JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

java.awt.dnd
インタフェース Autoscroll


public interface Autoscroll

DnD 操作中、その時点ではユーザに見えていないスクロール可能な GUI コントロールの領域に操作の対象をドロップしたい場合があります。

そのような場合、見えない領域を見えるようにするために、GUI コントロールによる検出が行われ、スクロール処理が開始されると便利です。この機能は、自動スクロールと呼ばれます。

GUI コントロールがアクティブな DropTarget であり、スクロール可能でもある場合、このインタフェースを実装することによって、ユーザが自動スクロールジェスチャーを必要としているときに、この通知を DnD システムから受信できます。

自動スクロールジェスチャーを開始するには、「自動スクロール領域」と呼ばれる Component のボーダ領域でドラッグカーソルを事前に設定した時間だけ静止させます。これにより、ドラッグ Cursor を再び移動させるまで Component に繰り返しスクロール要求が送られます。

導入されたバージョン:
1.2

メソッドの概要
 void autoscroll(Point cursorLocn)
          Component に自動スクロールするように通知します。
 Insets getAutoscrollInsets()
          このインタフェースを実装する Component のジオメトリを基準に、自動スクロール領域またはボーダを記述する Insets が返されます。
 

メソッドの詳細

getAutoscrollInsets

public Insets getAutoscrollInsets()
このインタフェースを実装する Component のジオメトリを基準に、自動スクロール領域またはボーダを記述する Insets が返されます。

この値は、関連付けられた Component にドラッグ Cursor が入ったときに DropTarget によって一度だけ読み取られます。

戻り値:
インセット

autoscroll

public void autoscroll(Point cursorLocn)
Component に自動スクロールするように通知します。

パラメータ:
cursorLocn - この操作をトリガーしたカーソルの Point

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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