JavaTM 2 Platform
Std. Ed. v1.3

パッケージ java.awt.datatransfer

このパッケージは、アプリケーション間、およびアプリケーション内のデータ転送のためのインタフェースやクラスを提供します。

参照:
          説明

インタフェースの概要
ClipboardOwner クリップボードにデータを提供するクラスのためのインタフェースを定義します。
FlavorMap FlavorMap は、マップへのインタフェースであり、プラットフォームのネイティブなタイプ名 (文字列) を MIME タイプの文字列、および関連付けられた DataFlavor にマッピングします。
Transferable 転送操作のためのデータを提供するために使用されるクラスのインタフェースを定義します。
 

クラスの概要
Clipboard カット/コピー/ペースト操作を使用して、データを転送する機構を実装するクラスです。
DataFlavor 各インスタンスは、クリップボード、ドラッグ&ドロップ中、またはファイルシステムで現れるデータ形式のあいまいな概念を表現します。
StringSelection String を転送する際に必要な能力を実装する Transferable です。
SystemFlavorMap SystemFlavorMap は、外部から設定可能なマップであり、プラットフォームのネイティブなタイプ名 (文字列) を、MIME タイプの文字列、および関連付けられた DataFlavor にマッピングします。
 

例外の概要
MimeTypeParseException MIME タイプ解析に関連する例外をカプセル化するクラスです。
UnsupportedFlavorException 要求されたデータがこのフレーバでサポートされていないことを示すシグナルです。
 

パッケージ java.awt.datatransfer の説明

このパッケージは、アプリケーション間、およびアプリケーション内のデータ転送のためのインタフェースやクラスを提供します。このパッケージでは、アプリケーション間またはアプリケーション内で転送することができるオブジェクトである、「転送可能」オブジェクトという概念を定義します。オブジェクトは、Transfarable インタフェースを実装することによって、転送可能になります。

このパッケージは、クリップボード機構も提供します。これは、アプリケーション間またはアプリケーション内で転送できる、転送可能オブジェクトを一時的に格納するオブジェクトです。クリップボードは、通常、オペレーションをコピーしたり貼り付けたりするために使います。アプリケーション内で使用するクリップボードを作成することは可能ですが、ほとんどのアプリケーションは、プラットフォーム上で実行中のアプリケーション間でデータを確実に転送できるように、システムのクリップボードを使用します。

導入されたバージョン:
JDK1.1

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バグや機能要求の報告
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、 Java 2 SDK SE Developer Documentation を参照してください。このドキュメントには、概念、用語の定義、回避策、 実用的なコード例など、開発者を対象にした詳細な解説が掲載されています。

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