JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.rmi.server
クラス ObjID

java.lang.Object
  |
  +--java.rmi.server.ObjID
すべての実装インタフェース:
Serializable

public final class ObjID
extends Object
implements Serializable

ObjID は、VM の中でリモートオブジェクトを一意に識別するのに使用します。各識別子には、オブジェクト番号と特定のホストに関して一意なアドレス空間識別子が含まれます。オブジェクト識別子は、エクスポートされる場合にリモートオブジェクトに割り当てられます。 java.rmi.server.randomIDs プロパティが true の場合、引数なしコンストラクタで作成された ObjID のオブジェクト番号コンポーネント (64 ビット) は、暗号の観点から見て強力な乱数を格納しています。

導入されたバージョン:
JDK1.1
関連項目:
直列化された形式

フィールドの概要
static int ACTIVATOR_ID
          アクティベータに対する周知の ID です。
static int DGC_ID
          分散ガベージコレクタに対する周知の ID です。
static int REGISTRY_ID
          レジストリに対する周知の ID です。
 
コンストラクタの概要
ObjID()
          一意のオブジェクト識別子を生成します。
ObjID(int num)
          「周知の」オブジェクト ID を生成します。
 
メソッドの概要
 boolean equals(Object obj)
          2 つのオブジェクト識別子が同じ内容の場合、それらは等しいと見なされます。
 int hashCode()
          ObjID のハッシュコード (オブジェクト番号) を返します。
static ObjID read(ObjectInput in)
          指定された入力ストリームから内容が読み込まれるオブジェクトの ID を生成します。
 String toString()
          オブジェクトの ID 表記を含む文字列を返します。
 void write(ObjectOutput out)
          出力ストリームにオブジェクト ID を整列化します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

REGISTRY_ID

public static final int REGISTRY_ID
レジストリに対する周知の ID です。

ACTIVATOR_ID

public static final int ACTIVATOR_ID
アクティベータに対する周知の ID です。

DGC_ID

public static final int DGC_ID
分散ガベージコレクタに対する周知の ID です。
コンストラクタの詳細

ObjID

public ObjID()
一意のオブジェクト識別子を生成します。java.rmi.server.randomIDs プロパティが true の場合、引数コンストラクタなしで作成された ObjID のオブジェクト番号コンポーネント (64 ビット) は、強力な乱数を格納します。
導入されたバージョン:
JDK1.1

ObjID

public ObjID(int num)
「周知の」オブジェクト ID を生成します。このコンストラクタを介して生成されるオブジェクト ID は、デフォルトのコンストラクタを介して生成されるどのオブジェクト ID とも重複しません。
パラメータ:
num - 一意で周知のオブジェクト番号
導入されたバージョン:
JDK1.1
メソッドの詳細

write

public void write(ObjectOutput out)
           throws IOException
出力ストリームにオブジェクト ID を整列化します。
パラメータ:
out - オブジェクト ID を書き出すための出力ストリーム
例外:
IOException - 入出力エラーが発生した場合
導入されたバージョン:
JDK1.1

read

public static ObjID read(ObjectInput in)
                  throws IOException
指定された入力ストリームから内容が読み込まれるオブジェクトの ID を生成します。
パラメータ:
in - オブジェクト ID を読み取るための入力ストリーム
戻り値:
ストリームから読み出すオブジェクト ID インスタンス
例外:
IOException - 入出力エラーが発生した場合
導入されたバージョン:
JDK1.1

hashCode

public int hashCode()
ObjID のハッシュコード (オブジェクト番号) を返します。
オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
導入されたバージョン:
JDK1.1

equals

public boolean equals(Object obj)
2 つのオブジェクト識別子が同じ内容の場合、それらは等しいと見なされます。
オーバーライド:
クラス Object 内の equals
導入されたバージョン:
JDK1.1

toString

public String toString()
オブジェクトの ID 表記を含む文字列を返します。アドレス空間識別子は、そのオブジェクト ID が非ローカルのアドレス空間からのものである場合に限り文字列表現の中に含まれます。
オーバーライド:
クラス Object 内の toString
導入されたバージョン:
JDK1.1

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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