JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

org.omg.CosNaming
インタフェース NamingContextOperations

既知のサブインタフェースの一覧:
NamingContext

public interface NamingContextOperations

IDL-to-Java コンパイラ (ポータブル) バージョン "3.0" により nameservice.idl から生成された org/omg/CosNaming/NamingContextOperations.java。2000 年 1 月 26 日水曜日、3:34:53 PM PST


メソッドの概要
 void bind_context(NameComponent[] n, NamingContext nc)
          ネーミングコンテキストであるオブジェクトの名前を指定します。
 NamingContext bind_new_context(NameComponent[] n)
          コンテキストを新しく作成し、引数として指定された名前にそのコンテキストをバインドします。
 void bind(NameComponent[] n, Object obj)
          ネーミングコンテキストに名前とオブジェクトのバインディングを作成します。
 void destroy()
          destroy はネーミングコンテキストを削除します。
 void list(int how_many, BindingListHolder bl, BindingIteratorHolder bi)
          list を使用すると、クライアントはネーミングコンテキスト内の一連のバインディングを次々に取得することができます。
 NamingContext new_context()
          呼び出し側のコンテキストと同じネームサーバによって実装されるネーミングコンテキストを返します。
 void rebind_context(NameComponent[] n, NamingContext nc)
          名前がすでにコンテキストでバインドされている場合でも、ネーミングコンテキストに名前とネーミングコンテキストのバインディングを作成します。
 void rebind(NameComponent[] n, Object obj)
          名前がすでにコンテキストでバインドされている場合でも、ネーミングコンテキストに名前とオブジェクトのバインディングを作成します。
 Object resolve(NameComponent[] n)
          resolve は、指定されたコンテキストで名前にバインドされているオブジェクトを返します。
 void unbind(NameComponent[] n)
          unbind は、コンテキストからネームバインディングを削除します。
 

メソッドの詳細

bind

public void bind(NameComponent[] n,
                 Object obj)
          throws NotFound,
                 CannotProceed,
                 InvalidName,
                 AlreadyBound
ネーミングコンテキストに名前とオブジェクトのバインディングを作成します。名前解決において複合名が渡された場合、bind を使ってバインドされているネーミングコンテキストは、名前解決には加わりません。
パラメータ:
n - オブジェクトの Name

obj - 指定された名前にバインドされる Object

例外:
NotFound - 名前でバインディングが識別できない場合

CannotProceed - なんらかの理由により実装が中止された場合。ただしクライアントは、返されたネーミングコンテキストで処理を続行できる場合もある

InvalidName - 名前が無効な場合

AlreadyBound - 指定された名前にオブジェクトがすでにバインドされている場合


bind_context

public void bind_context(NameComponent[] n,
                         NamingContext nc)
                  throws NotFound,
                         CannotProceed,
                         InvalidName,
                         AlreadyBound
ネーミングコンテキストであるオブジェクトの名前を指定します。名前解決において複合名が渡された場合、bind_context() を使ってバインドされているネーミングコンテキストは、名前解決に加わります。
パラメータ:
n - オブジェクトの Name

nc - 指定された名前にバインドされる NamingContect オブジェクト

例外:
NotFound - 名前でバインディングが識別できない場合

CannotProceed - なんらかの理由により実装が中止された場合。ただしクライアントは、返されたネーミングコンテキストで処理を続行できる場合もある

InvalidName - 名前が無効な場合

AlreadyBound - 指定された名前にオブジェクトがすでにバインドされている場合


rebind

public void rebind(NameComponent[] n,
                   Object obj)
            throws NotFound,
                   CannotProceed,
                   InvalidName
名前がすでにコンテキストでバインドされている場合でも、ネーミングコンテキストに名前とオブジェクトのバインディングを作成します。名前解決において複合名が渡された場合、rebind を使ってバインドされているネーミングコンテキストは、名前解決に加わりません。
パラメータ:
n - オブジェクトの Name

例外:
NotFound - 名前でバインディングが識別できない場合

CannotProceed - なんらかの理由により実装が中止された場合。ただしクライアントは、返されたネーミングコンテキストで処理を続行できる場合もある

InvalidName - 名前が無効な場合


rebind_context

public void rebind_context(NameComponent[] n,
                           NamingContext nc)
                    throws NotFound,
                           CannotProceed,
                           InvalidName
名前がすでにコンテキストでバインドされている場合でも、ネーミングコンテキストに名前とネーミングコンテキストのバインディングを作成します。名前解決において複合名が渡された場合、rebind_context() を使ってバインドされているネーミングコンテキストは名前解決に加わります。
パラメータ:
n - オブジェクトの Name

nc - 指定された名前に再バインドされる NamingContect オブジェクト

例外:
NotFound - 名前でバインディングが識別できない場合

CannotProceed - なんらかの理由により実装が中止された場合。ただしクライアントは、返されたネーミングコンテキストで処理を続行できる場合もある

InvalidName - 名前が無効な場合


resolve

public Object resolve(NameComponent[] n)
               throws NotFound,
                      CannotProceed,
                      InvalidName
resolve は、指定されたコンテキストで名前にバインドされているオブジェクトを返します。指定された名前は、バインドされた名前と完全に一致している必要があります。ネームサービスは、オブジェクトの型を返しません。適切な型へのオブジェクトのナロー変換は、クライアント側で行う必要があります。つまり、通常クライアントは、Object から返されたオブジェクトをより特殊化されたインタフェースにキャストします。
パラメータ:
n - オブジェクトの Name

例外:
NotFound - 名前でバインディングが識別できない場合

CannotProceed - なんらかの理由により実装が中止された場合。ただしクライアントは、返されたネーミングコンテキストで処理を続行できる場合もある

InvalidName - 名前が無効な場合


unbind

public void unbind(NameComponent[] n)
            throws NotFound,
                   CannotProceed,
                   InvalidName
unbind は、コンテキストからネームバインディングを削除します。
パラメータ:
n - オブジェクトの Name

例外:
NotFound - 名前でバインディングが識別できない場合

CannotProceed - なんらかの理由により実装が中止された場合。ただしクライアントは、返されたネーミングコンテキストで処理を続行できる場合もある

InvalidName - 名前が無効な場合


list

public void list(int how_many,
                 BindingListHolder bl,
                 BindingIteratorHolder bi)
list を使用すると、クライアントはネーミングコンテキスト内の一連のバインディングを次々に取得することができます。

list は、バインディングリスト bl 内の、指定された数を最大数としてバインディングを返します。

パラメータ:
how_many - 返されるバインディングの最大数

bl - 返されるバインディングのリスト

bi - 返されるバインディング反復子


new_context

public NamingContext new_context()
呼び出し側のコンテキストと同じネームサーバによって実装されるネーミングコンテキストを返します。新しいコンテキストはどの名前にもバインドされていません。

bind_new_context

public NamingContext bind_new_context(NameComponent[] n)
                               throws NotFound,
                                      AlreadyBound,
                                      CannotProceed,
                                      InvalidName
コンテキストを新しく作成し、引数として指定された名前にそのコンテキストをバインドします。新しく作成されたコンテキストは、バインドされたコンテキストと同じネームサーバによって実装されます。つまり、最後のコンポーネントを除いた、名前引数によって示されるコンテキストを実装するネームサーバです。
パラメータ:
n - オブジェクトの Name

例外:
NotFound - 名前でバインディングが識別できない場合

AlreadyBound - 指定された名前にオブジェクトがすでにバインドされている場合

CannotProceed - なんらかの理由により実装が中止された場合。ただしクライアントは、返されたネーミングコンテキストで処理を続行できる場合もある

InvalidName - 名前が無効な場合


destroy

public void destroy()
             throws NotEmpty
destroy はネーミングコンテキストを削除します。ネーミングコンテキストにバインディングがある場合は、NotEmpty 例外がスローされます。
例外:
NotEmpty - Naming Context にバインディングがある場合

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