JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

javax.sound.sampled
クラス LineEvent

java.lang.Object
  |
  +--java.util.EventObject
        |
        +--javax.sound.sampled.LineEvent
すべての実装インタフェース:
Serializable

public class LineEvent
extends EventObject

LineEvent クラスは、ラインが開く、閉じる、開始する、または停止するたびにラインがリスナーに送信する情報をカプセル化します。これら 4 つの状態変化はそれぞれ、対応するタイプのイベントによって表されます。リスナーはイベントを update メソッドのパラメータとして受信します。イベントを照会することによってリスナーは、イベントのタイプ、イベントを処理するライン、およびイベント発生時にラインが処理し終えているデータ量を知ることができます。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
Line, LineListener.update(javax.sound.sampled.LineEvent), 直列化された形式

内部クラスの概要
static class LineEvent.Type
          LineEvent.Type 内部クラスはラインで発生するイベントの種類を識別します。
 
クラス java.util.EventObject から継承したフィールド
source
 
コンストラクタの概要
LineEvent(Line line, LineEvent.Type type, long position)
          指定されたラインで発生した、指定されたタイプのイベントを新しく構築します。
 
メソッドの概要
 long getFramePosition()
          イベント発生時のラインのオーディオデータの位置を、サンプルフレーム単位で取得します。
 Line getLine()
          このイベントの転送元であるオーディオラインを取得します。
 LineEvent.Type getType()
          イベントのタイプを取得します。
 String toString()
          イベントの文字列表現を取得します。
 
クラス java.util.EventObject から継承したメソッド
getSource
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

LineEvent

public LineEvent(Line line,
                 LineEvent.Type type,
                 long position)
指定されたラインで発生した、指定されたタイプのイベントを新しく構築します。
パラメータ:
line - このイベントのソース
type - イベントのタイプ (OPENCLOSESTART、または STOP)
position - イベント発生時にラインがすでに処理し終わっているサンプルフレームの数、または AudioSystem.NOT_SPECIFIED
メソッドの詳細

getLine

public final Line getLine()
このイベントの転送元であるオーディオラインを取得します。
戻り値:
このイベントを処理するライン

getType

public final LineEvent.Type getType()
イベントのタイプを取得します。
戻り値:
イベントのタイプ (LineEvent.Type.OPENLineEvent.Type.CLOSELineEvent.Type.START、または LineEvent.Type.STOP)

getFramePosition

public final long getFramePosition()
イベント発生時のラインのオーディオデータの位置を、サンプルフレーム単位で取得します。たとえば、一時停止時にソースラインがすでに 14 サンプルフレームを再生している場合、一時停止イベントはラインの位置を 14 として報告します。処理する次のフレームのフレーム番号は、ゼロから始まる番号付けを使用する場合 14、1 から始まる番号付けを使用する場合 15 になります。

このフィールドはデータラインで生成された STARTSTOP などの一定のイベントだけに関連します。サンプルフレームをカウントしないラインによって生成されたイベント、およびサンプルフレームの値が未知のイベントの場合、位置の値は AudioSystem.NOT_SPECIFIED になります。

戻り値:
サンプルフレーム番号としてのラインの位置

toString

public String toString()
イベントの文字列表現を取得します。文字列の内容は Java Sound の実装によって異なります。
オーバーライド:
クラス EventObject 内の toString
戻り値:
イベントを記述した文字列

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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