JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

javax.naming
クラス Binding

java.lang.Object
  |
  +--javax.naming.NameClassPair
        |
        +--javax.naming.Binding
すべての実装インタフェース:
Serializable
直系の既知のサブクラス:
SearchResult

public class Binding
extends NameClassPair

このクラスは、コンテキストの名前とオブジェクトとのバインディングを表します。

コンテキストは、名前からオブジェクトへのバインディングで構成されます。Binding クラスは、このようなバインディングを表します。Binding クラスは、名前およびオブジェクトで構成されます。Context.listBindings() メソッドでは、Binding の列挙を返します。

バインディングの内容を動的に生成するネーミングシステムのサブクラス化を使用します。

Binding インスタンスは、複数のスレッドで同時にアクセスしても同期化されません。Binding に同時にアクセスする必要のあるスレッドは、それ自体で同期化され、必要なロックを提供する必要があります。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
Binding(String name, Object obj)
          指定した名前およびオブジェクトの Binding のインスタンスを構築します。
Binding(String name, Object obj, boolean isRelative)
          指定した名前、オブジェクト、および名前が相対的かを示す Binding のインスタンスを構築します。
Binding(String name, String className, Object obj)
          指定した名前、クラス名、およびオブジェクトの Binding のインスタンスを構築します。
Binding(String name, String className, Object obj, boolean isRelative)
          指定した名前、クラス名、オブジェクト、および名前が相対的かを示す Binding のインスタンスを構築します。
 
メソッドの概要
 String getClassName()
          このバインディングの名前にバインドされたオブジェクトのクラス名を取得します。
 Object getObject()
          このバインディングの名前にバインドされたオブジェクトを取得します。
 void setObject(Object obj)
          このバインディングに関連したオブジェクトを設定します。
 String toString()
          このバインディングの文字列表現が生成されます。
 
クラス javax.naming.NameClassPair から継承したメソッド
getName, isRelative, setClassName, setName, setRelative
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Binding

public Binding(String name,
               Object obj)
指定した名前およびオブジェクトの Binding のインスタンスを構築します。

setClassName() を使用してクラス名が明示的に設定されていない場合、getClassName()obj のクラス名を返します。obj が null の場合は null を返します。

パラメータ:
name - オブジェクトの null 以外の名前。この名前は target context を基準にしており、 listBindings() メソッドの最初のパラメータによって命名される
obj - 名前にバインドされた、null の可能性があるオブジェクト
関連項目:
NameClassPair.setClassName(java.lang.String)

Binding

public Binding(String name,
               Object obj,
               boolean isRelative)
指定した名前、オブジェクト、および名前が相対的かを示す Binding のインスタンスを構築します。

setClassName() を使用してクラス名が明示的に設定されていない場合、getClassName()obj のクラス名を返します。obj が null の場合は null を返します。

パラメータ:
name - オブジェクトの null 以外の文字列名
obj - 名前にバインドされた、null の可能性があるオブジェクト
isRelative - name がターゲットのコンテキストを基準にする場合は true (listBindings() メソッドの最初のパラメータによって命名される)。name が URL 文字列の場合は false
関連項目:
NameClassPair.isRelative(), NameClassPair.setRelative(boolean), NameClassPair.setClassName(java.lang.String)

Binding

public Binding(String name,
               String className,
               Object obj)
指定した名前、クラス名、およびオブジェクトの Binding のインスタンスを構築します。
パラメータ:
name - オブジェクトの null 以外の名前。この名前は target context を基準にしており、 listBindings() メソッドの最初のパラメータによって命名される
className - name にバインドされたオブジェクトの、null の可能性があるクラス名。null の場合は、getClassName() によって obj のクラス名が返される。obj も null の場合は、getClassName() から null が返される
obj - 名前にバインドされた、null の可能性があるオブジェクト
関連項目:
NameClassPair.setClassName(java.lang.String)

Binding

public Binding(String name,
               String className,
               Object obj,
               boolean isRelative)
指定した名前、クラス名、オブジェクト、および名前が相対的かを示す Binding のインスタンスを構築します。
パラメータ:
name - オブジェクトの null 以外の文字列名
className - name にバインドされたオブジェクトの、null の可能性があるクラス名。null の場合は、getClassName() によって obj のクラス名が返される。obj も null の場合は、getClassName() から null が返される
obj - 名前にバインドされた、null の可能性があるオブジェクト
isRelative - name がターゲットのコンテキストを基準にする場合は true (listBindings() メソッドの最初のパラメータによって名前が付けられる)。name が URL 文字列の場合は false
関連項目:
NameClassPair.isRelative(), NameClassPair.setRelative(boolean), NameClassPair.setClassName(java.lang.String)
メソッドの詳細

getClassName

public String getClassName()
このバインディングの名前にバインドされたオブジェクトのクラス名を取得します。クラス名が明示的に設定されている場合は、クラス名を返します。このバインディングに null 以外のオブジェクトが格納されている場合は、そのオブジェクトのクラス名が使用されます。それ以外の場合は、null を返します。
オーバーライド:
クラス NameClassPair 内の getClassName
戻り値:
バインドされたオブジェクトのクラス名を含む文字列で、null である可能性もある

getObject

public Object getObject()
このバインディングの名前にバインドされたオブジェクトを取得します。
戻り値:
バインドされたオブジェクト。このバインディングにオブジェクトが格納されていない場合は null
関連項目:
setObject(java.lang.Object)

setObject

public void setObject(Object obj)
このバインディングに関連したオブジェクトを設定します。
パラメータ:
obj - null の可能性がある使用されるオブジェクト
関連項目:
getObject()

toString

public String toString()
このバインディングの文字列表現が生成されます。文字列表現は、名前またはクラスのペアの文字列表現、および「:」で区切られるこのバインディングのオブジェクトの文字列表現で構成されます。この文字列の内容はデバッグに使用され、プログラムによって解釈されることはありません。
オーバーライド:
クラス NameClassPair 内の toString
戻り値:
このバインディングの null 以外の文字列表現

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バグや機能要求の報告
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