 未満にも、maxPage より大きくなることもない。たとえば
		(new int[][] { new int[] { 1, 3 }, new int[] { 5, 5 },
		               new int[] { 15, 19 } }),
          
では、ページ 1, 2, 3, 5, 15, 16, 17, 18, および 19 が指定される。(new int[][] { new int[] { 1, 1 }, new int[] { 1, 2 } }) とすると、2 つの範囲をオーバーラップするので、ページ範囲のセットが無効になる
printer - null の可能性があるプリンタ名
sides - SidesType.ONE_SIDEDSidesType.TWO_SIDED_LONG_EDGE、または SidesType.TWO_SIDED_SHORT_EDGE
例外:
IllegalArgumentException - 上記の条件の 1 つ以上に違反した場合
メソッドの詳細

clone

public Object clone()
この JobAttributes のコピーを作成して、返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の clone
戻り値:
新しく作成されたコピー。この Object を JobAttributes にキャストすると安全である
関連項目:
Cloneable

set

public void set(JobAttributes obj)
この JobAttributes のすべての属性を obj の属性と同じ値に設定します。

パラメータ:
obj - コピー対象の JobAttributes

getCopies

public int getCopies()
これらの属性を使うジョブに対して、アプリケーションが描画する必要のあるコピーの数を返します。この属性はユーザが選択した値に変更されます。

戻り値:
0 よりも大きい整数値

setCopies

public void setCopies(int copies)
これらの属性を使うジョブに対して、アプリケーションが描画する必要のあるコピーの数を指定します。この属性を指定しない場合は、1 を指定したことになります。

パラメータ:
copies - 0 よりも大きい整数値
例外:
IllegalArgumentException - copies の数が 0 以下の場合

setCopiesToDefault

public void setCopiesToDefault()
これらの属性を使うジョブに対して、アプリケーションが描画しなければならないコピーの数をデフォルトに設定します。デフォルトのコピーの数は、1 です。


getDefaultSelection

public JobAttributes.DefaultSelectionType getDefaultSelection()
これらの属性を使用するジョブについて、アプリケーションが印刷する対象が、全ページ、getPageRanges の戻り値で指定された範囲、または現在の選択範囲なのかを指定します。この属性はユーザが選択した値に変更されます。

戻り値:
DefaultSelectionType.ALL、DefaultSelectionType.RANGE、または DefaultSelectionType.SELECTION

setDefaultSelection

public void setDefaultSelection(JobAttributes.DefaultSelectionType defaultSelection)
これらの属性を使用するジョブについて、アプリケーションが印刷する対象が、全ページ、getPageRanges の戻り値で指定された範囲、または現在の選択範囲なのかを指定します。この属性を指定しないと、DefaultSelectionType.ALL を指定したことになります。

パラメータ:
defaultSelection - DefaultSelectionType.ALL、DefaultSelectionType.RANGE、または DefaultSelectionType.SELECTION
例外:
IllegalArgumentException - defaultSelection が null の場合

getDestination

public JobAttributes.DestinationType getDestination()
これらの属性を使用するジョブについて、プリンタまたはファイルのどちらに出力するかを指定します。この属性はユーザが選択した値に変更されます。

戻り値:
DesintationType.FILE または DesintationType.PRINTER

setDestination

public void setDestination(JobAttributes.DestinationType destination)
これらの属性を使用するジョブについて、プリンタまたはファイルのどちらに出力するかを指定します。この属性を指定しないと、DesintationType.PRINTER を指定したことになります。

パラメータ:
destination - DesintationType.FILE または DesintationType.PRINTER
例外:
IllegalArgumentException - 出力先が null の場合

getDialog

public JobAttributes.DialogType getDialog()
これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが印刷の設定を変更する印刷のダイアログを見る必要があるか、そしてどの型の印刷のダイアログが表示されるべきかを返します。DialogType.COMMON は共通プラットフォームの Pure Java 印刷ダイアログを表します。DialogType.NATIVE は、同じプラットフォームのネイティブな印刷ダイアログを表します。プラットフォームがネイティブな印刷ダイアログをサポートしていない場合は、代わりに Pure Java の印刷ダイアログが表示されます。DialogType.NONE はバックグラウンド印刷などの印刷ダイアログを指定しません。この属性は変更不可で、実装またはターゲットプリンタのどちらの制限からも影響を受けません。

戻り値:
DialogType.COMMONDialogType.NATIVE、または DialogType.NONE

setDialog

public void setDialog(JobAttributes.DialogType dialog)
これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが印刷の設定を変更する印刷のダイアログを見る必要があるか、そしてどのタイプの印刷のダイアログが表示されるべきかを返します。DialogType.COMMON は共通プラットフォームの Pure Java 印刷ダイアログを表します。DialogType.NATIVE は、同じプラットフォームのネイティブな印刷ダイアログを表します。プラットフォームがネイティブな印刷ダイアログをサポートしていない場合は、代わりに Pure Java の印刷ダイアログが表示されます。DialogType.NONE はバックグラウンド印刷などの印刷ダイアログを指定しません。この属性を変更しないと、DialogType.NATIVE を指定したことになります。

パラメータ:
dialog - DialogType.COMMON、DialogType.NATIVE、または DialogType.NONE
例外:
IllegalArgumentException - ダイアログが null の場合

getFileName

public String getFileName()
これらの属性を使うジョブに対して、出力ファイルの名前を指定します。この属性はユーザが選択した値に変更されます。

戻り値:
null の可能性があるファイル名

setFileName

public void setFileName(String fileName)
これらの属性を使うジョブに対して、出力ファイルの名前を指定します。デフォルトは、プラットフォームに依存し、実装で定義されています。

パラメータ:
fileName - null の可能性があるファイル名

getFromPage

public int getFromPage()
これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象の最初のページを返します。この属性はユーザが選択した値に変更されます。getDefaultSelection メソッドの戻り値が DefaultSelectionType.RANGE でない場合は、アプリケーションは出力時にこの属性を無視します。可能な場合は、アプリケーションは getPageRanges の戻り値をこのメソッドの戻り値の後に受け取ります。

戻り値:
0 より大きく toPage 以下、minPage 以上で maxPage 以下の整数値

setFromPage

public void setFromPage(int fromPage)
これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象の最初のページを指定します。この属性を指定しない場合は、pageRanges 属性の値が使用されます。pageRanges と、fromPage および toPage のどちらか一方、またはその両方が指定された場合、pageRanges が優先されます。pageRanges、fromPage または toPage が指定されない場合は、setPageRanges(new int[][] { new int[] { minPage } }) が呼び出されることになります。

パラメータ:
fromPage - 0 より大きく toPage 以下、minPage 以上で maxPage 以下の整数値
例外:
IllegalArgumentException - 上記の条件の 1 つ以上に違反した場合

getMaxPage

public int getMaxPage()
これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが指定できる最大値を印刷対象の最終ページとして指定します。この属性は変更不可で、実装またはターゲットプリンタのどちらの制限からも影響を受けません。

戻り値:
0 より大きく、minPage 以上の整数値

setMaxPage

public void setMaxPage(int maxPage)
これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが指定できる最大値を印刷対象の最終ページとして指定します。この属性を指定しないと、Integer.MAX_VALUE を指定したことになります。

パラメータ:
maxPage - 0 より大きく、minPage 以上の整数値
例外:
IllegalArgumentException - 上記の条件の 1 つ以上に違反した場合

getMinPage

public int getMinPage()
これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが指定できる最小値を印刷対象の開始ページとして指定します。この属性は変更不可で、実装またはターゲットプリンタのどちらの制限からも影響を受けません。

戻り値:
0 より大きく、maxPage 以下の整数値

setMinPage

public void setMinPage(int minPage)
これらの属性を使用するジョブについて、ユーザが指定できる最小値を印刷対象の開始ページとして指定します。この属性を指定しないと、1 を指定したことになります。

パラメータ:
minPage - 0 より大きく、maxPage 以下の整数値
例外:
IllegalArgumentException - 上記の条件の 1 つ以上に違反した場合

getMultipleDocumentHandling

public JobAttributes.MultipleDocumentHandlingType getMultipleDocumentHandling()
これらの属性を使用するジョブについて、複数のドキュメント処理 (照合を含む) を指定します。この属性はユーザが選択した値に変更されます。

戻り値:
MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_COLLATED_COPIES または MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES

setMultipleDocumentHandling

public void setMultipleDocumentHandling(JobAttributes.MultipleDocumentHandlingType multipleDocumentHandling)
これらの属性を使用するジョブについて、複数のドキュメント処理 (照合を含む) を指定します。この属性を指定しないと、MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES を指定したことになります。

パラメータ:
multipleDocumentHandling - MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_COLLATED_COPIES または MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES
例外:
IllegalArgumentException - multipleDocumentHandling が null の場合

setMultipleDocumentHandlingToDefault

public void setMultipleDocumentHandlingToDefault()
これらの属性を使用するジョブについて、複数のドキュメント処理 (照合を含む) をデフォルトに設定します。このデフォルト処理は、MultipleDocumentHandlingType.SEPARATE_DOCUMENTS_UNCOLLATED_COPIES となります。


getPageRanges

public int[][] getPageRanges()
これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象のページの範囲を指定します。すべての範囲の数が含まれています。この属性はユーザが選択した値に変更されます。getDefaultSelection メソッドの戻り値が DefaultSelectionType.RANGE でない場合は、アプリケーションは出力に関するこの属性を無視します。

戻り値:
2 つの要素を配列する int 配列。1 つの配列は、指定したページを含み、かつ、指定したページのすべてにまたがる範囲として解釈される。範囲は昇順とし、オーバーラップしてはならない。指定されたページ番号は、minPage 未満にも maxPage より大きくなることもない。たとえば (new int[][] { new int[] { 1, 3 }, new int[] { 5, 5 }, new int[] { 15, 19 } }) では、ページ 1, 2, 3, 5, 15, 16, 17, 18, および 19 が指定される

setPageRanges

public void setPageRanges(int[][] pageRanges)
これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象のページの範囲を指定します。すべての番号範囲が含まれています。この属性を指定しない場合は、fromPage から toPage までの属性の値が使用されます。pageRanges と、fromPage および toPage のどちらか一方、またはその両方が指定された場合、pageRanges が優先されます。pageRanges、fromPage または toPage が指定されない場合は、setPageRanges(new int[][] { new int[] { minPage, minPage } }) が呼び出されます。

パラメータ:
pageRanges - 2 つの要素を配列する int 配列。1 つの配列は、指定したページを含み、かつ、指定したページのすべてにまたがる範囲として解釈される。範囲は昇順とし、オーバーラップしてはならない。指定されたページ番号は、minPage 未満にも、maxPage より大きくなることもない。たとえば (new int[][] { new int[] { 1, 3 }, new int[] { 5, 5 }, new int[] { 15, 19 } }) では、ページ 1, 2, 3, 5, 15, 16, 17, 18, および 19 が指定される。(new int[][] { new int[] { 1, 1 }, new int[] { 1, 2 } }) とすると、2 つの範囲をオーバーラップするので、ページ範囲のセットが無効になる
例外:
IllegalArgumentException - 上記の条件の 1 つ以上に違反した場合

getPrinter

public String getPrinter()
これらの属性を使用するジョブについて、出力先プリンタを返します。この属性は、ユーザが選択した値に変更されます。

戻り値:
null の可能性があるプリンタ名

setPrinter

public void setPrinter(String printer)
これらの属性を使用するジョブについて、出力先プリンタを指定します。デフォルトは、プラットフォームに依存し、実装で定義されています。

パラメータ:
printer - null の可能性があるプリンタ名

getSides

public JobAttributes.SidesType getSides()
これらの属性を使用するジョブについて、印刷メディアのサイドに連続したページが組み付けられる方法を返します。SidesType.ONE_SIDED は、連続したメディアシートの同じ面に各連続ページを組み付けます。この組み付けは simplex といいます。SidesType.TWO_SIDED_LONG_EDGE は、連続ページの各ペアを連続メディアシートの表面と裏面に組み付けます。このときメディアの各ペアのページの方向を、読取装置が長い端をバインディングしたかのように正しく設定します。このような組み付けは duplex といいます。SidesType.TWO_SIDED_SHORT_EDGE は、連続ページの各ペアを連続ページの各ペアを連続メディアシートの表面と裏面に組み付けます。このときメディアの各ペアのページの方向を、読取装置が短い端をバインディングしたかのように正しく設定します。このような組み付けは tumble といいます。この属性はユーザが選択した値に変更されます。

戻り値:
SidesType.ONE_SIDED、SidesType.TWO_SIDED_LONG_EDGE、または SidesType.TWO_SIDED_SHORT_EDGE

setSides

public void setSides(JobAttributes.SidesType sides)
これらの属性を使用するジョブについて、印刷メディアのサイドに連続したページが組み付けられる方法を指定します。SidesType.ONE_SIDED は、連続したメディアシートの同じ面に各連続ページを組み付けます。この組み付けは simplex といいます。SidesType.TWO_SIDED_LONG_EDGE は、連続ページの各ペアを連続メディアシートの表面と裏面に組み付けます。このときメディアの各ペアのページの方向を、読取装置が長い端をバインディングしたかのように正しく設定します。このような組み付けは duplex といいます。SidesType.TWO_SIDED_SHORT_EDGE は、連続ページの各ペアを連続ページの各ペアを連続メディアシートの表面と裏面に組み付けます。このときメディアの各ペアのページの方向を、読取装置が短い端をバインディングしたかのように正しく設定します。このような組み付けは tumble といいます。この属性を指定しないと、SidesType.ONE_SIDED を指定した場合と同じになります。

パラメータ:
sides - SidesType.ONE_SIDED、SidesType.TWO_SIDED_LONG_EDGE、または SidesType.TWO_SIDED_SHORT_EDGE
例外:
IllegalArgumentException - sides が null の場合

setSidesToDefault

public void setSidesToDefault()
これらの属性を使用するジョブについて、印刷メディアのサイドに連続したページが組み付ける方法をデフォルトに設定します。デフォルトの組み付けは SidesType.ONE_SIDED です。


getToPage

public int getToPage()
これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象の最終ページ (論理和) を返します。この属性はユーザが選択した値に変更されます。getDefaultSelection メソッドの戻り値が DefaultSelectionType.RANGE でない場合は、アプリケーションは出力時にこの属性を無視します。可能な場合は、アプリケーションは getPageRanges の戻り値をこのメソッドの戻り値の後に受け取ります。

戻り値:
0 より大きく toPage 以上、minPage 以上で maxPage 以下の整数値

setToPage

public void setToPage(int toPage)
これらの属性を使用するジョブについてページの範囲を印刷する場合、印刷対象の最終ページ (論理和) を指定します。この属性を指定しない場合は、pageRanges 属性の値が使用されます。pageRanges と、fromPage および toPage のどちらか一方、またはその両方が指定された場合、pageRanges が優先されます。pageRanges、fromPage または toPage が指定されない場合は、setPageRanges(new int[][] { new int[] { minPage } }) が呼び出されます。

パラメータ:
toPage - 0 より大きく fromPage 以上、minPage 以上で maxPage 以下の整数値
例外:
IllegalArgumentException - 上記の条件の 1 つ以上に違反した場合

equals

public boolean equals(Object obj)
2 つの JobAttributes が同じであるかどうかを判定します。

JobAttributes の属性が同じ場合にのみ、2 つの JobAttributes は同一です。独自の同じ列挙オブジェクトをフィールドが参照する場合にのみ、列挙型の属性は同一になります。ページ範囲のセットは、そのセットが同一の長さで、各範囲が同じページ数を列挙し、その範囲が同一の順になっている場合にのみ、同一になります。

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - 同じであるかどうかが判定されるオブジェクト
戻り値:
上記の基準により、obj がこの JobAttribute と等しいかどうか
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

hashCode

public int hashCode()
この JobAttributes のハッシュコード値を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
ハッシュコード
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), Hashtable

toString

public String toString()
この JobAttributes の文字列表現を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
文字列表現

JavaTM 2
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