org.omg.CORBA
クラス ByteHolder

java.lang.Object
  |
  +--org.omg.CORBA.ByteHolder

すべての実装インタフェース:

Streamable

public final class ByteHolder

extends Object

implements Streamable

IDL のメソッドに OUT パラメータおよび INOUT パラメータを格納するために使用される、byte の Holder クラスです。IDL のメソッドのシグニチャーが OUT パラメータまたは INOUT パラメータとして IDL octet を持つ場合、プログラマは ByteHolder のインスタンスを、メソッド呼び出しで対応するパラメータとして渡す必要があります。INOUT パラメータの場合、プログラマはサーバに渡される IN 値も指定する必要があります。メソッド呼び出しが復帰する前に、ORB はサーバから返された OUT 値に対応する値を value に設定します。

myByteHolder が ByteHolder のインスタンスの場合、その value フィールドに格納されている値には myByteHolder.value によりアクセスできます。

導入されたバージョン:

JDK1.2

フィールドの概要

byte	value この ByteHolder オブジェクトによって格納されている byte 値です。

コンストラクタの概要

ByteHolder()
value フィールドが 0 に初期化された新しい ByteHolder オブジェクトを構築します。

ByteHolder(byte initial)
指定された byte の新しい ByteHolder オブジェクトを構築します。

メソッドの概要

void	_read(InputStream input) input から読み込み、この ByteHolder オブジェクトの値を非整列化データで初期化します。
TypeCode	_type() この ByteHolder オブジェクトに格納されている値に対応する TypeCode が返されます。
void	_write(OutputStream output) この ByteHolder オブジェクトの値を output に整列化します。

クラス java.lang.Object から継承したメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

フィールドの詳細

value

public byte value

この ByteHolder オブジェクトによって格納されている byte 値です。

コンストラクタの詳細

ByteHolder

public ByteHolder()

value フィールドが 0 に初期化された新しい ByteHolder オブジェクトを構築します。

ByteHolder

public ByteHolder(byte initial)

指定された byte の新しい ByteHolder オブジェクトを構築します。

パラメータ:

initial - 新しい ByteHolder オブジェクトの value フィールドを初期化する byte

メソッドの詳細

_read

public void _read(InputStream input)

input から読み込み、この ByteHolder オブジェクトの値を非整列化データで初期化します。

定義:

インタフェース Streamable 内の _read

パラメータ:

input - ワイヤから CDR 形式のデータを格納する InputStream

_write

public void _write(OutputStream output)

この ByteHolder オブジェクトの値を output に整列化します。

定義:

インタフェース Streamable 内の _write

パラメータ:

output - CDR 形式のデータを格納する OutputStream

_type

public TypeCode _type()

この ByteHolder オブジェクトに格納されている値に対応する TypeCode が返されます。

定義:

インタフェース Streamable 内の _type

戻り値:

この ByteHolder オブジェクトに格納されている値の TypeCode