JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.awt.event
クラス WindowEvent

java.lang.Object
  |
  +--java.util.EventObject
        |
        +--java.awt.AWTEvent
              |
              +--java.awt.event.ComponentEvent
                    |
                    +--java.awt.event.WindowEvent
すべての実装インタフェース:
Serializable

public class WindowEvent
extends ComponentEvent

ウィンドウの状態が変わったことを示す低レベルのイベントです。この低レベルイベントは、ウィンドウがオープン、クローズ、アクティブ化、非アクティブ化、アイコン化、非アイコン化されたときに Window オブジェクトによって生成されます。

発生したイベントは、ウィンドウの addWindowListener メソッドを使って、そのイベントを受け取るように登録されている WindowListener オブジェクトまたは WindowAdapter オブジェクトに渡されます。WindowAdapter オブジェクトは、WindowListener インタフェースを実装しています。それぞれのリスナーオブジェクトは、イベントが発生すると、この WindowEvent を取得します。

導入されたバージョン:
1.1
関連項目:
WindowAdapter, WindowListener, 「Tutorial: Writing a Window Listener」, 「参照: Java クラスライブラリ (更新ファイル)」, 直列化された形式

フィールドの概要
static int WINDOW_ACTIVATED
          ウィンドウがアクティブになったことを示すイベントタイプです。
static int WINDOW_CLOSED
          ウィンドウがクローズされたことを示すイベントです。
static int WINDOW_CLOSING
          ウィンドウをクローズしていることを示すイベントです。
static int WINDOW_DEACTIVATED
          ウィンドウがアクティブではなくなったことを示すイベントタイプです。
static int WINDOW_DEICONIFIED
          ウィンドウが非アイコン化されたことを示すイベントタイプです。
static int WINDOW_FIRST
          ウィンドウイベント識別子に使う整数の範囲にある、最初の番号です。
static int WINDOW_ICONIFIED
          ウィンドウがアイコン化されたことを示すイベントです。
static int WINDOW_LAST
          ウィンドウイベント識別子に使う整数の範囲にある、最後の番号です。
static int WINDOW_OPENED
          ウィンドウがオープンされたことを示すイベントです。
 
クラス java.awt.event.ComponentEvent から継承したフィールド
COMPONENT_FIRST, COMPONENT_HIDDEN, COMPONENT_LAST, COMPONENT_MOVED, COMPONENT_RESIZED, COMPONENT_SHOWN
 
クラス java.awt.AWTEvent から継承したフィールド
ACTION_EVENT_MASK, ADJUSTMENT_EVENT_MASK, COMPONENT_EVENT_MASK, consumed, CONTAINER_EVENT_MASK, FOCUS_EVENT_MASK, HIERARCHY_BOUNDS_EVENT_MASK, HIERARCHY_EVENT_MASK, id, INPUT_METHOD_EVENT_MASK, INVOCATION_EVENT_MASK, ITEM_EVENT_MASK, KEY_EVENT_MASK, MOUSE_EVENT_MASK, MOUSE_MOTION_EVENT_MASK, PAINT_EVENT_MASK, RESERVED_ID_MAX, TEXT_EVENT_MASK, WINDOW_EVENT_MASK
 
クラス java.util.EventObject から継承したフィールド
source
 
コンストラクタの概要
WindowEvent(Window source, int id)
          WindowEvent オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
 Window getWindow()
          イベントの発生元を返します。
 String paramString()
          このイベントを特定するパラメータの文字列を返します。
 
クラス java.awt.event.ComponentEvent から継承したメソッド
getComponent
 
クラス java.awt.AWTEvent から継承したメソッド
consume, finalize, getID, isConsumed, toString
 
クラス java.util.EventObject から継承したメソッド
getSource
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

WINDOW_FIRST

public static final int WINDOW_FIRST
ウィンドウイベント識別子に使う整数の範囲にある、最初の番号です。

WINDOW_LAST

public static final int WINDOW_LAST
ウィンドウイベント識別子に使う整数の範囲にある、最後の番号です。

WINDOW_OPENED

public static final int WINDOW_OPENED
ウィンドウがオープンされたことを示すイベントです。このイベントは、ウィンドウが最初に可視化されたときにだけ送信されます。

WINDOW_CLOSING

public static final int WINDOW_CLOSING
ウィンドウをクローズしていることを示すイベントです。このイベントは、ユーザがウィンドウのシステムメニューでウィンドウを閉じようとしたときに送信されます。このイベントを処理する際に、プログラムが明示的にウィンドウの非表示も破棄も行わない場合、ウィンドウクローズの操作は取り消されます。

WINDOW_CLOSED

public static final int WINDOW_CLOSED
ウィンドウがクローズされたことを示すイベントです。このイベントは、dispose メソッドの呼び出しの結果、ウィンドウがクローズされたあとで生成されます。

WINDOW_ICONIFIED

public static final int WINDOW_ICONIFIED
ウィンドウがアイコン化されたことを示すイベントです。このイベントは、ウィンドウが通常の状態から最小化された状態に変更されたときに送信されます。多くのプラットフォームにおいて、最小化されたウィンドウは、ウィンドウの iconImage プロパティで指定されたアイコンとして表示されます。
関連項目:
Frame.setIconImage(java.awt.Image)

WINDOW_DEICONIFIED

public static final int WINDOW_DEICONIFIED
ウィンドウが非アイコン化されたことを示すイベントタイプです。このイベントは、ウィンドウが最小化された状態から通常の状態に変更されたときに送信されます。

WINDOW_ACTIVATED

public static final int WINDOW_ACTIVATED
ウィンドウがアクティブになったことを示すイベントタイプです。このイベントは、ウィンドウがユーザのアクティブウィンドウになったときに送信されます。これは、そのウィンドウ (またはそのサブコンポーネント) がキーボードイベントを受け取るようになったことを意味します。

WINDOW_DEACTIVATED

public static final int WINDOW_DEACTIVATED
ウィンドウがアクティブではなくなったことを示すイベントタイプです。このイベントは、ウィンドウがユーザのアクティブウィンドウではなくなったときに送信されます。これは、キーボードイベントがそのウィンドウ (またはそのサブコンポーネント) に送信されなくなったことを意味します。
コンストラクタの詳細

WindowEvent

public WindowEvent(Window source,
                   int id)
WindowEvent オブジェクトを構築します。
パラメータ:
source - イベントの発生元の Window オブジェクト
id - イベントのタイプを示す整数
メソッドの詳細

getWindow

public Window getWindow()
イベントの発生元を返します。
戻り値:
イベントの発生元の Window オブジェクト

paramString

public String paramString()
このイベントを特定するパラメータの文字列を返します。このメソッドは、イベントログの作成およびデバッグに使用します。
オーバーライド:
クラス ComponentEvent 内の paramString
戻り値:
イベントを特定する文字列とその属性

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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