JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.util
クラス TimerTask

java.lang.Object
  |
  +--java.util.TimerTask
すべての実装インタフェース:
Runnable

public abstract class TimerTask
extends Object
implements Runnable

Timer によって 1 回または繰り返し実行するようスケジュールされるタスクです。

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
Timer

コンストラクタの概要
protected TimerTask()
          新しいタイマータスクが作成されます。
 
メソッドの概要
 boolean cancel()
          このタイマータスクを取り消します。
abstract  void run()
          このタイマータスクによって実行されるアクションです。
 long scheduledExecutionTime()
          このタスクを最近「実際に」実行するように「スケジュールされた」実行時間を返します (このメソッドがタスクの実行中に呼び出された場合、戻り値は進行中のタスク実行のスケジュールされた実行時間になります)。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

TimerTask

protected TimerTask()
新しいタイマータスクが作成されます。
メソッドの詳細

run

public abstract void run()
このタイマータスクによって実行されるアクションです。
定義:
インタフェース Runnable 内の run
インタフェース java.lang.Runnable からコピーされたタグ:
関連項目:
Thread.run()

cancel

public boolean cancel()
このタイマータスクを取り消します。タスクが 1 回実行されるようにスケジュールされたがまだ実行されていないか、またはスケジュールされていない場合、タスクは実行されません。タスクが繰り返し実行されるようスケジュールされている場合、タスクは二度と実行されません (この呼び出しが発生したときにタスクが実行中の場合、タスクは実行を完了しますが、タスクは二度と実行されません)。

繰り返しタイマータスクの run メソッドからこのメソッドを呼び出すと、タイマータスクは二度と実行されなくなります。

このメソッドは、繰り返し呼び出されます。2 回目以降の呼び出しには、効果はありません。

戻り値:
このタスクが 1 回実行されるようにスケジュールされたがまだ実行されていないか、またはこのタスクが繰り返し実行されるようにスケジュールされている場合は true。タスクが 1 回実行されるようにスケジュールされてすでに実行されているか、またはタスクがスケジュールされてないか、あるいはタスクがすでに取り消されている場合は false を返す (大まかに言うと、このメソッドではスケジュールされている 1 回以上実行されない場合に true を返す)

scheduledExecutionTime

public long scheduledExecutionTime()
このタスクを最近「実際に」実行するように「スケジュールされた」実行時間を返します (このメソッドがタスクの実行中に呼び出された場合、戻り値は進行中のタスク実行のスケジュールされた実行時間になります)。

このメソッドは通常、タスクの実行メソッドから呼び出され、現在のタスクが、スケジュールどおりに作業が実行されているかを判断します。

   public void run() {
       if (System.currentTimeMillis() - scheduledExecutionTime() >=
           MAX_TARDINESS)
               return;  // Too late; skip this execution.
       // Perform the task
   }
 
このメソッドは通常、「固定遅延実行」の繰返しタスクとともに使用されることはありません。「固定遅延実行」の繰り返しタスクでは、スケジュールされた実行時間はずらすことが可能であり、それほど重要ではないからです。
戻り値:
このタスクの実行が最近スケジュールされた時間。Date.getTime() で返される形式。タスクがまだ実行されていない場合、戻り値は未定義
関連項目:
Date.getTime()

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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