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Std. Ed. v1.3

java.util
クラス Dictionary

java.lang.Object
  |
  +--java.util.Dictionary
直系の既知のサブクラス:
Hashtable

public abstract class Dictionary
extends Object

Dictionary クラスは、Hashtable のようにキーを値にマップするクラスの親となる抽象クラスです。各キーおよび各値はオブジェクトです。1 つの Dictionary オブジェクトの中では、各キーは単一の値に関連付けられています。Dictionary およびキーを指定して、関連する要素を参照できます。キーや値としては、任意の null でないオブジェクトが使用できます。

このクラスを実装している場合、2 つのキーが等しいかどうかを判定するには、原則として equals メソッドを使用する必要があります。

注: このクラスは現在使われていません。新しい実装では、このクラスを拡張しないで Map インタフェースを実装してください。

導入されたバージョン:
JDK1.0
関連項目:
Map, Object.equals(java.lang.Object), Object.hashCode(), Hashtable

コンストラクタの概要
Dictionary()
          唯一のコンストラクタです。
 
メソッドの概要
abstract  Enumeration elements()
          ディクショナリにある値のリストを返します。
abstract  Object get(Object key)
          ディクショナリにおいてキーにマップされている値を返します。
abstract  boolean isEmpty()
          値にマップされているキーが、ディクショナリにまったくないかどうかを判定します。
abstract  Enumeration keys()
          ディクショナリにあるキーの列挙を返します。
abstract  Object put(Object key, Object value)
          ディクショナリで、指定された key を指定された value にマップします。
abstract  Object remove(Object key)
          key (およびそれに対応する value) をディクショナリから削除します。
abstract  int size()
          ディクショナリにあるエントリ (個別のキー) の数を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

Dictionary

public Dictionary()
唯一のコンストラクタです。サブクラスのコンストラクタによる呼び出しは、通常は暗黙的な呼び出しです。
メソッドの詳細

size

public abstract int size()
ディクショナリにあるエントリ (個別のキー) の数を返します。
戻り値:
ディクショナリにあるキーの数

isEmpty

public abstract boolean isEmpty()
値にマップされているキーが、ディクショナリにまったくないかどうかを判定します。isEmpty メソッドの一般規約では、ディクショナリにエントリがない場合にだけ結果が true になります。
戻り値:
値にマップされているキーがディクショナリにない場合は true、ある場合は false

keys

public abstract Enumeration keys()
ディクショナリにあるキーの列挙を返します。キーメソッドの一般規約では、ディクショナリがエントリを格納しているすべてのキーを生成する Enumeration オブジェクトが返されます。
戻り値:
ディクショナリにあるキーの列挙
関連項目:
elements(), Enumeration

elements

public abstract Enumeration elements()
ディクショナリにある値のリストを返します。elements メソッドの一般規約では、Enumeration が返されて、ディクショナリのエントリに格納されているすべての要素を生成します。
戻り値:
ディクショナリにある値のリスト
関連項目:
keys(), Enumeration

get

public abstract Object get(Object key)
ディクショナリにおいてキーにマップされている値を返します。isEmpty メソッドの一般規約では、ディクショナリが指定されたキーのエントリを格納している場合は関連した値が返され、そうでない場合は null が返されます。
パラメータ:
key - ディクショナリのキー。そのキーがどの値にもマップされていない場合は null
戻り値:
ディクショナリでそのキーにマップされている値
例外:
NullPointerException - keynull の場合
関連項目:
put(java.lang.Object, java.lang.Object)

put

public abstract Object put(Object key,
                           Object value)
ディクショナリで、指定された key を指定された value にマップします。このキーや値を null にすべきではありません。

ディクショナリに指定された key のエントリが格納されている場合、新しい要素を格納するためにエントリが変更されたあとに、その key に対応するディクショナリ内にすでにある値が返されます。

ディクショナリが指定された key に対応するエントリをまだ持たない場合、指定された key および value のエントリが作成され、null が返されます。

value を取得するには、元の key に等しい key を指定して get メソッドを呼び出します。

パラメータ:
key - ハッシュテーブルキー
value - 値
戻り値:
ディクショナリで key にマップされていた前の値。このキーに値がマップされていなかった場合は null
例外:
NullPointerException - key または valuenull の場合
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), get(java.lang.Object)

remove

public abstract Object remove(Object key)
key (およびそれに対応する value) をディクショナリから削除します。その key がディクショナリになければ、メソッドは何も行いません。
パラメータ:
key - 削除するキー
戻り値:
ディクショナリで key がマップされていた値。そのキーがマップされていなかった場合は null
例外:
NullPointerException - keynull の場合

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