JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.security
クラス IdentityScope

java.lang.Object
  |
  +--java.security.Identity
        |
        +--java.security.IdentityScope
すべての実装インタフェース:
Principal, Serializable

推奨されていません。 このクラスは現在使用されていません。このクラスの機能は、java.security.KeyStore クラス、java.security.cert パッケージ、および java.security.Principal クラスに置き換えられました。

public abstract class IdentityScope
extends Identity

このクラスはアイデンティティのスコープを表します。このクラスは Identity 自身であるため、名前と範囲を持つことができます。また、オプションとして公開鍵および関連する証明書を持つこともできます。

IdentityScope は、Signer を始めとしたすべての種類の Identity オブジェクトを含みます。すべての型の Identity オブジェクトは、同じメソッドを使用して取り出し、追加、削除を行うことができます。異なる種類のアイデンティティのスコープは、各型の Identity の各種の操作に対して異なる方法を適用することが可能であり、また実際にそのような方法が要求されることに注意してください。

鍵とアイデンティティの間には 1 対 1 のマッピングが存在し、アイデンティティのスコープあたり 1 つの鍵の 1 つのコピーしか存在できません。たとえば、Acme Software, Inc という、ユーザが知っているソフトウェア出版社があるとします。その出版社が 1 つの Identity、すなわち公開鍵および関連する証明書のセットを持つものとします。「Acme Software」という名前を使用して有効範囲内で名前が付けられます。その有効範囲内で名前の付いているほかの Identity が同じ公開鍵を持つことはありません。また、同じ名前を持つものも存在しません。

関連項目:
Identity, Signer, Principal, Key, 直列化された形式

コンストラクタの概要
protected IdentityScope()
          推奨されていません。 このコンストラクタは、直列化だけに使用し、サブクラスでは使用すべきではありません。
  IdentityScope(String name)
          推奨されていません。 指定された名前を持つ新しいアイデンティティのスコープを構築します。
  IdentityScope(String name, IdentityScope scope)
          推奨されていません。 名前とスコープを指定して新しいアイデンティティスコープを構築します。
 
メソッドの概要
abstract  void addIdentity(Identity identity)
          推奨されていません。 このアイデンティティのスコープに 1 つのアイデンティティを追加します。
 Identity getIdentity(Principal principal)
          推奨されていません。 指定された主体と同じ名前のアイデンティティを取り出します (注: Identity は Principal (主体) を実装する)。
abstract  Identity getIdentity(PublicKey key)
          推奨されていません。 指定された公開鍵のアイデンティティを取り出します。
abstract  Identity getIdentity(String name)
          推奨されていません。 このスコープにある指定された名前を持つアイデンティティを (存在する場合に) 返します。
static IdentityScope getSystemScope()
          推奨されていません。 システムのアイデンティティスコープを返します。
abstract  Enumeration identities()
          推奨されていません。 このアイデンティティスコープ内のすべてのアイデンティティを列挙したものを返します。
abstract  void removeIdentity(Identity identity)
          推奨されていません。 このアイデンティティの有効範囲から 1 つのアイデンティティのスコープを削除します。
protected static void setSystemScope(IdentityScope scope)
          推奨されていません。 システムのアイデンティティスコープを設定します。
abstract  int size()
          推奨されていません。 このアイデンティティスコープにあるアイデンティティの数を返します。
 String toString()
          推奨されていません。 名前、スコープ名、このアイデンティティスコープ内のアイデンティティ数を含む、このアイデンティティスコープの文字列表現を返します。
 
クラス java.security.Identity から継承したメソッド
addCertificate, certificates, equals, getInfo, getName, getPublicKey, getScope, hashCode, identityEquals, removeCertificate, setInfo, setPublicKey, toString
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

IdentityScope

protected IdentityScope()
推奨されていません。 
このコンストラクタは、直列化だけに使用し、サブクラスでは使用すべきではありません。

IdentityScope

public IdentityScope(String name)
推奨されていません。 
指定された名前を持つ新しいアイデンティティのスコープを構築します。
パラメータ:
name - スコープ名

IdentityScope

public IdentityScope(String name,
                     IdentityScope scope)
              throws KeyManagementException
推奨されていません。 
名前とスコープを指定して新しいアイデンティティスコープを構築します。
パラメータ:
name - スコープ名
scope - 新しいアイデンティティスコープに対するスコープ
例外:
KeyManagementException - スコープ内に同じ名前のアイデンティティがすでに存在する場合
メソッドの詳細

getSystemScope

public static IdentityScope getSystemScope()
推奨されていません。 
システムのアイデンティティスコープを返します。
戻り値:
システムのアイデンティティスコープ

setSystemScope

protected static void setSystemScope(IdentityScope scope)
推奨されていません。 
システムのアイデンティティスコープを設定します。

セキュリティマネージャが存在する場合、最初にセキュリティマネージャの checkSecurityAccess メソッドが引数として "setSystemScope" を指定して呼び出され、アイデンティティスコープを設定してもよいかどうかを確認します。

パラメータ:
scope - 設定されるスコープ
例外:
SecurityException - セキュリティマネージャが存在する場合に、セキュリティマネージャの checkSecurityAccess メソッドがアイデンティティスコープの設定を許可しないとき
関連項目:
SecurityManager.checkSecurityAccess(java.lang.String)

size

public abstract int size()
推奨されていません。 
このアイデンティティスコープにあるアイデンティティの数を返します。
戻り値:
このアイデンティティスコープにあるアイデンティティの数

getIdentity

public abstract Identity getIdentity(String name)
推奨されていません。 
このスコープにある指定された名前を持つアイデンティティを (存在する場合に) 返します。
パラメータ:
name - 取り出す対象のアイデンティティの名前
戻り値:
name という名前のアイデンティティ。このスコープに name という名前のアイデンティティが存在しない場合は null

getIdentity

public Identity getIdentity(Principal principal)
推奨されていません。 
指定された主体と同じ名前のアイデンティティを取り出します (注: Identity は Principal (主体) を実装する)。
パラメータ:
principal - 取り出す対象のアイデンティティに対応する主体
戻り値:
主体と同じ名前のアイデンティティ。このスコープに同じ名前のアイデンティティが存在しない場合は null

getIdentity

public abstract Identity getIdentity(PublicKey key)
推奨されていません。 
指定された公開鍵のアイデンティティを取り出します。
パラメータ:
key - 返されるアイデンティティに対する公開鍵
戻り値:
指定された鍵のアイデンティティ。指定された鍵を持つアイデンティティがこのスコープに存在しない場合は null

addIdentity

public abstract void addIdentity(Identity identity)
                          throws KeyManagementException
推奨されていません。 
このアイデンティティのスコープに 1 つのアイデンティティを追加します。
パラメータ:
identity - 追加されるアイデンティティ
例外:
KeyManagementException - アイデンティティが有効でない場合、名前が重複した場合、ほかのアイデンティティが追加するアイデンティティと同じ公開鍵を持っている場合、またはほかの例外が発生した場合

removeIdentity

public abstract void removeIdentity(Identity identity)
                             throws KeyManagementException
推奨されていません。 
このアイデンティティの有効範囲から 1 つのアイデンティティのスコープを削除します。
パラメータ:
identity - 削除されるアイデンティティ
例外:
KeyManagementException - アイデンティティがない場合、あるいはほかの例外が発生した場合

identities

public abstract Enumeration identities()
推奨されていません。 
このアイデンティティスコープ内のすべてのアイデンティティを列挙したものを返します。
戻り値:
このアイデンティティスコープ内のすべてのアイデンティティを列挙したもの

toString

public String toString()
推奨されていません。 
名前、スコープ名、このアイデンティティスコープ内のアイデンティティ数を含む、このアイデンティティスコープの文字列表現を返します。
オーバーライド:
クラス Identity 内の toString
戻り値:
このアイデンティティスコープの文字列表現

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